2021年11月3日にデビューを果たし、そこから850日後の2024年3月2日、結成当初からひとつの目標に掲げていたドーム公演にたどり着いた7人組ダンス＆ボーカルグループ、BE:FIRST（ビーファースト）。

そんな彼らの東京ドーム公演の初日に迫ったライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE -MEANT TO BE-』が11月15日より全国公開中だ。映画ではBE:FIRSTのこれまでの軌跡が凝縮され、圧巻のパフォーマンスとともに、彼らのデビューからたどった850日の絆が描かれている。

ここではメンバーのSHUNTOとLEOが、東京ドーム公演でお互いの「輝いている」と思った瞬間などを明かし合った対談をお届けする。

BE:FIRST
（ビーファースト）SKY-HIが率いるマネジメント／レーベル「BMSG」に所属する7人組ダンス＆ボーカルグループ。2021年11月『Gifted.』でデビューを果たし、各種音楽チャートで40冠を達成。メンバーそれぞれが作詞・作曲・コレオグラフ（振り付け）に携わる。愛知・東京・福岡・大阪を巡るドームツアー『BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE”』が、2024年12月から2025年2月にかけて開催される。

LEO「みんなを引っ張っていく」

（SHUNTO×LEO対談は、その直前に行われていたLEO×RYOKI対談の話題を引き継ぐかたちでスタート　※参照：「RYOKI×LEOが明かす、お互いの“素敵だな”と思った瞬間『RYOKIは思い出を共有してくれる』」）

LEO　SHUNTOはメンバーのことを最近「素敵だな」って思ったことある？　ちなみにRYOKIは、俺の「素敵だな」って思ったところは「グローブをすっごい大事にする」ところなんだって。

SHUNTO　バットを大事にするところ。

LEO　ふざけんな（笑）！　どっちも野球道具じゃねえかよ。

──（笑）。LEOさんがSHUNTOさんのことを最近「素敵だな」と思った瞬間は？

LEO　RYOKIとの対談で話した、『BMSG FES’24』の待ち時間でのパーティーを引っ張っていったところですね。SHUNTOは自分が「やりたい」って思うと、そこにみんなを引っ張っていくんですよ。

SHUNTO　結局あの食べ物、俺の自腹だからね（笑）。

LEO　そうだったね（笑）。僕はみんながジャンクフードを食べてる横でずっと納豆とキムチとめかぶを食べてて、「今日はジャンクフードを食べるのはやめておこう」と思ってたんです。だけど「LEOくんもどう？」って、誘ってくれたところも素敵でしたね。そうやって僕をジャンクフードの世界に引っ張ってくれました（笑）。

SHUNTO　誘われないとすねちゃうから（笑）。

LEO　まあまあ（笑）。彼の優しさを感じましたね。

SHUNTO　途中で「俺も食べたかったなあ……」って言ってましたもん。「え？　食べればいいのに」と思って（笑）。

LEO　最初「LEOくんも食べれば？」と言ってくれたときは、「いや、俺はいいや」って断ったんですけど。

SHUNTO　楽しそうでね。

LEO　そう。みんなが楽しそうすぎて、「俺も食べればよかった」と言ってたら誘ってくれました。

SHUNTO　ワンチームなんでね。

SHUNTO「人間味がすごく出ている声」

──LEOさんが初の東京ドーム公演で、SHUNTOさんが特に輝いているなと思った瞬間というと？

LEO　さっきRYOKIのときに言ったことと一緒ですね。

SHUNTO　それズルい（笑）。

LEO　（笑）。ずっと輝いていました。もちろん「このときのあのメンバーはエモかった」って思う瞬間はありますけど、それは自分の心の宝石箱に入れておけばいいものなので。今は「みんながいつの瞬間も等しく素晴らしく輝いてたな」って言いたいですね。

SHUNTO　俺はLEOが特に輝いてたなって思うのは「Softly」（MANATO、RYUHEI、JUNON、LEOのユニット曲）のときですね。

LEO　お前は決めるんかい！

SHUNTO　（笑）。BE:FIRSTは7人とも歌声が違いますけど、「Softly」は4人の歌声の違いのよさを特に感じるんですよね。その中でLEOの声ってめっちゃ映えているし、人間味がすごく出ている声だなって思うんです。たとえば、RYUHEIの声はすごく芸術的な表現をしているなって思うんですけど。

LEO　わかる。

SHUNTO　「Softly」のLEOの歌声は、あの歌詞に書かれていることを本当にそう思った経験があるように聞こえる。それがめっちゃいいんです。

LEO　うれしいですね。

──SHUNTOさんは「Softly」が大好きですよね。

SHUNTO　はい。

LEO　SHUNTOはどのフェスのセットリストにも「Softly」を入れようとするんです（笑）。

SHUNTO　もう俺、今度「Softly」を自分で歌おうかと思っています。

LEO　そろそろやってもいいかもね。

SHUNTO　ファンミとかだったらいいよね。

LEO　ね。そうしたら俺は「Spin!」（SOTA、SHUNTO、RYOKIのユニット曲）を歌います。

生まれ持った属性は変えられない

──LEOさんはSHUNTOさんに対して、「ここは変わらないでほしい」って思うところはありますか？

LEO　さっき、RYOKIのときも言いましたけど。

SHUNTO　またそれ（笑）。

LEO　（笑）。みんないいとこばかりなので、全部変わらないでいいと思いますけど。

──SHUNTOさんはLEOさんに対して、「ここは変わらないでほしい」と思うところはありますか？

SHUNTO　LEOって、メンバーの中でも一番変わってないと思うんですよね。変わらないために変わっている、というか。

LEO　でも僕は学生時代から節目において何度か変わろうとトライしているんですけど、ことごとく失敗しているんですよね。この9月に26歳になる節目では、クールキャラになるって決めたんですよ。

SHUNTO　それは無理がある（笑）。

LEO　でも変われなかったんです（笑）。やっぱり生まれたときからの属性みたいなのは変えられないんだなと。

SHUNTO　あ！　たまに不器用なところが出るのは、変わらないでほしいです。

LEO　そこは変わらないと思います（笑）。

映画『BE:the ONE -MEANT TO BE-』

公開日：2024年11月15日（金）より全国公開中
監督：オ・ユンドン、キム・ハミン　　
エグゼクティブプロデューサー：SKY-HI　
出演：SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEO
配給：エイベックス・フィルムレーベルズ
（C）B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.
写真撮影：田中聖太郎写真事務所

BE:FIRSTのSHUNTO、RYOKI、LEOが『Quick Japan』vol.175のバックカバー＆特集に登場

ライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE -MEANT TO BE-』の公開を記念して、12月11日（水）より発売となる総合カルチャー誌『Quick Japan』vol.175のバックカバー＆特集に、BE:FIRSTのSHUNTO、RYOKI、LEOの3人が登場する。

特集では「850日」をキーワードに、デビューから初の東京ドーム公演までの歩みを振り返りつつ、12月にスタートする4大ドームツアー『BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE”』を控えた現在の心境を明かしている。

『Quick Japan』vol.175は現在予約受付中。表紙＆巻頭特集には齋藤飛鳥が登場し、「表現者としての美学」を紐解くロングインタビューや、写真家・小見山峻が撮り下ろした大ボリュームのフォトストーリーなど、90ページにわたる特集を組んでいる。

【書誌情報】
『Quick Japan』vol.175
2024年12月11日（水）発売　
サイズ：A5／並製／152ページ
予価：1,700円（税込／本体1,870円）
※内容は予告なく変更する場合があります