『ONE PIECE FILM RED』キャラから水着&甲冑姿のヒロインまで!『世界コスプレサミット2022』に見た“コスプレのトレンド”
世界最大規模のコスプレの祭典として知られ、2022年で20周年を迎えた『世界コスプレサミット(略称:WCS、コスサミ)』。その最新回に当たる『世界コスプレサミット2022 ~20th Anniversary~』が、8月5~7日にかけて愛知県名古屋市内・オアシス21などで開催。大勢のコスプレファンが集結し、会場は大盛り上がりとなった。
そんな『WCS2022』の盛況ぶりを、現地で撮影させてもらったコスプレイヤーの写真&インタビューと併せて紹介しよう。
『WCS2022』参加コスプレイヤーに聞いた“こだわりポイント”
毎年、国内外から20万人以上のコスプレファンが参加。写真撮影や交流はもちろん、街中でのパレードや、コスプレパフォーマンスをはじめとしたさまざまなステージ企画も楽しめる、という点が特徴的な『WCS』。
今回も感染予防対策を徹底した上で、8月5日~7日の3日間にわたって開催(5日は前夜祭)。マスク着用の徹底や撮影時の距離の確保など、一人ひとりが安全面には最大限に気をつけながらイベントを楽しんでいた。
参加者のコスチュームを見てみると、『WCS』が“真夏のコスプレイベント”ということもあってか、さまざまなアニメやゲームのキャラクターの水着衣装を着こなしたレイヤーが大勢集結。中には、通常衣装と水着を用意して途中で着替えて、2着分のコスプレを楽しんでいたレイヤーもいて、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていた。
ちなみに“コスプレのトレンド”という視点でいうと、今回の『WCS2022』は開催時期が『ONE PIECE FILM RED』の公開と同タイミングということもあって、ウタやシャンクスなど、同作のキャラクターに扮したコスプレイヤーたちのグループでの参加が多く見られた。
また会場では、『FAIRY TAIL』や『EDENS ZERO』といった真島ヒロ氏の作品とのコラボ企画も実施していたため、これらの作品のキャラクターに扮するレイヤーも多く、終了時間ギリギリまで各所で撮影や交流を楽しんでいた。
その中から数名のレイヤーに、衣装の“こだわりポイント”を聞いてみた。
「せっかくコスプレをするからには夏らしい衣装を着たいなと思って、こちらの水着衣装を用意しました。こだわったのは麦わら帽子のデザインですね。大き過ぎるとバランスが悪くなるので、衣装と合わせたときにちょうどいい見え方になるサイズのものを選びました。あとハイビスカスをつけ足して、より華やかに見えるようにしたのも、工夫したポイントです」(『五等分の花嫁』中野一花/ふれいあさん)
「既製品の水着を改造して、細々とした装飾をつけ足したところです。白一色なのでちょっとわかりにくいんですけど、胸元のデザインなどはけっこうこだわりました。あと、せっかく水着を着るので、ちょっとだけ身体も絞ってきたことも私なりのこだわりです(笑)」(『2.5次元の誘惑』リリエル/春野ゆこさん)
「甲冑と翼の組み合わせが特徴的な衣装なんですけど、人にぶつかると危ないので、移動時は羽を折りたためるようにしたところですね。インターネットやコスプレ関係の本で作り方を調べて、なんとか完成させました」(『FAIRY TAIL』エルザ・スカーレット/鳥海かうさん)
QJWebでは『WCS2022』に加え、8月13日・14日に東京ビッグサイトで開催された『コミックマーケット100』でも取材を実施してきた。こちらのイベントの盛り上がりも、後日、リポート形式で紹介するのでお楽しみに!
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