『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』『サイバーパンク』コスプレイヤーがハロウィンの池袋に勢ぞろい!『池ハロ2022』レポート

2022.11.17
(左から)本田夕歩さん、紗愛さん、桜井エミリアさん

文・撮影=ソムタム田井 編集=森田真規


10月に東京・池袋の東口エリアで行われたコスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2022』のレポートを、レイヤーたちの写真&コメントと共にお届けします。

コスプレイヤーに聞いた“こだわりポイント”

東京・池袋の東口エリアで、2022年10月29日、30日に開催された大型コスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2022(略称:池ハロ2022)』。マスクの持参・着用、参加中の定期的な消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、さまざまな感染予防対策を講じた上で行われた同イベントには、大勢のコスプレファンが集結。各所で写真撮影や交流を楽しむ姿が見られた。

パレードやギャザリング、さらにはDJパーティーなども実施され、大盛り上がりとなった同イベントを取材し、撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を、レポート記事と併せてお届けしよう。

ちなみにコスプレイベントといえば、レイヤー陣の衣装を通して、その時期に旬のアニメやゲームなどを分析できるところも、参加する上での醍醐味のひとつ。池袋サンシャインシティやイケ・サンパークといった、東口エリアに点在するいくつかの会場をのぞいてみたところ、『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』など、現在放送中のテレビアニメのキャラクターたち(に扮したコスプレイヤー)が勢ぞろい!

ほかにも、Netflixで配信中の『サイバーパンク エッジランナーズ』や、興行収入182億円突破(11月14日現在)の映画『ONE PIECE FILM RED』、2022年夏シーズンに放送されてコスプレ界隈でも好評を博した『リコリス・リコイル』など、多彩な作品のヒロインたちが集結し、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのも印象的だった。そんなレイヤーたちに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”は以下のとおり。

「アニメのキャラクターっぽさより、実際にいそうな女の子、という雰囲気にしたほうがこのキャラには合うと思ったので、ナチュラル寄りのメイクにしたところです。普段のメイクとアニメコスプレの中間あたりを意識しました」(『DEATH NOTE』弥海砂/本田夕歩さん)

『DEATH NOTE』弥海砂/本田夕歩さん
『DEATH NOTE』弥海砂/本田夕歩さん

「メイクで特徴的なつり目を再現したところですね。ヨルさんは普段はおっとりしていて、柔らかいイメージなんですけど、戦うときはキリッとした目つきになるので。そうした“強そうな雰囲気”を出せるように、目元のメイクにはこだわりました」(『SPY×FAMILY』ヨル・フォージャー/紗愛さん)

『SPY×FAMILY』ヨル・フォージャー/紗愛さん
『SPY×FAMILY』ヨル・フォージャー/紗愛さん

「今回の衣装はコスチューム制作が得意な友達が作ってくれたんですけど、ボディラインがきれいに見えるようにぴったりのサイズで仕上げてもらったので、体型の維持には気をつけました。ミリ単位でも太るとパーツが弾け飛んでしまうくらいピチピチなので、無事に着ることができてホッとしています」(『サイバーパンク エッジランナーズ』ルーシー/音琴ひつじさん)

『サイバーパンク エッジランナーズ』ルーシー/音琴ひつじさん
『サイバーパンク エッジランナーズ』ルーシー/音琴ひつじさん

「正面からだけでなく、振り向きやしゃがんで銃を構えるポーズなど、どの向きから撮ってもらっても写真映えするように小道具を充実させたところですね。アイテムが増えるほどポージングのバリエーションも増えるので、そこは毎回こだわっています」(『リコリス・リコイル』錦木千束/猫田あしゅさん)

『リコリス・リコイル』錦木千束/猫田あしゅさん
『リコリス・リコイル』錦木千束/猫田あしゅさん

大盛況となった『池ハロ2022』につづき、コスプレが楽しめるイベントとしては年末に『コミックマーケット101』(東京国際展示場にて、2022年12月30日、31日に開催予定)が控えている。果たして、こちらの開催時にはどのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のアニメやコミック、ゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。

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