JO1・INI・ME:Iを生んだ『PRODUCE 101 JAPAN』新章始動。“新世界”へ──ディーン・フジオカが呼びかける
JO1・INI・ME:Iを排出した『PRODUCE 101 JAPAN』の最新シーズン『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』が、2026年3月26日にスタートする。
国民プロデューサー代表のディーン・フジオカ、SEKAIプロデューサー代表のチェ・スヨン(少女時代)が就任した今シーズンのデビューグループは、日韓同時デビューが確約され、全世界からの投票を受けつけるなど、グローバル進出を強く意識した取り組みが随所に見られる。
ここでは、ディーン・フジオカやチェ・スヨン、トレーナー陣に練習生82名が参加した、2月24日に行われた記者発表会をレポートする。
目次
日韓同時デビューが確約されたグローバルグループ
サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101』シリーズは韓国で2016年に誕生し、日本では2019年に『PRODUCE 101 JAPAN』として初めて実施。視聴者が“国民プロデューサー”となり、投票によってデビューメンバーが決定するという仕組みにより、毎回熱狂を呼んでいる。
『SEASON1』ではJO1、2021年の『SEASON2』ではINI、2023年の『THE GIRLS』ではME:Iが誕生。各グループは『NHK紅白歌合戦』出場やCDセールスのミリオン達成、ドーム公演やアリーナツアーの開催など、それぞれに輝かしい活躍を見せている。
そんな『PRODUCE 101 JAPAN』の最新シリーズが『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』だ。“新世界”と銘打たれたタイトルからして、これまでのシリーズとは趣が異なるが、最も大きな特徴は、シリーズ上初めて全世界で番組配信を行い、全世界からの投票を受けつけるということ。さらに国籍や出身地を問わず応募可能であるため、日本はもちろん韓国、タイ、アメリカ、台湾、オーストラリアなど、さまざまな地域から練習生が参加している。
デビューグループは日韓同時デビューが確約されているということもこれまでにない試みであり、総じてグローバル進出を意識した展開が特徴的だ。
ディーン・フジオカも太鼓判のトレーナー陣
2月24日に行われた記者発表会には、練習生82名と、練習生たちを熱く導く国民プロデューサー代表のディーン・フジオカ、SEKAIプロデューサー代表のチェ・スヨン(少女時代)、そしてダンストレーナーの仲宗根梨乃とKAITA、ボーカルトレーナーのKevin Wooと川畑要(CHEMISTRY)、ラップトレーナーの安達祐人が登壇した。
ディーン・フジオカは香港でキャリアをスタートさせ、国境を超えて活躍してきたアーティスト。そんな彼は韓国に滞在して行われたという『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』の収録を振り返り、「現場では韓国のクルーと日本のクルーが共同で制作を行っていて。通訳の方が韓国語、日本語、中国語、英語の4カ国語で入って進行していく。『グローバルグループを作る』というプロセスが1日ごとにかたちになっていく熱気を感じますし、このプロセス自体が『新世界』という名前に相応しい。そんな日々を経験しています」と、現場の様子を紹介する。
トレーナー陣の間には和気あいあいとしたムードが漂い、すでに息ぴったりの様子。ディーンが「みなさんはそれぞれの分野で、世界を舞台に活躍されてきた方。練習生のみんなは、そのノウハウや経験に直接触れられて学べる。自分がデビューしたころ、こんな環境に出会えていたらどれだけ幸せだっただろう。そう思うくらい頼もしいです」と目を輝かせてから、「どうですか、皆さん?」と問いかけると、トレーナー陣はパワフルな仲宗根を筆頭に「フー!」と声を上げて反応。現場の明るい雰囲気をうかがわせた。

チェ・スヨン「世界を舞台に活動した先輩としてアドバイスしたい」
トップアイドルとして活躍してきたチェ・スヨンと仲宗根は、振り付けやコンサートの演出などをともにしてきた間柄。スヨンが「梨乃さんはパフォーマーとしても女性としても尊敬している存在なので、ご一緒できてすごくうれしいです」と話すと、仲宗根も「こうしたかたちで再会できたことに私もすごく感動しているし、エモーショナル!」と喜びを爆発させ、スヨンと熱くハグをする。
そしてスヨンは「私に何ができるか悩んでいましたが、世界を舞台に活動した先輩として、メンタル面やセルフケア、自分を守りながら成長できるルーティンやシステムを、練習生たちにアドバイスできたらいいなと思っています」と意気込んだ。
