【写真60枚以上】合計10時間なんば&森ノ宮のマンゲキで年越しイベント『ギャラクシーウォーズ』開催!

2025.1.2
マンゲキ大晦日大祭典2024 

文・編集=QJWeb編集部


2024年12月1日(日)から10周に突入したよしもと漫才劇場。これを記念して12月31日(火)には、大阪・よしもと漫才劇場と森ノ宮よしもと漫才劇場で恒例となっているフェスイベント『大晦日大祭典2024 マンゲキギャラクシーウォーズ~負けたら悲しいギャラナシー勝ったら嬉しいトシコシー~』を15時から20時に開催。加えて、20時〜22時30分にはYouTube生配信を、さらに22時30分〜25時の間には『マンゲキカウントダウン2024→2025』を実施し、計10時間で年越しを盛り上げた。

今年の『大晦日大祭典』のテーマは宇宙。カベポスター、天才ピアニスト率いる「ヒーロー」チーム、ダブルヒガシ、フースーヤ率いる「ヴィラン」チームに分かれて、さまざまなバトルを展開。その様子を2会場からリレー形式で5時間配信、さらに生で観られなかったパートは、アーカイブ配信を実施し、計10時間分の公演を楽しめるようになっている。

優勝チームには賞金100万円を贈呈!

オープニング配信はなんばの漫才劇場から。煽りVTRのあと、まずは「ヒーロー」チームのカベポスター(永見大吾、浜田順平)、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)、そしてチームのメンバーがステージへ。客席にサインボールを投げ入れる。続いて「ヴィラン」チームのダブルヒガシ(大東翔生、東良介)、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)が登場。同じくサインボールを会場へ投げると、東のドナリからイベントがスタート。

森ノ宮と合計10時間の戦いを行うこと、そして生配信とは別に行われているそれぞれの企画が後日配信されること、さらに優勝チームには100万円、副賞として株式会社神明のあかふじ米50キロが贈られることが伝えられるが、負けたチームは「ギャラナシー」になることも合わせて明かされた。

マンゲキ大晦日大祭典2024 
マンゲキ大晦日大祭典2024 

途中、森ノ宮との中継のあとは、フェスでは恒例、ネイビーズアフロみながわ、翠星チークダンス・木佐凌一朗が楽屋や舞台裏の撮影を行うことを発表。バッテリィズ・エースのギャグ「三笘のいちびり」のあとは、メンバーたちのボケ合戦が勃発する。さらに、チーム対抗で巨大なヘビ作りを行う「Go to the Year of snake!! ヒーローVSヴィラン ヘビ製造バトル!!」が同時に進行していることも明かされた。イベントスタートのコールはタイムキーパーひできが担当。ムチャブリに耐えつつ、なんとかイベントがスタートした。

大喜利やゲームコーナーで対決!

最初はよしもと漫才劇場から。コーナーは「GALAXY GAME WARS」。「スペース大喜利 地球に降り立ってひと言!」は、UFOから降りてきてひと言目の大喜利で競い合う。途中「スペース風俗」にたくさんのメンバーが来店、最後は全員参加のボケが行われるなど、ステージ上はカオス状態に。ほかにも4人1組で予告を作る「SF映画予告大喜利!」、ストロボ照明の中、隠れたメンバーを探す「ストロボかくれんぼ!」、平均台の上で戦う「ライトセーバーチャンバラ」、降ってくる隕石からマンゲキを守る「隕石ショットガンタッチ!」などで盛り上がった。

マンゲキ大晦日大祭典2024 

続いては「マンゲキメンバーが今年最後にやりたいこと〜前半〜」。ぎょうぶ澤畑健二の「ちろるさんにめちゃくちゃ怒られたのに怒られてない人みたいなしゃべり出しの木佐さんのひと言モノマネ」、スナフキンズ朝地亮介「65点のムーンウォーク」、オニイチャンこんちゃんの「音楽ライブで、薄いことしか言わないMCをするタグのモノマネ」など、メンバーが今年最後にやりたいことをステージ上で次々に披露した。

森ノ宮では10秒で爆笑を取るバトルが!

