【画像39枚】TWSのサマーソングに受けた衝撃。「これほどまでに夏を味方につけるとは!」前作からつながる世界観も
今年の1月にSEVENTEENの弟分としてデビューしたTWS(トゥアス)が、爽やかな夏の雰囲気をまとってカムバック! 2nd Mini Album『SUMMER BEAT!』で、デビューアルバムで表したTWSらしい清涼感はそのままに、さらに成長した姿を見せてくれた。
「S極」と「N極」の関係を描くサマーソング
6月24日にリリースされた今作は、韓国のアルバム売り上げ集計サイト『ハントチャート』によると、なんと発売1週間で約51万枚以上の売り上げを記録。さらに日本でも、オリコン週間アルバムランキング初登場2位となり、着実に人気を広げていることを証明した。
タイトル曲「If I’m S, Can You Be My N?」は、その曲名どおり、「僕がSなら君は僕のNになって どんな瞬間でも君を見つけられるように」という歌い出しから始まる、TWSらしい爽やかでかわいらしい夏ソング。自分たちの関係を磁石の「S極」と「N極」にたとえ、「反対同士が惹かれる一千万個目の理由を 明日の僕らは知ってるかもしれない」と、軽やかに歌い上げている。
デビュー曲との共通点は?
少年の初恋を表現したような甘酸っぱい歌詞と、一度聴いたらクセになるキャッチーで明るいメロディは、TWSのデビュー曲「plot twist」に通じるものがある。そう思っていたら、まさにこのアルバム自体が、前作でTWSが楽曲を通じて表現した「初めての出会い」からの続編となっていて、「さらに深まる関係の中で、一緒に過ごすことに対する楽しさやドキドキ」を描いた作品となっているそうだ。
前作から繋がっていると知ってから改めて「If I’m S, Can You Be My N?」を聴くと、さまざまな発見があっておもしろい。「plot twist」では「教えて 君の名前は何?」と、まだ名前も知らない状態だったが、「If I’m S, Can You Be My N?」では「下の名前で呼ぶのはまだ慣れなくて」と歌っている。「plot twist」リリースから5カ月で下の名前を呼び合う関係にまで進展したことがわかり、なぜかこちらまで「よかったね!」とうれしい気持ちになる。
このように「一緒に過ごすことに対する楽しさ、ドキドキ」を表現した今曲は単純に初々しい友情を歌った曲とも捉えられるが、デビューして5カ月経ち、TWSとTWSのファン「42」との関係がどんどん深まっていく様を表現しているようにも感じられる。
MVの世界観も「plot twist」からしっかりと繋がっていて、どちらも学校を舞台にしている。前作ではブレザー姿で屋上で笑顔で踊っていた彼らが、今曲では夏服や半袖のユニフォームに着替えてパフォーマンス。彼らの初々しさ、爽やかさ、そして弾けるような明るい笑顔が“夏の学校生活”にあまりにもピッタリすぎる。
また、「plot twist」ではキャッチーな振り付けがSNSで人気となり、ダンスチャレンジブームを巻き起こしたが、今作もかわいらしい振り付けがすでに人気急上昇中。「恥ずかしくて頭を掻いている姿から始まり、自然と惹かれる心を磁石のように手の動作で表現しています」(JIHOON)、「歌詞に合わせて手を伸ばす箇所があり、とてもかわいいと思います」(HANJIN)と本人たちも語っているように、歌詞とリンクした振り付けにぜひ注目してみてほしい。
少年マンガのような“青春感”
6月5日に先行配信された「hey! hey!」は、同じ夢を持つ仲間たちが出会い、ひとつのチームを作っていく過程を描いた楽曲。
「好きなことのために We don’t stop 諦めなんて踏みつけてRunning」「いつもひとりだった僕が We don’t stop 『一緒』って言葉が好きだ」「一緒に走ってるとき 君はどんな気分なのか この歌が終わるとき教えてくれる?」
こういった、まさに仲間と夢を追いかけ続ける彼らの今の心情を、まっすぐに描いた歌詞が続く。一度でも何かしらのグループを推したことのある方、特にメンバー同士の仲のよさや絆の強さが大好物な方ならば、この歌詞に胸を打たれるのではないだろうか。
MVでは6人が夏の制服姿で、放課後一緒にアイスを食べたり、バスケをしたりと「If I’m S, Can You Be My N?」とはまた違った“夏のTWS”を楽しむことができる。疾走感あふれるメロディーと共に、海辺を全速力で走り抜ける6人と、「僕らって本当に 偶然を超えた運命だって信じてる」という超絶エモい歌詞。まるで少年マンガから飛び出してきたかのような“青春感”と若々しいエネルギーが、これでもかと感じられる今楽曲は、すっかり大人となってしまった筆者にはあまりにも眩しく、もはやうらやましささえ感じた。
今回のカムバックで真っ先に感じたことは、「TWSがこれほどまでに夏を味方につけるとは!」という驚きと感動だった。TWSの魅力を語る際に外せない“清涼感”は、夏との相性抜群だ。この夏、きっと何回も『SUMMER BEAT!』を聴くだろう。そして秋、冬へと季節が変わっていくなかで、さらに成長したTWSが次はどのような楽曲でカムバックするのか、どんな姿を見せてくれるのかも、今から楽しみで仕方がない。
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