仲宗根は『SEASON2』『THE GIRLS』に続いて3回目の参加。時に厳しくも愛情に満ちた彼女の指導はもはや“日プ”名物だが、そんな仲宗根は、「新世界」と過去シリーズとの違いを「バリあり!」と断言する。
「『まさに新世界』というびっくりするコンテンツで、練習生の能力をもっと上げてくれるチャレンジがぶちこまれた内容になっている。私も勉強になっているし、見ている側にもサプライズがたくさんあるはずです。たくさんワクワクドキドキして、涙あり、感動あり。一緒に愛を込めて、ご声援をよろしくお願いします」とアピールした。
YURA「誰よりも努力をし続けた結果、センターを勝ち取ることができた」
そして会見へは、82名の練習生も登壇。大勢の報道陣に囲まれて緊張の面持ちながら、それぞれの瞳は未来への輝きに満ちている。テーマソング「新世界(SHINSEKAI)」でセンターを務めるYURA(安部結蘭)はほかの練習生に負けない自分の強みについて「根性です。誰よりも努力をし続けた結果、テーマソングのセンターを勝ち取ることができたからです」と堂々と語り、ISSA(柳谷伊冴)は、スヨンから授けられた「自分を愛さなければほかの人から愛されない」という言葉が心に残っていると紹介。ISSAはその理由を「人の間に立つということはファンのみなさんがあってこそ。だからまずは自分を愛して、大切なファンの皆様から愛されるような人になっていきたい」と説明した。
ロサンゼルス出身のARCHER(アーチャー・ウイ)は、「トレーナーにこれだけは言いたいことは?」という質問へ日本語で回答をしようとするも、言葉に詰まってしまい、急遽英語で回答。MCが「練習生の中で訳せる方はいますか?」と問いかけると、JUNGUK(シン・ジョンウク)が挙手し「『これまでの合宿でトレーナーさんたちから学んだことがたくさんあって、本当に感謝の気持ちがあります。そのなかで一番役に立ったのは、曲をもっと感じられたという言葉でした』と言っています」と流暢に訳する場面もあった。
冒頭でディーン・フジオカが語っていたとおり、練習生たちは多言語が行き交う環境でともに切磋琢磨し、夢を追っている。番組でも、これまでのシリーズとは異なるコミュニケーションが数多く切り取られていることだろう。
また世界に通用するアーティストになるためどのような努力をしているかと問われると、KOSUKE(照井康祐)は「表情はパフォーマンスにおいて必要不可欠なもの。全世界の人々から愛される人になるために、いろんな表情を作る練習をしています」と話し、ピースサインをしながら輝くような笑顔を披露。
そして、歌が得意だというYOSHIKI(矢田佳暉)は「言語の壁があったりして歌詞の意味がわからないお客さんの心もつかめるアーティストになるため、歌う時の表情や、情景を大事にしながら歌うように心がけています」と語っていた。

『新世界』ファイナルは6月6日に生放送
全世界から投票が集まるということで、人気を集める練習生の傾向も、これまでのシーズンとは異なってくることが予想される。そして4月から『DayDay.』(日本テレビ)で、『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』の特別編が放送されるというのも気になるポイントだ。『Nizi Project』や『THE FIRST』、『THE LAST PIECE』など、同じように朝の情報番組で放送されるオーディション番組は過去にも多数あったが、いずれも普段アイドルに接する機会がない層からも関心を集め、幅広いファンを醸成する地盤になっている。
さらに『DayDay.』には、“日プ”の先輩であるINIの許豊凡が不定期ながらレギュラー出演中。グループの中で唯一の外国人メンバーとして活躍する彼の存在は、特に日本国外から参加した練習生にとっては心強いに違いない。
ディーンは会見の最後に、「最初から全世界に向けて活動していくことを見据えてメンバーをそろえる試みです。見方次第では酷だなと思うところもありますが、これだけ恵まれた環境はない、自分はそんなふうに見ています」と前置きした上で、「あなたの1票が、このグループを作っていく。みんなで一緒に未来を創りあげる。そんな企画、そんな番組になっていると思います。一緒に新世界を創りあげていきましょう!」と力強く呼びかけていた。
ファイナルの生放送は6月6日。練習生全員へ応援の思いを持ちつつ、どのようなグループが誕生するのか、楽しみに見守りたい。
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