森ノ宮からの配信ひとつめは「10秒で1番おもしろいやつはダレだ! 10seconds」。10秒で行うネタバトルのMCは祇園・櫻井健一朗。吉田たち・ゆうへい、黒帯・大西進、セルライトスパ肥後裕之、丸亀じゃんご・安場泰介が見届人として参加する。ファーストラウンドにはヒーロー・ヴィラン各チームから12組が登場。ネタは漫才、コント、モノマネなどなんでもありで、観客の投票により4組がファイナルラウンドに進む。全24組が終わったあとは、おかわりタイム、そしてファイナルラウンドへ。優勝はファースト、ファイナルともにぶっちぎりで笑いを取ったパーティーパーティーがゲットした。

マンゲキ大晦日大祭典2024 

続いては、丸亀じゃんご・北村敏輝がMCを務める「キワモノどもが宇宙(ゆめ)の恐演! 見てられへん」。メインMCの4組も森ノ宮に到着。各チームの精鋭10名ずつで行うさまざまな対決を見届けた。まずはスナフキンズ朝地vsセンリーズ・テコンドー近藤が「芸人に大事なのは人柄か才能か」で「ディベート対決」。勢いで押しきろうとした近藤だが、朝地の冷静な返しに沈黙。朝地が勝利を収める。「モノボケ対決」では、チェリー大作戦・ねんど、cacao高橋vsガチャガチャ・ジョージ、カンフーカンフー・キムリョンスがモノボケを連発。5本のホットドッグを早食いする「ホットドッグ早食い対決」は、たくろう赤木裕、とくいち西垣vsタレンチ芝田大輝、cacao高橋の4人が対決するが、全員早々に手が止まる様子に会場は爆笑。途中メンバー交代も行われるなど、大盛り上がりだった。

マンゲキ大晦日大祭典2024 

ブッ飛びまくった芸人たちの狂宴?

「宇宙一予測不能なお笑いバトル ブッ飛び芸人王決定戦」はMCをダブルアート真べぇ、アシスタントを翠星チークダンス・ちろるが、審査員をデルマパンゲ広木英介、イノシカチョウ関本が担当。予選AブロックとBブロックに分かれて戦い、それぞれのブロックから勝ち上がった2名で決勝を行う。Aブロックのメンバーは、ヒーローチームが牛ぺぺ・ゆたか、イノシカチョウ純吉、釈迦虎・岡本峻、ドーナツ・ピーナツ ドーナツ、ヴィランチームがフミ・とん平、ツートライブたかのり、タレンチ・コバタ、例えば炎・タキノルイ。コバタのいきなりのギャグのあとは、全員が力任せのブッ飛んだボケを連発。開始前から波乱を予想させるが、最初の「ブッ飛び大喜利!」からブッ飛んだ回答が次々に飛び出す。

Bブロックは、ヒーローチームがセルライトスパ肥後裕之、華山やすい、イチオクけんしろを。ドーナツ・ピーナツ ピーナツ、ヴィランチームがダブルアート・タグ、ツートライブ周平魂、バッテリィズ・エース、ゴエモンだいじゅというメンバーで「ブッ飛びモノボケ!」で対決。エースが一発目のブッ飛びモノボケを見せると、そこから次々とボケ始めるメンバーたち。周平の連続ボケに反応してギャグでコラボするエースなど、見どころもたっぷり。ラストは肥後がしっかりとスベり、フィニッシュ。時間の都合で決勝ができないほど盛り上がりすぎた結果、ブッ飛び芸人王が決定した。

MC4組の本音がバラバラ!?

続いてなんばの漫才劇場では「フォースを合わせろ! スペースミッション」を開催。チーム戦をいったん中断し、メインMCの4組が力を合わせてミッションに挑む。

最初のお題は「芸人が惚れる芸人といえば?」。メンバーたちからは「ボケとツッコミで変わってくる」、「コンビと個人でも違う」など、意見が飛び交い、ダブルヒガシ、ツートライブらの名前が挙がるが、全員がバラバラという結果に。「劇場イチ使いやすいモノボケ小道具といえば?」では「赤ちゃん」が多かったものの、永見が「カニ」、田中が「馬のかぶりもの」など、まだバラツキが。続いての「住んでるぐらい長く楽屋にいる芸人といえば?」では、真輝志、タグ、華山にこらすらの名前が挙がる。ラストの「マンゲキNo.1の問題児といえば?」では、テコンドー近藤の名前が多く出るが、東の答え「しげ」に、全員が納得。大いに盛り上がった。

ここでしか見られないレアネタ連発

続いては「ミラクル・ファンタジー・ザ・マッチ〜一夜限りのシャッフルネタバトル」。シャッフルコンビを募集するYouTube配信から厳選した4組が1対1で対戦。観客の投票で勝利が決定する。

1組目に登場したのは、ヒーローチームから、ぎょうぶ為国×三遊間さくらいのコンビ。為国を慕うさくらいの思いが感じられるネタを披露すると、ヴィランチームは濱田祐太郎×ラニーノーズ×ももという5人組で対抗。もものネタをベースに各自が持ち味を活かしたネタで爆笑をさらう。

