今井らいぱち、決勝に行けなかったら大阪に戻ろうと思っていた【『R-1』ファイナリスト特集⑧】

2026.3.19

3月21日(土)夜6時30分から生放送される、史上最大の“ピン芸日本一決定戦”『R-1グランプリ2026』(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)。

過去最多6,171人のエントリーの中から見事決勝戦に駒を進めたのは、しんや、今井らいぱち、ドンデコルテ 渡辺銀次、ななまがり 初瀬、さすらいラビー 中田、真輝志、ルシファー吉岡、九条ジョー、トンツカタン お抹茶の9人(※決勝出番順)。さまざまな芸歴を持つファイナリストたちが、24代目王者の称号と優勝賞金500万円をかけて激突する。

決戦の日が迫るなか、ファイナリスト9人に特別インタビューを実施。3月12日(木)から決勝前日の3月20日(金)まで、9日間にわたってそれぞれの意気込みをお届けする。

8人目となる今回は、芸歴15年目で初のファイナリストとなった今井らいぱちが今大会にかける思いを語った。

子供3人と奥さんの人生を背負っている

本当にホッとしました。「耐えた」って感じです。もともと大阪で活動していて、2024年春に上京しましたが、今回、決勝へ行けなかったら帰阪すると家族と約束していたんです。今回、決勝へ進出して「なんとかまだ東京で芸人ができる」という切符を手に入れることができました。あと、決勝にやっと行けたという思いもあり、いろんな気持ちが混ざり合って、人生で初めての感情が湧き上がりました。全国の賞レースのファイナリストって「日本で何人おるねん」という話ですし、そのひとりになれた喜びがあります。 

例年の『R-1』に比べてパワータイプが多い印象です。いつもはもっと文化系のタイプがいますけど、今回はしんや、初瀬さん、九条とかパワー系が目立ちますよね。自分もそっちのタイプだと思うので、この3人には負けたくないなって。特にしんやは、めちゃくちゃでかい筋肉を持っているんで。“柔”の筋肉の僕が、“剛”のしんやに勝てるかどうか。しかも出番順はしんやが1番手、僕が2番手。“剛”から始まり、“柔”の僕がどうかわすか。グレイシー柔術で勝ちます。

背負っているもんが絶対に違います。こっちは子供3人と奥さんの4人の人生を背負っているんで。全員の人生を変えなきゃいけないんで、そこまで背負っている人は僕だけじゃないかなって。結婚しているファイナリストもそもそも少ないですし、ひとりはのんびりとやっていけるんです! でも僕はこの瞬間しか……この大会しか、人生を変える瞬間がないんです! そのつもりで単身赴任しているんで、マジで優勝するしかない。ここで優勝を逃して、次の『R-1』まで、また同じように1年を過ごすことはできない。粘らずに、一撃で決めるしかないです。 

人生を変えるきっかけです。今までの『R-1』とは思いが本当に違います。2025年に双子が誕生して、子供が3人になりましたし。だから、もし決勝に進めなかったら帰阪して、芸人ではなく別の道へ進むことも頭にあったんです。芸人としては、決勝へ行くしか救われる道がありませんでした。だから決勝進出を聞いてめちゃくちゃ浮かれていたんですけど、奥さんにそれを報告するために大阪へ帰ったら「いや、決勝行くのは当たり前で、優勝せえへんかったら私たちの人生、変わらへんから」と気を引きしめ直され、シビアな話し合いになりましたから(笑)。決勝進出は第一段階をクリアしただけなので、優勝して家族全員の人生を変えたいです!

『R-1グランプリ2026』
3月21日(土)夜6時30分~8時54分(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)※生放送

決勝戦のネタ尺は4分。ファイナリスト9人が争うファーストステージは、審査員による得点審査。ファーストステージの上位3人が進むファイナルステージは、審査員による決選投票。その結果で、優勝者が決定する。
決勝まで、あと2日。“一番面白い、一人が決まる”歴史的瞬間が、刻一刻と迫っている。

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