2024年10月25~27日に東京・池袋の東口エリアで開催され、16万1000人が来場した大型コスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2024』。同イベントでバーチャルYouTuber(VTuber)に扮したコスプレイヤーたちにインタビューを実施。“衣装やメイクに対するこだわりポイント”を聞いたレポートをお届けします。
コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”
コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも参加する上での醍醐味のひとつ。2025年も全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。
そうしたイベントに興味はあるもののまだ参加したことがないという方に向けて、本稿では2024年後半に行われたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。
ここでピックアップするのは、2024年10月25~27日に東京・池袋の東口エリアで開催された大型イベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2024』に参加していた、バーチャルYouTuber(VTuber)に扮するコスプレイヤーたち。
キャラクターごとに複数の衣装(スキン)が存在するスマホゲームアプリと同じく、さまざまなバージョンの衣装がデザインされているVTuberも、コスプレ界隈では人気の高いコンテンツのひとつ。
夏なら水着、クリスマスシーズンならサンタ衣装といった具合に、イベントの開催時期に合わせてコスチュームを変更できるので、“常に新鮮な感覚で好きなキャラのコスプレを楽しめる”ところも、レイヤーにとってはうれしいポイントといえるだろう。
今回のイベントでは、連日、同じVTuberの別バージョンの衣装を着て参加していたコスプレイヤーや、VTuber同士で集まって“併せ”を楽しんでいたグループもいて、取材を依頼したところ快く撮影に応じてくれた。
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「ウィッグのクオリティを高めることにこだわりました。そのかいあって、毛先の跳ね具合などもなかなかいい感じに再現できたんじゃないかと思っています。それとこの衣装は、ところどころに絵の具が飛び散っているのも特徴的なポイントなので、肌に直接、絵の具を塗って、雰囲気を再現してみました」(小森めと[ぶいすぽっ!]/りなしぃさん)

「参加したのがハロウィンのイベントだったので、それに合うイメージのコスプレをしてみました。力を入れたのはウィッグの造形とメイクで、特にメイクは森カリオペのモチーフが“死神”ということもあり、できるだけ暗くしています。その上でエレガントな雰囲気も表現できるようこだわりました」(森カリオペ[ホロライブ]/ユリコタイガーさん)

「注目していただきたいのは頭のゴーグルです。いろいろ探したもののつなちゃんにぴったりのものが見つからなかったので、デザインが近い既製品を購入。そこに自分で着色して、この形に仕上げました。胸元や太ももが出ている露出度高めの衣装なので、きれいに着こなせるように減量をがんばったのも、今回のコスプレでこだわったポイントです」(猫汰つな[ぶいすぽっ!]/愛河莉音さん)

「マリン船長のコスプレということで、ボン・キュッ・ボンなメリハリボディを再現したくて、身体作りをがんばりました。それとこのウィッグは2代目でして、初代のウィッグより写真に写ったときにきれいに見えるように、色味、質感、ボリュームなどにこだわって用意しました」(宝鐘マリン[ホロライブ]/やむ太郎さん)

「細かいところまで作り込んで、べに様らしさを表現しました。色味や質感にこだわったつけ爪や、胸元にあるチャームポイントのほくろなどにも注目してもらえるとうれしいです!」(八雲べに[ぶいすぽっ!]/りなしぃさん)

QJWebでは今後も、全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、レポート記事を作成していく。連載形式で順次アップする予定なので、こちらもご期待いただきたい。
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