BE:FIRST、初ワールドツアーで提示した“音楽が自由で楽しく深いコミュニケーションツール”であること【映画『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』レビュー】
BE:FIRST(ビーファースト)が初のワールドツアーに挑んだ様子に密着したドキュメンタリー映画『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』が、2026年2月6日(金)に全国の映画館で封切られた。
その公開を記念して、2月13日(金)発売の『Quick Japan』vol.182のバックカバー&特集「ようこそ世界」にメンバーのSHUNTO、MANATO、RYUHEIが登場する。
ここではBE:FIRST初のワールドツアーのLAとNY公演を現地で観たライター・小松香里が、その音楽体験も踏まえて映画『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』のレビューをお届け。人々はなぜ彼らの音楽に惹かれてしまうのか、その一因を紐解く。
音楽とは人々の生き様や思想が詰まったカルチャーである
結成当初から世界を視野に入れていたダンス&ボーカルグループ、BE:FIRST。『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』はデビューから約3年半で実現した初のワールドツアー『BE:FIRST World Tour 2025 -Who is BE:FIRST?-』を追ったドキュメンタリー映画である。
ATEEZ(エイティーズ)のライブのゲストとして初めて海外でライブを行った縁の深い場所、LAから始まったワールドツアー。いつもと同様、全力でライブに取り組み、その日だけのエナジーを爆発させる面々。
筆者はLAとNY公演を現地で観たが、ワクワクした表情を浮かべた多様なオーディエンスの前で繰り広げられたパフォーマンスは、ステージとの距離が近いこともあり、凄まじい迫力とともにBE:FIRSTの歌/ラップ/ダンスのスキルの高さと表現力の豊かさを実感する機会となった。MCはほぼ英語で行われ、オーディエンスと密接にコミュニケーションしていた。


劇中には、ライブシーンだけでなく、現地の食、スポーツ、音楽、ライフスタイルなどを楽しみ尽くすメンバーのオフの姿も多く収められている。音楽は単なる娯楽ではなく、人々の生き様や思想が詰まったカルチャーである。音楽活動を行うこととカルチャーをリスペクトするということが同義のBE:FIRSTだからこそのワールドツアーとの向き合い方だ。


体調不良により、RYOKIが急遽ヨーロッパ公演を欠席することに。RYOKIのことを心配しながらも、急ピッチで編成を組み直す6人の姿には悲愴感はなく、前向きなエネルギーがあふれる。SHUNTOの言葉を借りるならば、“逆境で燃える負けず嫌いのグループ”なのだと再認識する。
RYOKIはNY公演から復帰。しかし、客席からは時折つらそうな表情を浮かべるのが目に入り、ライブ中に何度かステージ裏にはける時間があった。そのときのRYOKIの苦闘と7人の強い絆も劇中に収められている。


SOTAはハワイ公演の裏で「このメンバーでグループを組めたことが宝物」と口にする。『THE FIRST』で運命的に出会い、7人で切磋琢磨してきた約4年間。BE:FIRSTは押しも押されぬ日本を代表するダンス&ボーカルのグループとなった。そして、「Secret Garden」を皮切りに、6人にしかできない表現を突き詰めている。
さまざまな国のカルチャーを吸収し、音楽が自由で楽しく深いコミュニケーションツールであることを提示し続けるBE:FIRST。よりタフになったBE:FIRSTは、これからも”音楽ファースト”のもと、「最高がなんなのか」を証明してくれるはずだ。
ドキュメンタリー映画『BE:the ONE -START BEYOND DREAMS-』

2026年2月6日(金)より全国公開
監督:オ・ユンドン、キム・ハミン
出演:SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEO
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
映画公式HP:https://befirst-themovie.jp
(C)B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.
『Quick Japan』vol.182バックカバーにSHUNTO×MANATO×RYUHEI(BE:FIRST)が登場


『Quick Japan』vol.182
2026年2月13日(金)発売
サイズ:A5/並製/144ページ
価格:1,650円(本体1,500円+税)
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