北九州市:PR

【板橋ハウスが旅して案内する北九州市①】自然と都会、古くて新しい!?キーワードは“アーバンアウトドア”と“レトロモダン”

2023.2.20
【板橋ハウスが旅して案内する北九州市①】

文=梅山織愛 撮影=山口こすも 編集=森田真規


吉本興業に所属するお笑い芸人であり、それぞれ別のコンビを組んでいる吉野・住岡・竹内の3人が、「東京の片隅でルームシェアをする男三人のゆるやかな日常」をYouTubeやTikTokにアップし、今、若い世代から人気の「板橋ハウス」。

過去に3人へのインタビューを掲載したQJWebと北九州市による特別企画として、福岡県北九州市出身の吉野さんが、住岡さん&竹内さんと共に4年ぶりに里帰り! 2023年2月10日に市制60周年を迎えた北九州市の魅力を、2泊3日の旅を通して再発見していく様子を前後編の2回にわたってお届けします。

前編では、北九州空港に降り立った3人が空港近くの牡蠣小屋で新鮮な魚介を堪能し、平尾台エリアで自然と触れ合い、グランピングでバーベキューを楽しみつつ、レトロモダンな建物が立ち並ぶ観光地として人気の門司港を散策。さらに、「あたらしいことを、はじめやすい都市」を謳う北九州市のスタートアップ事情も紹介します。

板橋ハウス
板橋ハウス

吉野(写真左)
(よしの)1994年2月3日、福岡県北九州市出身。東京NSC22期、コンビ名「めぞん」。コンビのときの名は、吉野裕介

竹内(写真中央)
(たけうち)1995年1月6日、愛知県名古屋市出身。東京NSC22期、コンビ名「ピュート」。コンビのときの名は、竹内智也

住岡(写真右)
(すみおか)1993年6月22日、大阪府堺市出身。東京NSC22期、コンビ名「軟水」。コンビのときの名は、つるまる

北九州市への新しい玄関、北九州空港

空港に到着してすぐの撮影にもジャンプで応じてくれた板橋ハウス
空港に到着してすぐの撮影にもジャンプで応じてくれた板橋ハウス

2006年3月16日に開港した北九州空港。北九州市の玄関であるこの空港は市内へのアクセスがよく、中心地である小倉へバスを使って約30分で行くことができる。

板橋ハウスの3人は羽田空港から1時間30分かけて北九州空港に到着。竹内さんと住岡さんは北九州市に初上陸、北九州市出身の吉野さんも約4年ぶりの帰郷ということで、3人とも到着からワクワクが止まらない様子でした。

北九州市、天気いいわ~。空気も澄んでるし。

そうなんだよね~。まあ、北九州市は天気いいのが当たり前だから。

そんなになんや。

雨降ってる日なんて、数えるくらいしかないからね。

それはそれで問題や(笑)。

北九州空港
住所:福岡県北九州市小倉南区空港北町6番
URL:https://www.kitakyu-air.jp/

空港から車で15分!牡蠣小屋で楽しめる地元の新鮮な魚介

北九州空港から門司エリアに向かって進むと約15分で現れるのが「北九州カニ・カキロード」。ここには瀬戸内海西部に位置する豊前海で獲れた「豊前海一粒かき」を味わうことができる牡蠣小屋や直売所が立ち並んでいます。

豊前海一粒かきは福岡県初の養殖牡蠣で、一粒はそこまで大きくないが、そのぶん旨味がたっぷり詰まっているのが特徴。一般の家庭でも直売所で購入することができ、地元の人は焼いたり蒸したりして食べるのが定番とのことです。

牡蠣小屋「はちがめ」で販売されていた「豊前海一粒かき」
牡蠣小屋「はちがめ」で販売されていた「豊前海一粒かき」

今回、3人が訪れた「はちがめ」は漁師の店主が営む牡蠣小屋。豊前海一粒かきはもちろん、タコやイカ、旬の魚など、その日獲れたばかりの海鮮も楽しむことができます。無料で借りることができるかわいいジャンパーを羽織って、いざ網の前へ。吉野さんも牡蠣小屋は初めてということで、店主の方に教えてもらいながら牡蠣を乗せていきました。すると、徐々に牡蠣のふたが開いて、海鮮のいい香りが。そして焼き上がった牡蠣には「はちがめ」特製の牡蠣酢き(牡蠣専用のたれ)をかけて、皆さんひと口でいただいてました。

