2022年12月30日、31日に東京ビッグサイトで行われた『コミックマーケット101』に集結したコスプレイヤーたちの写真&コメントをお届けします。
『コミケ101』で聞いた“衣装に対するこだわりポイント”
現在放送中のテレビアニメから、ちょっと懐かしいマンガやゲームまで、新旧さまざまな作品のキャラクターたち(に扮したコスプレイヤー)が一堂に会し、写真撮影や交流を楽しめるという点も、コスプレイベントに参加する上での醍醐味のひとつ。2023年も『ワンダーフェスティバル2023[冬]』(2月12日に幕張メッセにて開催)や、『AnimeJapan 2023』(3月25日、26日に東京ビッグサイトにて開催)など、コスプレも楽しめる大型イベントは多数控えていて、いずれも盛り上がることが予想される。
QJWebではそれらのイベントにも参加し、コスプレリポートを作成する予定だが、本記事ではそうした取材の予習も兼ねて、2日間で18万人が来場した『コミックマーケット101(略称:コミケ101)』(2022年12月30日、31日に東京ビッグサイトにて開催)をプレイバック。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』や『美少女戦士セーラームーン』といったコスプレイベントではおなじみの作品のキャラから、オリジナルデザインの創作衣装まで、さまざまな格好で参加していたレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“衣装に対するこだわりポイント”も併せて紹介する(『コミケ101』と同日に付近で開催された『となりでコスプレ博2022冬』参加者の写真も掲載)。
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「一番こだわったのはウィッグのボリューム感です。特に両サイドは、ふくらみ過ぎるとキャラのイメージが崩れてしまうので、顔のラインに沿うようにノリで貼りつけています。それと身体のラインが出る衣装なので、きれいに着こなせるようにダイエットもがんばりました」(『シン・エヴァンゲリオン劇場版』アヤナミレイ(仮称)/このえいちこさん)
「衣装やメイクに加え、前髪のセットにもこだわりました。セーラーヴィーナスはシリーズによって前髪の作画に若干違いがあるので、今回はミュージカル版でのウィッグを参考にセットしました」(『美少女戦士セーラームーン』セーラーヴィーナス/まきほさん)
「今回は衣装もウィッグもすべて自作で用意しました。特にこだわったのはウィッグの造形で、全体的なボリュームはもちろん、各部位の跳ねなどもしっかり再現しています。それと、キャラのシルエットも忠実に再現したかったので、衣装をしっかり着こなせるよう身体づくりをがんばったのも、こだわったポイントのひとつです」(『天元突破グレンラガン』ヨーコ・リットナー/えくぼさん)
「『コミケ』が終わったらすぐにお正月なので、それに合わせて今回は和装で参加しました。「Epetice/エペティス」というブランドの“狐の嫁入り”をモチーフにした衣装なんですけど、狐の顔のチャームがかわいらしくて気に入っています」(オリジナル衣装[モチーフ:狐の嫁入り]/火将ロシエルさん)
「今回はオリジナルのコスプレなんですけど、前髪をマンガやアニメのキャラのようにシャキシャキにしたくて、ウィッグカットにこだわりました」(オリジナル衣装[モチーフ:シスター]/九十九ぱてさん)
「オリジナルのシスター風コスプレなんですけど、こちらの衣装に合うメイクを研究といいますか、追求したことが、私なりのこだわりポイントです。まつ毛はしっかりと束感を出して強めにし、リップも濃いめの赤でかっこよさを出しました」(オリジナル衣装[モチーフ:シスター]/ねねさん)
ちなみに次回の『コミックマーケット102』は、2023年8月12日、13日に、今回と同じく東京ビッグサイトにて開催予定。果たしてその際は、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のアニメやマンガ、ゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。
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