芥川賞作家・町屋良平とハロプロ作詞で知られる児玉雨子のトークイベントが開催。ダンス&ヴォーカルの言葉を語る

2026.3.27

文・編集=Quick Japan編集部


芥川賞作家・町屋良平による長編小説『IDOL』の刊行を記念して、著者の町田と、作詞家であり小説家の児玉雨子のトークイベントが4月19日(日)に開催される。

町屋良平×児玉雨子「ダンス&ヴォーカルの言葉」 【購入ページ】町屋良平『IDOL』 【特設サイト】町屋良平『IDOL』

アイドル文化に精通するふたりのトーク

『IDOL』は、70年後の未来から解散寸前のボーイズグループに加入した双子の兄弟が、現代の「夢」に巻き込まれていくタイムトラベル青春劇。「アイドル」の輝きと暴力性を克明に描いた、芥川賞作家・町屋の新境地となっている。

対談ゲストとして登壇する児玉は、アイドルグループからテレビアニメ・ゲーム関連楽曲まで数多くの作詞を手掛け、また小説家として『##NAME##』で第169回芥川賞候補作に選ばれるなど、幅広いフィールドで活躍している。

ともにアイドル文化に精通するふたりが、エンタテインメントとして消費されがちなダンス&ヴォーカルを表す「言葉」に注目し、そこに宿る魅力と批評性を語り尽くす。

また、児玉は昨年10月、新刊『目立った傷や汚れなし』(河出書房新社)を刊行した。「せどり」にハマる女性の姿を通じて、現代の大量消費社会に生きる人々の苦しみと欺瞞を描いた作品となっている。『IDOL』には、人類が「夢」や「おもしろさ」を追い求めた結果、現代よりも環境破壊が進行した70年後の未来も描かれている。この2作の不思議な共鳴についても語り合う予定だ。

イベント終了後には、来店参加者限定で、サイン会も開催される。

町屋良平_IDOL.jpg
町屋良平『IDOL』(太田出版)
児玉雨子『目立った傷や汚れなし』(河出書房新社)

町屋良平(まちや・りょうへい)
1983年生まれ。2016年『青が破れる』で文藝賞を受賞しデビュー。2019年『1R1分34秒』で芥川龍之介賞、2022年『ほんのこども』で野間文芸新人賞、2024年「私の批評」で川端康成文学賞、『生きる演技』で織田作之助賞、2025年『私の小説』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の著作に『しき』『愛が嫌い』『ショパンゾンビ・コンテスタント』『生活』など。2026年4月、『IDOL』(太田出版)を刊行

児玉雨子(こだま・あめこ)
作詞家、小説家。明治大学大学院文学研究科修士課程修了。アイドル、声優、アニメ主題歌を中心に幅広く作詞提供。著書に『誰にも奪われたくない/凸撃』、『##NAME##』(第169回芥川賞候補作)等。2025年10月、『目立った傷や汚れなし』(河出書房新社)を刊行。

町屋良平『IDOL』
太田出版HP:https://www.ohtabooks.com/publish/2026/04/03105736.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4778341228
価格:2,420円(税込)
発売:2026年4月7日(火)

町屋良平×児玉雨子「ダンス&ヴォーカルの言葉」 【購入ページ】町屋良平『IDOL』 【特設サイト】町屋良平『IDOL』

この記事の画像(全5枚)



  • 町屋良平『IDOL』

    価格:2,420円(税込)
    発売:2026年4月7日(火)


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

Written by

Quick Japan編集部

関連記事

『Quick Japan』vol.183野呂佳代

野呂佳代が『Quick Japan』vol.183バックカバー&特集に登場!関係者コメントから「野呂佳代と働きたくなる理由」を紐解く

町屋良平『IDOL』刊行記念。『冬のさ春のね』の今泉力哉とのトークイベントが開催

東京13万人を動員した『恐怖心展』を体感、“読む“を超える《特装版》書籍詳細を公開

エバース

「ウケるからやるは『M-1』では失敗する」。3位だったエバースは2026年、自分の感覚を信じる【よしもと漫才劇場10周年企画】

豪快キャプテン×ダイタク

ダイタク×豪快キャプテン、認め合うお互いの漫才の魅力「簡単そうに笑いを取る」【よしもと漫才劇場10周年企画】

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」

EXILE NAOTOが語る、「勝負する身体」がステージと水面で魅せる“攻めの0.1秒”。大きな影響を与えるオーディエンスのパワーとは【『SG第40回グランプリ』特別企画】

4年目の今、重荷だった「王子様」を堂々と名乗れる。Last Princeが語る、プリンスを背負う勇気と楽しさ

甲斐田晴/ローレン・イロアス/3SKMの撮り下ろし表紙を公開! VTuberのトップランナーたちを徹底解剖【春のQJ×にじさんじ祭り!】

ニューヨーク『Quick Japan』vol.181

ニューヨーク、60ページ総力特集「普通は勝てない?」を考える。バックカバーにはSHUNTO×MANATO×RYUHEI(BE:FIRST)が登場【Quick Japan vol.182コンテンツ紹介】