12月15日(月)、『太田プロライブ『月笑』2025 クライマックスシリーズ』が東京・イイノホールで開催された。2月から11月まで(8月を除き)毎月開催されてきた太田プロライブ『月笑』の、年間チャンピオンを決める戦いとなっている。
G1〜G6までのランクに分かれた太田プロ所属芸人たちは、『Jr.ライブ』(G3〜G6)、『月笑』(G1・G2)での順位によってランクおよび獲得ポイントが決まる。そして年間獲得ポイントの上位3位となった芸人のみが『クライマックスシリーズ』で優勝の座を争うことができるという仕組みだ。
果たして『太田プロライブ『月笑』2025 クライマックスシリーズ』ではどんな激戦が繰り広げられたのか。本記事では当日の模様をお届けする。
エキシビジョンには若手5組、宮下草薙やマシンガンズらも登場

今年前説を務めたのは、前年の年間獲得ポイント1位(『クライマックスシリーズ』準優勝)だったサルベース。今年の年間獲得ポイント11位ということから、『月笑』という戦いの厳しさが窺える。

『クライマックスシリーズ』本編は、タイムマシーン3号の漫才からスタート。今回残念ながら欠席となってしまったセンチネルやストレッチーズといった名前にも触れながら会場を盛り上げた。

そしてMC陣が登場。昨年はアルコ&ピースのふたりと横山由依が務めたが、今回は平子祐希に代わり宮下草薙・宮下が酒井とともにMCを担当することに。

年間チャンピオンを決める戦いを始める前に、まずは今年の『月笑』を盛り上げた5組の芸人が登場。それもまた一興、ハマノとヘンミ、群青団地、モシモシ、ぷぅがネタを披露した。

群青団地は『ツギクル芸人グランプリ』で3年連続決勝進出。ハマノとヘンミは今年『第7回ビートたけし杯「お笑い日本一」』で優勝、『第46回ABCお笑いグランプリ』では決勝進出。年間王者を決める前のエキシビジョンとはいえ、実力派ぞろいの豪華な顔ぶれだ。


またエキシビジョンだけでなく、ファイナルやセミファイナルの戦いの合間には、宮下草薙やマシンガンズ、アイデンティティといった太田プロ所属の先輩芸人たちも登場。王者を決める戦い以外にも見どころが満載となった。
セミファイナル、ファイナルの激戦の行方は


まずは年間獲得ポイント2位の青色1号と、4位のさすらいラビーがセミファイナルで激突。本来であれば2位と3位の戦いとなるが、今回は3位のセンチネルが欠席のため、4位が繰り上がりとなった。

セミファイナルの結果は、青色1号が勝利。さすらいラビーは2019年と2022年の『クライマックスシリーズ』で王者に輝いているが、昨年の『クライマックスシリーズ』王者であり今年は『キングオブコント』ファイナリストにもなった青色1号の勢いを惜しくも止めることはできなかった。

勝ち進んだ青色1号が戦いを挑むのは、今年の『月笑』で常に上位をキープし続け見事年間獲得ポイント1位となったライオンロック。汗と情熱がほとばしる漫才でその強さを見せつけた。

ファイナルの戦いが終わると、サプライズゲストに野呂佳代が登場。今年の王者は、彼女の口から発表されることに。

ファイナルの結果は青色1号が年間チャンピオンに輝き、昨年からの連覇を果たして優勝トロフィーと賞金50万円を手にした。

終演後の囲み取材で賞金の使い道を聞かれた3人。榎本は洗濯機の買い替え、カミムラは“カミムラ軍団”の食事代、仮屋は11月に妻が立ち上げた新劇場の設備費に充てたいと話した。
2026年の『月笑』は2月9日(月)開幕

『太田プロライブ『月笑』2025 クライマックスシリーズ』の模様は12月29日(月)21:00までアーカイブ配信を販売中。
なお、2026年の『月笑』は2月9日(月)に開幕する。チケット発売日などの詳細は、太田プロダクションのWEBサイトおよび『月笑』公式Xにて発表される予定だ。気になる方はぜひ、会場や配信で彼らの活躍を目撃してほしい。
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