毎月熾烈な争いが繰り広げられる、太田プロ所属芸人によるネタライブ『月笑』。来場者と生配信視聴者の投票によって、順位と獲得ポイントが決まる仕組みとなっている。12月には、『月笑』年間チャンピオンを決める「クライマックスシリーズ」が開催される。
太田プロ所属芸人はG1〜G6のランクに分かれており、G3〜G6が『Jr.ライブ』、G1とG2が『月笑』でネタを披露することができる。その月の順位によってランクの昇格や降格が決まり、『Jr.ライブ』と『月笑』のメンバーは常に激しく変動し続ける。
本記事では、11月10日(月)に開催された『月笑』11月ROUNDネタ終わり直後のG1メンバーのインタビューをお届け。動画では、ネタの見どころはもちろん、今年の『月笑』全体の総括コメントをたっぷり語ってもらった。
目次
それもまた一興「去年とほぼ一緒の状況に……」
五十嵐「(今回のネタの見どころは)殿と家臣の気まずい感じとかですかね。あとは、衣装が恥ずかしすぎるっていう……」
松岡「やはりな、金なし若手芸人に本格的なヅラは厳しいので、どうしてもこういうおもちゃみたいになってしまうのは、心残りではございますね」
五十嵐「楽屋でひとりだけハロウィンみたいな」
松岡「漫才師はカッコよくてよろしい」
五十嵐「去年の『月笑』は年間ポイントが1ポイント差で最終4位だったんですよ(最終決戦圏内は3位まで)。ギリ3位に入れなくて、最後の最後でまくられたんですけど……今年もまったく同じ展開になりましたね」
松岡「今、年間ポイントが5位」
五十嵐「ワンチャン、今月の結果次第で3位に入れるかもしれないんですけど……ほぼない。去年と一緒でした」
松岡「来年はこんなハラハラドキドキしないように、ちゃんと1位をキープできるようにいきたいと思いますね。でも今年も、善戦はしたほうだと思います。いつ我々が試行錯誤ゾーンを抜けるかは、みなさんに見守っていただけたらと思います」
11月ROUNDの結果:8位(G2降格) 年間獲得ポイント:144(5位)
ライオンロック「長峰の“ヤバさ”をお知らせしたい」
小林「(長峰は)変な子なんです、普段から。そういったところを今回はネタに盛り込んでますんで。さすがに全部が実話ではないですけど、ほぼ実話だと思ってネタを観ていただくと、よりいっそう、彼のヤバさがみなさんに伝わるんじゃないかと思います」
長峰「ヤバいって、いい意味でも使いますからね」
小林「いい意味でも悪い意味でも、ヤバいネタです」
長峰「彼(小林)がネタを作ってきてくれて、ヤバいネタやなと思ったんですよ。でも、すごく口なじみがいい……」
小林「ほらー! 実話なんじゃん!」
長峰「実話じゃないやん! 実話なわけないやろ!」
小林「彼(長峰)って、ちゃんとした奴に見えるでしょ。それが、ちゃんとしてないってことを世間にお知らせしたいんですよ。漫才というより、お知らせなんですよ」
長峰「ネタの見どころやから。俺の見どころ言うてどうすんねん」
小林「そやな(笑)。今年は、年間王者になるために毎月挑んできました。なので(クライマックスシリーズも)それをやるだけですけど? ……ちょっとヤバいかもしれん! でも本当に年間王者になりたいです! 絶対優勝します!!」
11月ROUNDの結果:7位(G2降格) 年間獲得ポイント:160(1位/クライマックスシリーズ出場)
ハマノとヘンミ「今年は例年とは違う手応え」
へんみ「今回のネタは、へんみメインですね。へんみの演技、所作、言葉遣い、声のトーン……完璧に近い状態でできたと思います。まあ、すべて濵野の指示なんですけど」
濵野「私が指示してすみませんでした」
へんみ「いやいや、え、皮肉?」
濵野「本気です」
へんみ「でも、お客さんもけっこう笑ってくれて」
濵野「お客さんが笑ってくれて本当に良かったんですよ。アニメとかに出てくるお金持ちの子のしゃべり方を、一般の家庭なのにするっていう。僕は普段ツッコミをしないんですけど、このネタは、へんみがボケという」
