写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優・声優による連載「QJWebカメラ部」。
日曜日は、テレビアニメ『ラブライブ!』『戦姫絶唱シンフォギア』などに出演する声優の南條愛乃が担当。
ポラロイドや一眼レフで日々の写真を撮り溜めている彼女。そんな「カメラ好き声優」南條愛乃が、日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
ふらり美術館
先日、移動中にちょっと時間が空いていたので、美術館に入ってみました。
普段美術館とかは、行こうと思って予定を立ててから行く場所だったんですが、ふらりと立ち寄ってみるのもいいなあと思いました!
一歩入った瞬間から、暑さも騒々しさも時間の流れも、外とはすべてが逆の世界。
さっきまで暑くて賑やかで、次の現場まであと何分あるから〜〜……と慌ただしく考えていたのが嘘みたいに、静かで厳かな空気に一瞬で包まれました。
ものの30分弱で、足早に観て回りましたが、それだけの時間でもいい刺激をたくさんもらいました〜〜。
どうしてこの一瞬を描こうと思ったんだろう?
この描き方は、どんな画材をどうやって使ったらこうなるんだろう?
ここにこの染料を選ぶセンス!!
見て描いたのか、写真にして描いたのか、想像も織り交ぜているのか……
こういった景色が目の前に広がっていたんだなぁ
など、間近で観たり、遠目で観てみたりしながら、自由に作品を受け取らせてもらいました。
(作者コメントなどもありましたが、時間がそんなになかったので、どうしても意図が気になったものだけ読みました)
そしてフロアを移動するために使った階段が、ちょうど陽の光を受けて、きれいな影を作っていたので写真に収めてみました。
完全に感化されて撮った感じの人になってました……笑
もともと絵が好きで、でもゆっくり絵に向き合える時間と気力がなくなって、写真ならもっと気軽にアウトプットできるかも!と思ってハマっていったカメラ。
結局どちらも向き合う時間が大切なのには変わらなかったけど、どちらも好きな自分にとっては、いつか両方合わせたものとかも作りたいなあとぼんやり思いながら、美術館をあとにしました。
30分だけ眠っていたかのような、日常とちょっと切り離された時間。
めちゃくちゃ充実した、有意義な時間を過ごすことができました!
ふらり美術館、またやりたいです!
中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ、長野凌大(原因は自分にある。)、東啓介、森田美勇人、南條愛乃が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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