街裏ぴんくの『明治プロビオヨーグルトR-1presents R-1グランプリ2024』優勝を記念した特別番組『R-1グランプリ2024優勝者特番 街裏ぴんくの職業・漫談家 絶対おもろいって言わせたんねん！』が、6月23日（日）25時10分から、カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送される。

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母校へ凱旋し、在校生にネタ披露

3月9日（土）に開催された『R-1グランプリ2024』。過去最多のエントリー数5457人の中から頂点に立ち22代目の王者に輝いたのは、決勝初進出で大会当時芸歴20年目の街裏ぴんく。

自身を象徴する“ファンタジー漫談”で栄冠を手にし、芸人仲間からは文句なしの優勝と祝福されたが、一部の視聴者にはそのおもしろさが伝わらなかったと言う街裏。そんな街裏のために、視聴者に漫談のおもしろさや可能性をアピールする場が3つ用意され、それぞれの豪華なシチュエーションでオリジナル漫談を披露する。

最初に挑戦するのは、漫談家と同様にマイク一本でお客さんを楽しませるバスガイド！　70年以上の歴史を持つはとバスに乗って、乗客のマダムたちを漫談でおもてなしする“ぴんくバスツアー”を敢行する。超強力な助っ人・メイプル超合金カズレーザーの力を借りながら、浅草や東京スカイツリーなどの名所を巡り、各地でファンタジーうんちくを披露。街裏流漫談バスガイドで、観光ツアー好きのマダムたちを笑わせることはできるのか!?

続いての舞台は、街裏の母校である大阪府の上宮太子高等学校。校舎には街裏の優勝を記念した横断幕が飾られ、当時の先生らから凱旋を祝福される。全校生徒500人の前で学校をテーマにした漫談を披露するため、『キングオブコント2023』王者のサルゴリラとともに校内でネタを探す。学校イチ元気な生徒やラグビー部のキャプテン、食堂のおばちゃんまで、個性豊かな面々が登場する。本番までの準備期間はわずか一日。「秘策を用意している」と自信に満ちた街裏が全校生徒を笑顔にし、母校へ恩返しをする。

最後に潜入するのは、なんと、EXILE・TAKAHIROのソロツアー『EXILE TAKAHIRO LIVE TOUR 2024 “FULL THROTTLE”』。実はTAKAHIROがEXILEに加入することになったオーディション『EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 〜ASIAN DREAM〜』に、街裏もエントリーしていたという。約1万人の挑戦者の中から見事TAKAHIROが新ヴォーカリストの座を勝ち取ったが、「もしもあのとき、自分が選ばれていたら……」といまだに因縁を感じているそう。18年越しの悔しさを晴らすため、Zepp Osaka Baysideで開催された大阪公演のステージに乱入し、ファンの前でTAKAHIROをテーマにした漫談を披露する。

見届け人のとろサーモン村田秀亮が見守るなか、いざ本番へ！　超アウェーの状況で、ライブに熱狂する観客の心をつかみいっそう盛り上げることはできるのか!?　さらに「今日ちょっとお願いがあって……1曲だけ一緒に歌ってくれませんか？」という街裏のむちゃな提案を、TAKAHIROがまさかの快諾！　オーディションで不合格となり、街裏が歌うことのできなかった課題曲「Lovers Again」のスペシャルデュエットが実現する。街裏はEXILE・ATSUSHIになりきって歌うと張り切った様子だが……会場の反応やいかに？

R-1で伝えきれなかった漫談の魅力を見せたい

街裏にとっては地上波で初の冠番組。街裏は、「もうこれがR-1に夢があることの証明じゃないですか！　優勝後に叶う最初の夢！　めっちゃうれしいです！」と満面の笑みで喜ぶ。「自分の独演会で、コンセプトをもとに漫談をすることがあるんですよ。たとえば、亡くなった元マネージャーさんの告別式で弔辞を読む漫談とか、母校の卒業生に向けて贈る漫談とか。そういうことを打ち合わせで話しているときに、じゃあ漫談をいろいろなシチュエーションに落とし込んでみようよっていう提案があって。そこからやってみたいこととか、呼んでみたいゲストをすり合わせて、この番組が実現しました。“漫談以外で叶えたい夢ないんですか？”とも聞かれたんですけど、自分の夢をしゃべっていたら結局漫談に行き着きましたね」と漫談にかける思いを熱く語った。

因縁の相手・TAKAHIROとの共演については「まさか実現するとは！　TAKAHIROさんに漫談を見てもらう日が来るなんて思ってもみませんでした。めっちゃうれしかったです！」と興奮気味に話し「TAKAHIROさんとは同い年なので、オーディションを受けていたときもお互い20、21歳くらいで。18年前に一緒の経歴を踏み、そこからまったく違う人生を歩んだのにまた交わって“こんなやつもおるんや”って見てもらえたのが一番うれしかったです！　一度は同じ夢を見たやつがTAKAHIROさんに負け、負けた道を歩んだ先で出会うっていうサクセスストーリーですね。めっちゃ楽しかったしおもしろかったです！」と振り返った。一夜限りのスペシャルデュエットについても聞くと「僕はATSUSHIさんとほぼ同じ歌唱レベルなので“こういうバージョンもあるんか！”ってみなさんにびっくりしてもらえると思います。いつもとは少し違う歌声でお届けする、ハイパー『Lovers Again』。EXILEファンにはたまらないんじゃないですか？」と自信満々に語りかけた。

最後に、街裏は「R-1の決勝で披露したネタは勝つためのもので、それだけでは伝えきれなかった漫談の魅力が絶対にあると思うんです。そこでは見せられなかったものを、今回いろいろなかたちで伝えています。“漫談”というくくりの中でも、3つの企画すべてが違うタイプで全然違う持ち味を出せているので、どれかひとつでも視聴者の方にハマればうれしいです。R-1のネタはちょっと苦手やったなという人にもぜひ観てほしいですね！」とアピールし「職業・漫談家なので。この番組を見て、絶対おもろいって言わせたんねん！」と番組名にかけ力強く意気込んだ。