へんみ「珍しい」
濵野「だから初めて、ツッコミって難しいんだなと思いました。いつも悪かったな」
へんみ「……俺このあと、盛大に怒られる?」
濵野「もちろん」
へんみ「『月笑』年間の総括でいうと、いつも、一番最後の月の順位があんまりよくないんですよ。毎年微妙な感じで終わってしまって、翌年G2からスタートみたいな。ただ、今年は例年と違うんじゃないかなと。来年G1スタートは全然あり得るんじゃないかなと思います」
濵野「僕はギリ降格だと思います」
11月ROUNDの結果:6位(G2降格) 年間獲得ポイント:121(6位)
群青団地「演出の最先端を行っている」
横「今回、初のスポットライトを使いました。我々は常に演出の最先端を行っているので」
福田「あんまり自分で……」
横「(『月笑』会場の)シアターマーキュリー新宿のLEDのバックスクリーンを初めてネタで使ったのが僕ら」
福田「違います、それは」
横「スポットライトも初めてすぎて、リハのときにスタッフさんが『全然顔に(光が)当たらないです!』ってすごい調整をしてくれてたから」
福田「じゃあ初めてかもね」
横「ぜひ演出の部分を注目して観てほしいです」
福田「ネタの内容は、自分たちの実際のキャラに合ったキャラ」
横「いったら“ニン”というか、たしかに自分たちの人間が出てるネタ」
福田「僕は、脳の記憶を司る部分、海馬が本当になくて……それにちなんだネタです」
横「今年の『月笑』は我々、G1とG2を本当に行ったり来たりしてしまいましたね。なかなかG1残留がなくて。でも来年はクライマックスシリーズのトップ3(最終決戦圏内)に食い込めるようにしたいです」
11月ROUNDの結果:5位(G1残留) 年間獲得ポイント:116(7位)
モシモシ「これが3人の総意です」
まぐろ「今年の『月笑』をいいかたちで締めくくりたいなということで、自信のあるネタを持ってきたので、配信でも観て楽しんでもらえたらなと。3人共通の思いです」
いけ「僕は……そんなふうにはまったく思っていなくて。観てくださったお客さんからしたら、僕らがお気に入りとか自信があるとか関係なくて、ただ今日笑いたいから来ているだけであって、それを楽しませることだけが僕たちの使命です」
あきちゃん「楽しませたいからいいネタを持ってきたって(まぐろが)言ってたけどな」
いけ「俺もそう思う」
まぐろ「みなさんも一度は経験したことのある、全校集会で『みなさんが静かになるまで何分かかりました』といった場面。そこから始まる物語が……まさかこうなるとは。そのワクワク感を抱きながら観てもらえたら、というのが3人の総意だと思います」
いけ「はい。それは本当にそうです。なんでもかんでも真逆のこと言うと思ったら大間違いです」
まぐろ「今年はG3に落ちなかったのはよかったんですけど、G1とG2を行き来してきた、あともう一歩のプロ野球選手みたいな状態がやっぱり苦しかったです。来年はチャンピオン争いに絡んでいけるような位置でやっていきたいなと、3人の総意としてあるかなと思います」
いけ「ちょっと近い気持ちです」
11月ROUNDの結果:4位(G1残留) 年間獲得ポイント:113(8位)
さすらいラビー「『月笑』を卒業します(?)」
中田「はっきり言えるのは、本当にほかのメンバーが育ってきて、いい感じだなと」
宇野「誰なんだお前は」
中田「いかに僕らが本物で、まわりがフェイク野郎ばかりかというのを、1年間通して告げてきたんですよ。ようやく(まわりが)育ってきました。ほかのメンバーみんなウケている。おもしろい。もう安心です」
宇野「終わるんか? お前」
中田「『月笑』を卒業します」
宇野「無理ですよ。勝手には無理だから」
中田「僕ら(の出来)は……そこそこでした」
宇野「情けねえ。いやウケたよ」
