客席には芸人だけ。超ゲリラ公演で起きたこと…小松海佑単独公演「りんごのホームランを打ちたい」ライブレポート

2024.7.14

編集=QJWeb編集部


小松海佑単独公演「りんごのホームランを打ちたい」が2024年7月7日に座・高円寺2にて開催された。このライブの開催が発表されたのはライブ当日の7月7日。通常のチケット販売は行わず、「観覧できるのはお笑い芸人のみ」という挑戦的な枠組みだということも同時に明らかになる。嵐のように巻き起こった超ゲリラ公演、その空気感をレポートしたい。

小松海佑 単独公演「りんごのホームランをホームランを打ちたい」配信チケットはこちら

開場、芸人たちが座・高円寺2に集まる

18:30。ライブ開催自体が当日告知のため誰が来るのかも見当がつかないなか、定刻どおりに座・高円寺2が開場した。

「りんごのホームランが打ちたい」キービジュアル

ひとり、ふたりと芸人たちが会場に入る。演者としてではなく、観客として芸人が劇場入りする様子はどこか新鮮。春とヒコーキやゼンモンキー荻野将太郎、鈴木ジェロニモ、Aマッソ加納など、そうそうたる芸人が集まった。

公演後の写真(左からゼンモンキー荻野/春とヒコーキ・ぐんぴぃ/小松海佑/春とヒコーキ・土岡哲朗/鈴木ジェロニモ)

開演、小松海佑が登場する

19:00「りんごのホームランを打ちたい」開演。舞台が明転すると小松は「お願いします」とひと言。

結果からいうと、小松海佑単独公演「りんごのホームランを打ちたい」は40分弱の長尺漫談一本勝負の単独ライブだった。とある喫茶店で始まった物語は時間を超え、空間を超え、ピークを迎えたところで再び喫茶店に引き戻される、披露されたのはそのような漫談だった。

座・高円寺2の舞台は広い。演者とマイクしか存在しない漫談という形式であるからなおさらそう感じる。

しかし小松が漫談を進めるうちにストーリーは舞台に充満して、次第に話し手である小松のサイズが大きくなる。もしくはこちらとの距離が小さくなるようにも感じられる。結果的に観客の焦点は小松だけに集中する。

40分弱の長尺漫談。ストーリーがあまりに早いテンポで展開されるため、時に物語に追いつけなくなったり、選択すべき2択を小松と共有できているのか不安になる瞬間もある。しかし、小松海佑の脳内では間違いなくひと続きの映像が美しく映し出されているという実感があるため、観客は振り落とされまいと必死になる。

終演後、晴れやかな顔をした芸人もいれば、難しい顔をしている芸人もいた。小松海佑の長尺漫談を一本聴き終えたという事実は等しいが、それが観客(芸人)に与えた影響はそれぞれ違う気もする。

『芸人雑誌』Xアカウントより
『芸人雑誌』Xアカウントより

小松海佑の漫談を存分に浴びることができる本公演の配信チケットは、7月17日(水)22時まで販売している。何度も見返すことのできる配信という形式で小松海佑単独公演の隅から隅までを味わってほしい。

小松海佑 単独公演「りんごのホームランをホームランを打ちたい」配信チケットはこちら

小松海佑 単独公演「りんごのホームランを打ちたい」

料金:配信チケット1,000円(税込)
チケット:Live Pocketにて発売中(動画配信は7月17日23時59分まで)
販売ページ:【動画配信】小松海佑単独公演「りんごのホームランが打ちたい」のチケット情報

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