「身長180センチなのでサイズが合う衣装を用意するのに手間取りました」『FF VII』『メタルギア』『スーパーマリオ』レイヤーに聞いたコスプレの“こだわり”
世界最大規模の同人誌即売会であり、コスプレが楽しめるイベントとしても広く知られている『コミックマーケット(コミケ)』。QJWebではその最新回に参加していた、新旧さまざまな人気ゲームのキャラクターに扮するコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれのコスプレに対する“こだわりポイント”を聞いたレポートをお届けします。
コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”
コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも参加する上での醍醐味のひとつ。昨今ではほぼ毎週末、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。
そうしたイベントに興味はあるもののまだ参加したことがない方に向けて、2025年下半期に行われたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。
本稿でピックアップするのは、2025年12月30日、31日に東京ビッグサイトで開催され、2日間で約30万人が来場した大型イベント『コミックマーケット107』(コミケ107)。
屋外に設けられたコスプレエリアをのぞいてみると、新旧さまざまな人気ゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーが集結。26年ぶり(2025年時点)にシリーズ最新作が発売された『餓狼伝説』の不知火舞や、2004年に発売されたタイトルのリメイク版『メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター』に登場するEVA、人気ホラーゲームの外伝作品『サイレントヒルf』に登場する狐面の男や咲子らしきものなど、同年にリリースされ、ヒットした作品のキャラたちが一堂に会して撮影や交流を楽しんでいた。
また、中には『スーパーマリオ』シリーズに登場するピーチ姫のアレンジ衣装を用意するなど、独創的なアイデアのコスプレを披露する参加者もいて、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
*
「不知火舞は『餓狼伝説2』にて初登場してから今日まで、対戦格闘ゲームはもちろん、すべてのジャンルのゲームのなかでも不動の人気の女性キャラクターです。初めて見たときに感じたエロスと妖艶だけどお茶目な感じ、最近では『ストリートファイター6』にも登場した圧倒的存在感を放つヒロイン。そんな彼女に扮するにあたって、今回はウィッグも衣装もすべて特注で仕上げました。ウィッグは私の頭の形に沿って、手作業で作った一点物。衣装で一番こだわったのはインパクトのある肩の縄です。全身にこだわりの詰まったウィッグと衣装のおかげで、不知火舞というキャラを3次元で表現することができました」(『餓狼伝説』シリーズ:不知火舞/Melさん)

「今回のコスプレをするにあたってまず最初に用意したのは、EVAを象徴する武器でもある愛銃のモーゼルです。なかなか出回っていなくて、かなり探してまわり、ようやく手に入れたのがこちらです。ホルスターは同じ形のものを見つけることができなかったので、手作りで用意しました。ほかにもベルトやウエストポーチ、靴、暗くてちょっとわかりにくいですが根元の色味がグラデーションになっているウィッグなどは、原作に近いものをそろえられたので満足しています。ジャンプスーツは衣装制作が得意なコスプレイヤーのみひまるさんに生地からこだわって作っていただいたもので、こちらも非常にクオリティが高くて気に入っています。イベント当日は大勢のカメラマンさんに写真を撮っていただけて、『冬コミ』めちゃくちゃ楽しかったです!」(『メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター』EVA/KUREHAさん)

「『スーパーマリオ』シリーズのピーチ姫のコスチュームを『ニーア オートマタ』の2B(ヨルハ二号B型)風のデザインでクロスオーバーさせてみました。衣装、ウィッグ、小道具はすべて自作で、特に時間がかかったのはスカートの模様です。また、横にいるロボットは3Dプリントで作成しました。制作にはかなり時間がかかりましたが、やってみたいオリジナルのコスプレができて、とても満足しています」(『スーパーマリオ』シリーズ:ピーチ姫[アレンジ衣装]/Alenaさん)

「今回が初めてのコスプレだったのですが、身長が180センチなので、まずは自分に合うサイズの衣装を用意するのに手間取りました。二次元のキャラクターが現実に存在したら、どう見えるのか……ということを考えながら、ウィッグなども用意しています。メイクはあえて抑えめにして、リアルな感じに仕上げたのも意識したポイントです」(『ファイナルファンタジーVII リバース』ティファ・ロックハート/大崎菜緒さん)

「色味や生地の質感にもこだわって、衣装一式を用意しました」(『サイレントヒルf』狐面の男/丸山カネキリカさん)

「上から下まで全身自作です。衣装は水に溶いたアクリル絵の具で汚し、裾もボロボロにしました。お面は穴をあけているので視界は良好です。また、ウィッグのおでこ部分にマジックテープをつけて、簡単に着脱できるように工夫しています」(『サイレントヒルf』咲子らしきもの/やえとさん)

QJWebでは今後も、全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、レポート記事を作成していく。連載形式で順次アップする予定なので、こちらもご期待いただきたい。
関連記事
-
-
Furui Rihoが『Letters』で綴った“最後の希望”「どんなにつらい日々であっても、愛は忘れたくない」
Furui Riho『Letters』:PR -
4年目の今、重荷だった「王子様」を堂々と名乗れる。Last Princeが語る、プリンスを背負う勇気と楽しさ
Last Prince:PR