中田「僕らの圧倒的な実力を、漫才とコントそれぞれで見せつけすぎる1年になってしまった」
宇野「まあまあG2落ちたぞ」
中田「1回ね。まあ『月笑』自体が1年を通してすごく盛り上がったと思うので、これからもみんなで一丸となって盛り上げていけたらなと思います。いかに僕らが一段高い視座からこの事務所を眺められているかという……僕らが圧倒的に格が違いますということでした」
11月ROUNDの結果:3位(G1残留) 年間獲得ポイント:153(4位)
青色1号「シソンヌじろうさんに『若い』と言われたから」
カミムラ「見どころはですね、榎本くんのセリフ量。しかも今日、セリフを急遽いっぱい増やして、それを榎本が4時間くらいで覚えてる。榎本の記憶力が今日の見どころです!」
榎本「本当に大変でした。前の仕事があったんですけど、その時間、ずっと台本覚えてました」
仮屋「野球場での仕事だったんですけど、ユニフォーム着てずっとぶつぶつ言ってました」
榎本「前回のインタビューで『学生服(を着るネタ)をやめる』って言ってたんですけど」
カミムラ「(『キングオブコント2025』決勝で、シソンヌの)じろうさんに『若い』って言われたんで、それならまだいけるんじゃないかと」
仮屋「年齢に合ってます、これは」
カミムラ「今年の『月笑』クライマックスシリーズは、僕らの2連覇がかかってるんで。連覇とかをしたことがないので、人生初連覇を目指して戦いたいです」
11月ROUNDの結果:2位(G1残留) 年間獲得ポイント:155(2位/クライマックスシリーズ出場)
センチネル「けっこうバチバチでやってますんで、太田プロ」
トミサット「今回はエキセントリックかつ健康をテーマにしたネタです。最近、生活習慣病とか現代の問題だから、そういうことをお笑いとしてクリアできたらな、というネタになっています」
大誠「楽しくクリアできるはずです」
トミサット「いや最後……被ったか」
大誠「最後ちょっと、トミサットが自分の二頭筋に話しかけちゃってるところがあったんで、配信をご覧になる方に聞こえるかどうかわからないんですけども」
トミサット「今年の『月笑』は、先輩方に聞いても過去イチ激戦を繰り広げている、競り合っているそうなので」
大誠「僕らは(10月時点での年間総合順位が)4位で、そのあたりがみんな1ポイント差なんですよ。だからマジで今日で決まるんですよ。けっこうバチバチでやってますんで、太田プロ。ぜひ見届けてください」
トミサット「全員が全員のこと袖で『スベれ』って思ってます」
大誠「足を引っ張り合ってます」
11月ROUNDの結果:1位(G1残留/月間優勝) 年間獲得ポイント:154(3位/クライマックスシリーズ出場)
12/15(月)は、いよいよクライマックスシリーズ開催!
『月笑』11月ROUNDは、【11月24日(月)21:00まで】視聴可能なアーカイブ配信を販売中。来年の『月笑』開催については、太田プロライブ『月笑』公式Xもしくは太田プロダクション公式ホームページで告知予定となっている。
また、12月15日(月)に東京・イイノホールで開催される『太田プロライブ月笑2025クライマックスシリーズ』のチケットは現在販売中!
MCは、酒井健太(アルコ&ピース)、宮下兼史鷹(宮下草薙)、アシスタントMCを横山由依が務める。ゲストには、マシンガンズ、タイムマシーン3号、アイデンティティ、宮下草薙が登場予定。エキシビジョンとして、さすらいラビー、それもまた一興、ハマノとヘンミ、群青団地、モシモシもネタを披露する。
2025年の『月笑』のチャンピオンとなるのは、いったい誰なのか? 見事クライマックスシリーズ出場が決まった、ライオンロック、青色1号、センチネルの激戦をぜひ見届けていただきたい。
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