芸歴5年目以下の超若手芸人を対象とした賞レース『UNDER5 AWARD 2025』の決勝進出者会見が行われ、決勝に進出を決めた9組が登壇。出番順抽選のなか、出演者が意気込みを語った。
2420組が出場した予選を勝ち上がったのは、あなたとネ(アマチュア)、兄弟(5年目)、シカノシンプ(5年目)、釈迦虎(4年目)、生姜猫(3年目)、例えば炎(5年目)、伝書鳩(2年目)、ぺ(4年目)、無尽蔵(4年目)の9組。会見のMCは、決勝のMCでもあるニューヨークが務めた。

現役大学生も決勝に
全組が登場すると、さっそく出順抽選がスタート。最初は、現役大学生のアマチュアコンビ・あなたとネ。現在4年生のため、まわりは就活中だというが、アプリが入れられず、就活を開始できていない本郷は「優勝していいギガを手に入れて、就活します!」とアピールした。

続いては、元消防士と元銀行員コンビの釈迦虎。くじを引く前に「気合い入れていいですか」と、突然自分の顔や体をビンタし始めた久保バトル泰志。さらに、最後には相方・岡本峻にお願いして、一発ビンタしてもらうも、「殺すぞ!」と、反撃。これには、MCの屋敷裕政も「もっとおもしろいことやれよ!」と叱った。

3組目は、5年目で初の決勝を決めた兄弟。意識しているコンビなどの質問に、弟・紅葉が強気な態度で答えていると、屋敷から「お前らは、A1(トップバッター)でいいんちゃう」と、言われてしまう。すると実際に、Aブロックの1番を引き、会場を沸かせた。

4組目は、兄弟がライバル視しているコンビとして挙げた伝書鳩。昨年に引き続き2度目の決勝ということで余裕があるのか、山田陸斗の話が止まらない。さらに、ダダこだまとがくとも加わり、トリオでもくだりを見せるも、「ボケんな!」と一喝されてしまった。

5組目は、今年4月に大阪から上京してきたばかりの、ぺ。同期で大阪時代に切磋琢磨してきたという釈迦虎は、ふたりについて「賞レースで同じネタを8連続でやってる」と暴露。さらに、「勝てるから(同じブロックに)来てほしい」と発言する。そんなコメントに対して、ぺは見事釈迦虎と同じBブロックを引いて、闘志を見せた。

ニューヨーク、新たなイチオシコンビが
6組目は、芸歴3年目の生姜猫。フレッシュな3人をニューヨークのふたりは「かわいい」「飯連れて行きたい顔してる」と大絶賛。さらにくじを引く際、川﨑が肩の傷を見せるというボケを披露し、会場には微妙な空気が流れたが、ニューヨークだけは大爆笑。「ダントツでおもろいやん!」とベタ褒めした。

7組目は、東大卒業のコンビ、無尽蔵。やまぎわは芸人をしながら社会人として、大企業の人事の仕事をしているそうで、今回の会見は欠席。一方、野尻は母子家庭育ちの4人兄弟の末っ子で、東大に入ったという経歴を持つ。これには屋敷も「売れてほしいな」と漏らし、嶋佐和也も「がんばらないとだよ」と声をかけた。

8組目のシカノシンプも、会見にはゆのきのみが出席。北川が『千原ジュニアの座王』(関西テレビ)のため欠席ということで、「めっちゃ不安です。『座王』出てないほうなので」と、ゆのきは不安そうな表情。そんななか、対決したい相手・釈迦虎と、「勝てる」という相手・ぺがいるBブロックを狙い、見事にBブロックを引いて笑顔を見せた。

そして、残りの例えば炎は、最後まで残ったCブロックでトリを務めることに。「ラストイヤー、とてつもない勢い。(同じCブロックの)あなたとネか、伝書鳩が僕らを倒したら、そのまま優勝しますわ」と自信を見せた。

最終的なトーナメントは以下のとおり。
■Aブロック
①兄弟
②生姜猫
③無尽蔵
■Bブロック
①シカノシンプ
②ぺ
③釈迦虎
■Cブロック
①伝書鳩
②あなたとネ
③例えば炎
会見の最後には、嶋佐が「緊張すると思うけど、今日やったやりとりを全部やってもらって」とコメント。屋敷からは「だめだよ、全部やんなよ」とツッコまれた。そんな決勝は6月22日(日)20時から開催される。
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