マンゲキ大晦日大祭典2024 

2回戦のヒーローチームは、カベポスター永見×真輝志のコンビ。eスポーツ部を舞台にしたコントは、細かなセリフのやりとり、動きも含めた完成度の高さで会場の笑いを誘う。対するヴィランチームはパーティーパーティー×フースーヤの4人。フースーヤときむきむの息の合ったボケにツッコむひらかわ。パワー系のネタでしっかり会場を盛り上げた。

マンゲキ大晦日大祭典2024 

最後の対決は爆笑の歌&パフォーマンス

いよいよイベントも終盤。ここで「Go to the Year of snake!! ヒーローVSヴィラン ヘビ製造バトル!!」の結果発表が。ヒーローチームは白い大蛇を制作。中からマイスイートメモリーズ花谷豊が登場するサプライズも用意されていた。ヴィランチームは「ヘビ・ヘヴィメタル」で対抗。ダブルアート・タグらしさ全開の作品となった。

そして最後のコーナーは、「GALAXY ROCK〜今年最期の歌合戦〜」。各チームが歌やパフォーマンスで競い合い、1勝につき100ポイントを加算。4つ行われる対決の1番手は、ヒーローチーム。ネイビーズアフロみながわ×翠星チークダンス・木佐による「シンデレラガール」(King & Prince)。暗転から照明が点くと、おそろいの白い衣装に身を包んだふたりが会場に。歌はもちろん真剣そのもの。カラーボールを投げ入れるパフォーマンスを見せるなど、会場は歓声に包まれた。ヴィランチームは、割り勘ボーイズ(鬼としみちゃむ・しみちゃむ、茜250cc・善家カズマサ)が登場。メインMC4組のラップからフリースタイルで今日のイベントを振り返るというワザを見せるなど、大いに盛り上がった。

マンゲキ大晦日大祭典2024 

続いてのヒーローチームは、スナフキンズ・松永ボディ×隣人・橋本市民球場×タイムキーパーによる「ラッシュピストル〜絆から生まれた日〜」。芸人たちの人生を賭けたやりとりを真剣に演じたあとは「笑えれば」(ウルフルズ)を熱唱した。ヴィランチームは、爛々・萌々、オーサカクレオパトラりえちゃんによる「美人」(ちゃんみな)でクールに対抗。ヒーローチーム3番手は、セルライトスパ大須賀健剛の「はたらくくるま(のこいのこ)」。大須賀はピンクのビキニ姿で登場。ほかのメンバーも巻き込んで、盛り上げる。ヴィランチームの華山やすい、ネイビーズアフロはじり、カベポスター浜田、フースーヤ谷口は「週刊少年チャクチ アニソン&名シーンメドレー」を披露。『スラムダンク』や『名探偵コナン』などの人気作品をモチーフにしたシーンが次々にステージ上で繰り広げられた。

マンゲキ大晦日大祭典2024 

ラストはヒーローチームが「アクロバティック時代劇」。黒子を使った殺陣(たて)は迫力満点。メンバーからも拍手と歓声が起こる。最後は「SHAKE」(SMAP)で締めくくる。ヴィランチームは「『恋愛レボリューション21』(モーニング娘。)44期ユニット」。男女混合のグループで登場すると、ダンスと歌で盛り上げた。そしてザ・ガーデンオリエンタル・大阪のランチ食事券20万円分が贈られるMVPも決定。エンディングでは勝利チームも発表。記念撮影のあと、イベント終了かと思ったら、まさかの芸人が全員の窮地を救うという驚きの展開で、またひと笑い。エンドロールにはみながわと木佐の撮影した写真が流され、イベントは終了した。

マンゲキ大晦日大祭典2024 

アーカイブ配信で2倍楽しめる!

翌日からスタートするアーカイブ配信では、よしもと漫才劇場が「GCP.サバイバー〜ジャンケン銀河一決定戦〜」、「今年最後にやりたいこと〜後半〜」、「マンゲキ10thアニバーサリークイズ」、森ノ宮よしもと漫才劇場が「ミッション in 2024」、「スペースギャラリー〜新ヒーローVS新ヴィラン〜」、「時事漫才グランプリ」、「CHISUKE」、「大晦日だから言わせてください! 2024無礼講忘年会」、「フェスのフィナーレはお客様が決める!エンディングプレゼンウォーズ」といった爆笑必至のコーナーが連発。合計10時間、たっぷりと楽しめる内容になっている。

『大晦日大祭典2024 マンゲキギャラクシーウォーズ~負けたら悲しいギャラナシー勝ったら嬉しいトシコシー~』
2024年12月31日(火)配信開始15:00/配信終了予定20:00
※販売は2025年1月14日(火)12:00まで
※見逃し視聴は1月14日(火)23:59まで
配信チケット:4,300円(税込)
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