『THE W』7代目女王・紅しょうが、会見で語った次の夢。稲田「婚活のためにネタをしているので…」

2023.12.10
紅しょうが

文・撮影=ナカニシキュウ 編集=梅山織愛


12月9日(土)に日本テレビで放送された『女芸人No.1 決定戦 THE W 2023』では、紅しょうがが優勝。生放送直後に行われた記者会見では喜びの言葉を語った。

5度目の挑戦でつかんだV

紅しょうが
紅しょうが(左:熊元プロレス、右:稲田美紀)

Bブロックの2組目として登場した紅しょうが。相撲部屋を見学に来た相撲ファンふたりがいがみ合うコントでハイツ友の会、変ホ長調、梵天の3組をすべて満票で下しブロックを勝ち抜けると、続く最終決戦には駅のホームでパンツが丸出しになってしまうネタで臨み、獲得票数でAブロック勝者・スパイクとCブロック勝者・エルフを上回る。5度目の挑戦にして念願の初優勝を果たした。

優勝の瞬間には涙も見せた稲田美紀だったが、会見では「逆に今は『優勝したんかな?』って思ってるくらいで……涙は勝手に流れてきたんでアレなんですけど」と淡々とした表情。しかし「熊元(プロレス)さんと何かで優勝できたことがなかったので、一等賞を獲れたのは本当にうれしい。一緒にやってきてくれてありがとう」と相方へ感謝の言葉を投げかけた。一方の熊元は「芸歴10年の半分『THE W』に出ているので、早く卒業できたらなと思っていた。本当はもっと早いほうがよかったんですけど、ふたりで獲れてよかった。しかも一番好きなネタで獲れたので」と感慨深げだ。

勝因については、稲田が「同じレベルで強いネタを2本そろえられたこと」とまじめに分析する一方で、熊元は「やっぱり“圧”というところが自分らのチャームポイントといいますか。圧が増したんじゃないかなと」と独特の見解を示す。「体型のこととかは正直言いたくないんですけど、私だけじゃなくこっち(稲田)も近づいてきてくれたんで、いい感じに足並みがそろってきた。ありがたい話です」と満足げな表情を浮かべ、稲田の「近づいてないから!」というツッコミを呼び込んだ。

モテたい稲田、人気者になりたい熊元

賞金1000万円の使い道について問われると、稲田は「焼肉かな。お世話になった人にお金をめちゃくちゃ使うってのは決めてたんで、同期とか後輩とか、先輩にも使う気でいます」と宣言。すると熊元は「大阪から上京してくるときに何も考えずに歯を1本抜いてきてしまったので、それをようやく入れられる」と風変わりな回答で記者陣の度肝を抜き、そこからしばらく歯に関する質問が飛び交い続ける事態に。思わず稲田が「歯の記事ばっかりになってまうやん、最悪や」とこぼすひと幕も。

紅しょうが
紅しょうが(左:熊元プロレス、右:稲田美紀)

また、優勝者には賞金のほかに日本テレビの人気番組への出演権が多数与えられるが、その中で楽しみな番組を問われた稲田は『DayDay.』について言及。この日の決勝では、メインMCを務めるはずだったフットボールアワー後藤輝基が体調不良で欠席、南海キャンディーズ山里亮太が急遽代打MCの大役を担ったこともあり、「山里さんとはほとんど絡みがなかったんで今日お会いできたのがうれしかったし、『DayDay.』でお会いできるのも楽しみ。我々が朝の番組に向いてるのか?というのも期待して観てほしいなと思います」と不敵な笑みを浮かべる。

熊元は『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』と『満天☆青空レストラン』を挙げる。「毎年『THE W』の決勝は、出る直前に『名探偵コナン』と『青空レストラン』を観てからここに来てるんで、『青空レストラン』に出られるのはめっちゃうれしいですね」と笑顔で語り、「あわよくば『コナン』にも!」と抜け目なくアピールした。

長年の目標だったタイトルを手にした今、新たな夢はあるかとの問いには、まず稲田が「俳優さんと結婚する以外で、ってことですよね?」と確認を取って笑いを誘う。「私は婚活のためにネタをしているので、舞台でパンツを見せたり、ちょんまげを結ったりするのはツラいところもあるんですけど、それを受け入れてくれる大らかな人が現れるんじゃないかな」と希望に満ちた目で訴えた。

一方の熊元は「ネタをもっと磨いていくのは前提として」と前置きした上で「『おつかれさーん』という私のギャグを流行らせたい」との願望を吐露。「街でみんなが『お疲れ様です』と言うところを『おつかれさーん』と言い合うくらいに広まっていったらいいなと。それが夢ですね。私はけっこう人気者になりたいタイプではあるので」と目を輝かせていた。

『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』審査結果まとめ

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ナカニシキュウ

ライター/カメラマン/ギタリスト/作曲家。2007年よりポップカルチャーのニュースサイト『ナタリー』でデザイナー兼カメラマンとして約10年間勤務したのち、フリーランスに。座右の銘は「そのうちなんとかなるだろう」。

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