3月8日(土)夜6時30分から生放送される、史上最大の“ピン芸日本一決定戦”『R-1グランプリ2025』(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)。
過去最多5,511人のエントリーの中から見事決勝戦に駒を進めたのは、ヒロ・オクムラ、チャンス大城、田津原理音、ハギノリザードマン、ルシファー吉岡、吉住、さや香 新山、友田オレ、マツモトクラブの9人(※決勝戦ネタ順)。芸歴3年目の超新星(友田オレ)から決勝戦7回目のベテラン(ルシファー吉岡・マツモトクラブ)までがそろい、23代目王者の称号と優勝賞金500万円をかけて激突する。
大会に向けて、ファイナリスト9人に特別インタビューを実施。第4回は、マツモトクラブが登場。2015年大会では、無名ながらも敗者復活枠から初めて決勝に勝ち上がり、準優勝に輝いた。あれから10年。自身7回目となる決勝戦を前に、今大会にかける思いを語った。
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──決勝戦進出が決まった瞬間を振り返ってみていかがですか?
長いこと準決勝で名前を呼ばれない日々を過ごし、“やっと呼ばれた”という感覚でうれしかったですね。その喜びと、最初に名前を呼ばれた驚きでこんがらがって、発表の映像を見返したら一歩あとずさりしていました(笑)。
──ファイナリスト9人を見ていかがですか?
やっぱりルシファー(吉岡)さんとは昔から一緒に『R-1』を戦ってきたので、一緒に決勝に残ることができてうれしいです。すごい強敵だなと思っています。
──その一方で、若手もいらっしゃいますが?
そういう人のほうが怖い(笑)! 友田オレ(芸歴3年目)とかは怖いです。おもしろいし、何をやってくるかわからないところがあるので。
──初の決勝進出(2015年大会)から10年です。今年はどのような心持ちで挑みますか?
『R-1』を知らないから、『R-1』の“勝ち方”を知らないから、これまでストレートで決勝に行けていなかった気がします。ルシファーさんたちは毎回準決勝を勝ち上がるので、勝ち方を知っている人なのかなと思います。僕はそれを知らずに、ずっと負け続けて、なんとか敗者復活枠から上がっていました。そんななか、今回ようやく準決勝から上がれて。振り返ると、過去6回経験した決勝のうち、唯一ストレートで上がれた2017年だけ“絶対優勝するぞ!”と意気込んでいたんです。でも、その年は全然振るわなくて。なので、未だに勝ち方はわかりませんが、今回こそ決勝の舞台を楽しもうと思います。まずは自分が楽しむ。その上で、見ているお客さんにも楽しんでいただけるようにやれたらいいなと思います。
──“これだけはファイナリストの誰にも負けない!”と誇れる、ご自身の強みを教えてください!
僕の持ちネタはひとりコントで、(架空の)相手がいるんですけど、僕がメインでありながら、僕自身はボケていないというか。僕ではない誰か、“人間と人間のおかしな光景”を見ていただけるネタだと思うので、そこを楽しんでもらえたらうれしいです。ぜひ気負わずに見ていただけたらと思います。
──優勝したら叶えたい夢を教えてください!
お金を借りている人がいるので……。優勝賞金500万円をいただけたら、お金を借りた人たちに返しに行く企画をやりたいです(笑)。AMEMIYAさん、錦鯉の(渡辺)隆さん、ランジャタイのふたり。(活動休止中の)ランジャタイ伊藤(幸司)のところに行けるかはわかりませんが、どうにか行かせていただいて……。家のポストにでも入れておこうと思います。
──最後に、マツモトクラブさんにとって『R-1グランプリ』とは?
【4分で500万円をもらえる“夢のある”大会】です。優勝したいけど、あまり気負わず、楽しんでやります!

『R-1グランプリ2025』
3月8日(土)夜6時30分~8時54分(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)※生放送
決勝戦のネタ尺は4分。ファイナリスト9人が争うファーストステージは、審査員による得点審査。ファーストステージの上位3人が進むファイナルステージは、審査員による決選投票。その結果で、優勝者が決定する。
決勝戦のMCを務めるのは、5年連続のタッグ・霜降り明星&広瀬アリス。審査員は、4年連続の顔ぶれとなる陣内智則、バカリズム、小籔千豊、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、ハリウッドザコシショウに加え、新たにふたりを迎えた7人体制へ。まだ明かされていないふたりの詳細は、決勝戦当日3月8日(土)午後3時から放送の特番『霜降り明星のR-1グランプリを100倍楽しく見るTV』(※一部地域を除く)内で発表予定。
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