『テニミュ』でチームが変わった瞬間。橋本勇大×中本大賀が見据える未来とは?【ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学vs四天宝寺】
初演から22周年を迎えるミュージカル『テニスの王子様』。4thシーズンも全国大会が始まり、緊迫した試合展開が続くなかで、大阪のライバル校・四天宝寺の登場で一気に楽しげなムードに変わる。
本公演でテニスラケットを手に戦う橋本勇大(青学・不二周助役)と中本大賀(四天宝寺・白石蔵ノ介役)は、自身のキャラクターやチームをどう意識しているのか?
現在発売中の『Quick Japan』vol.181に収録しきれなかったふたりのインタビューを、QJWebで特別に公開する。
※取材時点は2025年10月下旬です
お互いの第一印象は「派手だな(笑)」
──中本さんは今回、初めて『テニミュ』シリーズにご出演されます。以前から『テニミュ』の存在はご存じでしたか?
中本 もちろんです。僕が初めて『テニミュ』を観たのは、5〜6年前。そのころはまだ俳優を目指す前だったので、普通にお客さんとして観に行きました。なので、まさか自分が出演することになるなんて思いもしなかったです。現時点ではまだ稽古も始まっていないので、正直実感も湧いてなくて。

──キャラクタービジュアルはすでに撮影されたんですよね?
中本 はい。撮影の日は「自分が白石になるなんて!」という驚きとうれしさでいっぱいでした。白石はテニスのプレイスタイルがオールラウンダーのキャラクターなんですが、僕も芸能界に入るときに目標を「世界一のオールラウンダーになる」と決めたんです。
なので、白石くんは僕の理想の姿でもあって。白石くんになりきるというか、彼を目指してがんばることを大事にしていきたいと思っています。
──橋本さんは初めて不二周助を演じてから約1年が経ちます。最初のころ、どんな気持ちだったか覚えていますか?
橋本 僕も「まさか自分が」という気持ちでした。最初にキャラクタービジュアルの撮影に行った日、スタジオに青学のレギュラージャージがズラーッと並んでいたんです。それを見て「今から自分がこれに袖を通すのか。そしてまた、このジャージを次の世代につないでいくのか」とプレッシャーを感じました。

──お互いの第一印象についても教えてください。今日が初対面ではないんですよね?
橋本 この間、大賀くんが出演している舞台を観に行きました。演じるキャラと中本大賀という人間の中間をしっかり取って、キャラとしても役者としてもいいところが舞台上で出ていて、それがすごいと思いました。この人が対戦相手になるなんてヤバいな……と、危機感も覚えました。
中本 ありがとう! 最上級にうれしい褒め言葉だよ。その終演後、勇大くんが楽屋に来てくれたんですが、そこでの僕の第一印象は「わ、派手だな」(笑)。
橋本 ええ〜!(笑) でも僕も、舞台裏で大賀くんがこっちに向かってきたときは「わっ、派手な人が来た!」って思いましたよ(笑)。
中本 あはは(笑)。派手って悪い意味ではなく、ビジュアルが美しいってことです。自分の魅せ方をわかってる人なんだろうなと思いました。実際にしゃべってみると最初からすごく話しやすくて、大人っぽい人だなとも感じました。
現・青学の変化と、四天宝寺のチーム作り
──お互いのチームについても教えてください。まず橋本さんは、ここまでやってきて現在の青学はどんなチームだと思っていますか?
橋本 そうですね……。青学は「チームとしてみんなで同じ方向を目指す」という気持ちが、この1年ですごく芽生えたと思います。最初のころはまだ協調性が足りないというか、各々でがんばっている感じがあったんです。でも今はチームのために自我を抑えるところは抑えるとか、仲間に寄り添うとか、そういうことができるようになったと思います。

中本 なるほど。
橋本 あとは、「変化したい」「もっとよくなりたい」という気持ちを常に持ち続けているチームでもあります。たとえば(手塚国光役の)寺田友哉なんて、最初のころはコミュニケーションを取るのも苦手な人で。僕が「部長なんだから、友哉くんが代表して青学の連絡グループとか作ったほうがいいんじゃない?」と提案しても、「いや、そういうの苦手で……」と言ってたんです(笑)。
でも稽古や公演をやるごとに、部長としてチームを引っ張らなくてはという気持ちがどんどん強くなっているのが見ていて伝わる。そんな部長の姿に刺激を受けて、ほかのみんなも「もっと変化しよう」と気持ちがまとまっているのを感じています。
──中本さんは、これから4thシーズンの四天宝寺をどんなチームにしていきたいですか?
中本 これまでほかの舞台ではカンパニーの中でも年下なことが多かったけど、今回部長としてみんなをまとめる立場なのは、大変だろうなと思いつつ楽しみでもあります。でも、まとめるといっても、みんなが伸び伸びやってくれるのが一番いいなと思っているんです。なので「わからないことがあったら気軽に聞いてね」みたいな気持ちです。

──「伸び伸びやってほしい」という気持ちが、四天宝寺っぽいですね。
中本 この間、初めて顔合わせをしたんですが、演じるキャラクターそのままみたいな子が多いんですよ。金ちゃん(遠山金太郎)役の宮川元和なんて、まだ1回しか会ってないのにもうグループに自分が作った料理の写真を送ってきたりして。
橋本 あはは、そんなことしてるんだ。かわいい(笑)。
中本 そう、かわいらしさもあるし、自由で、そのままの金ちゃんだな〜と思って(笑)。なので、チームをまとめることは僕がやるので、ほかのみんなは伸び伸び自由にやってもらえたら、そのままの四天宝寺になるんじゃないかと思っています。
本誌では、ふたりの『テニミュ』にかける想いをさらに深掘り&限定写真も!

現在発売中の『Quick Japan』vol.181では、ここでしか読めない橋本勇大×中本大賀のインタビューを収録。歴史の深い『テニミュ』で、バトンをつなぐことの意義を問いかける。貴重な撮り下ろしカットも必見!
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ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺
1月31日〜2月8日:パルテノン多摩 大ホール(東京)
2月13日〜2月15日:土岐市文化プラザ サンホール(岐阜)
2月20日〜3月1日:SkyシアターMBS(大阪)
3月7日〜3月15日:Kanadevia Hall(東京凱旋)
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