TWICEファン必見!スケオタとONCE兼業ライターが推す、女子フィギュアロシア代表の魅力
2月20日に閉幕を迎える北京オリンピック。今さまざまな要因で高い注目を集めている競技が、ショートプログラムが15日に終わり、17日にはフリーが行われる女子フィギュアスケートだ。
1998年の長野オリンピックでフィギュアスケートと出会い、スケオタ歴20年超えライター・本田恵理氏の“最推しフィギュア女子”が、カミラ・ワリエワ、アンナ・シェルバコワ、アレクサンドラ・トゥルソワというロシア代表の3人。
三者三様の個性的なキャラクター、ライバルかつ親友的な関係性など、TWICEファンの本田氏にとって女子フィギュアロシア代表は、K-POPアイドルを推すのに近い感覚で応援できるのだという──。
ONCEライターの“最推しフィギュア女子”
フィギュアスケートファン(通称「スケオタ」)にとって、やはりオリンピックは特別な舞台。2月15日には北京オリンピックの女子シングルが始まった。美しい衣装を身にまとったかわいい女子が、華麗な技と個性あふれる演技を見せてくれる女子フィギュア。男子のダイナミックな演技とはまた違った魅力があるこの競技が私は大好きだ。
そもそも、私をどっぷりと“フィギュア沼”に引きずり込んだのは男子シングルだが、フィギュアに興味を持ったキッカケは女子シングルだった。1998年の長野オリンピックで、初めてフィギュアスケートを見たときに「この世にこんなかわいい衣装を着て競うスポーツがあったのか」と衝撃を受けた。女の子って、人生で一度はフィギュアや新体操やバレエのような衣装に憧れを持ちますよね? 少なくとも私はそうでした。
思えば、私は昔からテレビでキレイなお姉さんを見るのが好きだった。フィギュアにハマってからは、「キレイなお姉さんを見るのが好き」から「キレイなお姉さんが音楽に合わせて滑っているのが好き」に変わった。完成度の高い演技は見ていて感動したし、好きな選手が失敗すれば落ち込んだ。
そんな少女時代を過ごした私は、現在K-POPアイドルグループ・TWICEという沼にもずっぽり浸かっている。フィギュアに興味を持った理由が理由なだけに、キレイな女の子たちが完成度の高いダンスと歌を披露するTWICEにハマったのは必然だったのだと思う。
そんなスケオタとONCE(TWICEファンの呼び名)を兼業する私の“最推しフィギュア女子”はROC(ロシア五輪委員会)代表の3人だ。3つの世界最高得点保持者であるカミラ・ワリエワ、昨季の世界女王であるアンナ・シェルバコワ、男子並みのジャンプ力を持つアレクサンドラ・トゥルソワ。もちろん全員もれなく美人さんである。
しかも、全員が4回転を跳べる金メダル候補。「美しさ」と「強さ」を兼ね備えたパーフェクトガールズだ。すでにトップスケーターの貫禄がある3人だが、まだ10代の女の子。シニアデビュー前のジュニア時代から応援していたことも相まって、ついつい“親戚のおばちゃん”目線で見てしまう。今日も「選手村でちゃんと休めてるかな」「ご飯食べてるのかな」とか考えていた。
TWICEと同じように推せる“ロシア3人娘”
スケオタである私のルーティンは、試合後に3人の画像を漁ることと、それぞれのインスタグラムを逐一チェックすること。オリンピック期間中は、普段の試合以上に公式練習の写真がアップされるので大変うれしい。私はロシア語も英語もさっぱりわからないので、インスタグラムの翻訳機能やツイッターで記事を訳してくれる人を神と崇めている。
そして、ライブストリーミング配信で海外の試合を見ている途中で回線が死ぬと泣く。そんなことをやってるうちに、ふと気がついた。あれ? これってTWICEの“推し活”とやってること同じじゃね?
そう、私はTWICEに対しても同じ行動を取っている。音楽番組の放送終了後は画像を漁るし、公式インスタグラムは常にチェックする。翻訳機能や韓国の記事の翻訳をしてくれる人は神様だ。そしてオンラインライブ中に回線が途切れると、この世の終わりのような気がする。ロシア3人娘とTWICEは私にとって同じ推す対象。つまり、ワリエワ、シェルバコワ、トゥルソワは私の新たなアイドルなのだ。
この3人が同じコーチに師事しているのも、妙な符合を感じる。ライバル同士ではあるものの、とても仲がいい。そしてTWICEも宿舎で9人一緒に暮らしていたため、とっても仲がいい。私はTWICEのメンバーのステージも大好きだが、みんなが裏でわちゃわちゃしている姿を見るのも大好きだ。韓国の動画配信サービス「V LIVE」で、メンバー同士が素に近い状態で気兼ねなく話している様子は、いつ観てもキュンとする。
ロシアの3人も、3人がそろった表彰式や試合後の会見は、TWICEのV LIVEを観ているかのような感覚になれる。気心知れた3人からは、リラックスした空気感を感じるからだろう。3人の受け答えを順番に見ていると、三者三様のキャラクターが出ているのもおもしろい。
ちなみに、2022年の欧州選手権の表彰式では、ワリエワとシェルバコワに「一緒に踊ろう」と誘われるも、トゥルソワがこれを拒否。2人がノリノリで踊っているのを離れて見ているトゥルソワ、という構図が見られた。この1分間にめちゃくちゃ性格が出ていたのだ。
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