少女写真家・飯田エリカと、QJ編集部・高橋の音声番組『夕方5時の会議室』。メディア業界で働く同世代ふたりが、毎回異なるゲストを招き、日常で感じているモヤモヤをゆる〜くカジュアルに話している。
2026年4月1日に配信した第31回は、生まれ育った和歌山県にて自然の風景や人物、愛犬を被写体にするなど、どこか懐かしい情景を写し出す写真家・北田瑞絵がゲストに登場。自身のXアカウント「inubot」に関するエピソードや、被写体に対する想いなどを語り合う。
この記事では、本番組の一部をピックアップして要約をお届けする。
「inubot」は“個犬”情報を守っている
北田の「inubot」はXで発信され、実家で暮らす犬の日常的な姿を見ることができる癒やし系アカウントである。『塩竈フォトフェスティバル2016』で写真集『一枚皮だからな、我々は。』の受賞後に投稿を開始し、現在フォロワーは約6.6万人にものぼる。
アカウントの発端は、ひとり暮らしの妹へ「犬の写真」を大量に送りすぎたことだった。 2014年8月に犬が家に来てからというもの、犬がかわいすぎて妹へLINEで昼夜問わず写真を送っていた。そして「通知が多すぎる」という理由で、妹の提案によりTwitter(現X)投稿へ移行した。
また、北田は犬の名前をSNSで公開しておらず、「犬」と呼んでいる。その理由は、ネットリテラシーと個人(個犬)情報保護への配慮である。名前は重いアイデンティティであり、犬自身の同意がない以上は名前を公表せず、「犬」と表記する。
その結果、視聴者が自身の実家の犬を思い出したり、犬と暮らした経験がなくともどこか懐かしく感じる「inubot」に多くの人が心動かされる。
【続きは音声で】本編はこちらからチェック!
本編では、飯田と北田の出会いや、制作期間が3年にも及んだ写真集『不滅の星』の制作秘話などを公開している。
音声番組『夕方5時の会議室』は、毎週水曜日にSpotify・Apple Podcastsなどで最新回を配信中。
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