さらに3人のテンションを上げたのがワタリガニ(こちらは要予約)。吉野さんにつづいてふたりも「うまか~」を連発しながら、カニを隅々までおいしくいただきました。

牡蠣だけでなく、イカやホタテ、ししゃもなど北九州市の新鮮な海鮮を存分に堪能していた3人
牡蠣だけでなく、イカやホタテ、ししゃもなど北九州市の新鮮な海鮮を存分に堪能していた3人
おそろいのウインドブレーカーは牡蠣の汁のハネ防止用のもので、店に備えつけられている。店長・松本さんと店前での記念写真
おそろいのウインドブレーカーは牡蠣の汁のハネ防止用のもので、店に備えつけられている。店長・松本さんと店前での記念写真
焼き牡蠣を頬張る吉野さん
焼き牡蠣を頬張る吉野さん
素材の新鮮さに目を丸くする竹内さん
素材の新鮮さに目を丸くする竹内さん
ワタリガニに夢中の住岡さん
ワタリガニに夢中の住岡さん

牡蠣おいしかったな~。でも、海鮮全部うまかったよな。

全部おいしかったから、一番は決められないな~。

カニも食べれてね。贅沢でした。

カニをこじ開けて食うとか、普段やらないもんね。

ワイルドな感じがよかったな(笑)。

牡蠣小屋「はちがめ」
住所:福岡県北九州市小倉南区曽根新田南4-1-2

北九州市には自然がいっぱい!平尾台エリアで楽しむ「アーバンアウトドア」

北九州市の魅力のひとつが、市街地から車で簡単にアクセスできる範囲でアウトドアを楽しむことができる「アーバンアウトドア」。ということで、牡蠣小屋・はちがめから車で約30分かけて「平尾台」へ。日本三大カルストのひとつに数えられ、天然記念物・国定公園・県立自然公園の指定を受けている平尾台。標高300~700m、南北6km、東西2kmにわたって変わった形の石灰岩が点在しています。

変わった形の石灰岩が広がる平尾台
変わった形の石灰岩が広がる平尾台

直前まで海の近くにいたとは思えないほど一面に広がる緑に吉野さん、竹内さんは車を降りると全力疾走。しかし、この日は革靴で来てしまっていたため「次は絶対スニーカーで来よう」と話していました。また、不思議な景観が一望できる見晴台も訪問。羊の群れのように見える岩が並ぶ景色をバックに記念撮影も行いました。

猛ダッシュする竹内さん
猛ダッシュする竹内さん
広大な自然を堪能していた3人
広大な自然を堪能していた3人

こんな場所、東京にないからね。絶対ここ来たらひとり残らず走っちゃうよ(笑)。

北九州は自然えぐいからな。

確かに自然えぐいわ。地元でもこんなところないもん。

次の場所に向かう山道、神々しい逆光でパチリ
次の場所に向かう山道、神々しい逆光でパチリ

そして、平尾台に行ったら必ず訪れたいのが「千仏鍾乳洞」。国の天然記念物にも指定されている鍾乳洞で、中は一年を通して気温約16度、水温約14度と変わらないため、いつでも快適に探索することができます。探索できる部分はおよそ900m。どこまで行くかは自由だが、だいたい片道20分でゴールまで到着することができるそうです。また480m付近から水流に入るため足元が濡れてしまうが、売店にはサンダルの無料レンタルもありました。

千仏鍾乳洞の前で記念写真
千仏鍾乳洞の前で記念写真

3人もサンダルに履き替えてから洞内へ。入口から広がる神秘的な空間に感動しながら進んで行きます。「ここやばい!」「探検し過ぎてる!」と天井が低い場所やゴツゴツした足場も楽しみながら進んで行くと、ついに小川に遭遇。どうやら水は少し冷たかったようです。そして鍾乳洞の探索を終えたあとは、目の前の売店で絶景を眺めながらサツマイモあんの入った「カルスト饅頭」をいただきました。

常にしゃべりながら、洞内でも楽しそうだった3人
常にしゃべりながら、洞内でも楽しそうだった3人
途中から水の中を進むことになるので、探検感も抜群!
途中から水の中を進むことになるので、探検感も抜群!
サツマイモあんがほどよい甘さのカルスト饅頭
サツマイモあんがほどよい甘さのカルスト饅頭

北九州に住んでたけど、こんな自然の部分味わったことなかったわ。神秘的だったよな。

人工物じゃなくてもあんなのできるんやね。信じられない規模のデカさだったな。

もっと前に平尾台に出会ってたら、東京来てないかも。

そんなに感動したの(笑)。危ね~。

帰りの山中、ひとり先に進んでいた吉野さんの上着と杖が道端に……
帰りの山中、ひとり先に進んでいた吉野さんの上着と杖が道端に……
しばらく進んだところで岩陰に隠れる吉野さん。取材中、常にふざけながら楽しんでいた3人
しばらく進んだところで岩陰に隠れる吉野さん。取材中、常にふざけながら楽しんでいた3人

千仏鍾乳洞
住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台3-2-1
URL:http://www.senbutsu-cave.com/

グランピング、BBQ、門司港レトロを堪能!


この記事の画像(全161枚)


この記事が掲載されているカテゴリ

QJWebはほぼ毎日更新
新着・人気記事をお知らせします。