「脚を魅力的に見せたくて“ツヤテカ”質感にこだわりました」バニースーツの『勝利の女神:NIKKE』コスプレイヤーたちに聞いた“こだわり”

2026.2.9
(左から)千咲てらさん、黒川さん、まきほさん

文=ソムタム田井 編集=森田真規


東京・池袋で開催された大型コスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2025(池ハロ2025)』。QJWebでは同イベントに参加していた、人気ゲームのキャラクターに扮するコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれのコスプレに対する“こだわりポイント”を聞いたレポートをお届けする。

コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”

コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも参加する上での醍醐味のひとつ。昨今ではほぼ毎週末、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。

そうしたイベントに興味はあるもののまだ参加したことがない方に向けて、2025年下半期に行われたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”と併せて紹介する。

本稿でピックアップするのは、2025年10月24日~26日にかけて東京・池袋の東口エリアで開催された大型コスプレイベント『池袋ハロウィンコスプレフェス2025』。3日間で16万1000人が来場。コスプレパレードやギャザリング、さらにはKis-My-Ft2の宮田俊哉が登壇したステージ企画などが実施され、会場は大盛り上がりとなった。

参加者の衣装を見てみると、やはり『池ハロ』でもほかのイベントと同様に『勝利の女神:NIKKE』が人気で、同作のキャラクターに扮したコスプレイヤーが大勢集結。リリース3周年(2022年11月4日より配信)の直前だったこともあってか、複数名で“併せ”を楽しむグループや、途中で衣装を着替えて午前と午後で異なる『NIKKE』コスプレを楽しんでいたレイヤーもいて、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。

「こだわったポイントはタイツです。黒いタイツの下に、ツヤツヤテカテカの肌色タイツを仕込んでいて。そうすることで光が当たったときにすごくツヤッとする、きれいで迫力のある脚を表現できました。ちなみにですが、黒のタイツは着替えの際に破れてしまって……。予備を持ってきていたので問題はなかったのですが、注意しておかないとタイツはすぐに破れてしまうので大変です」(『勝利の女神:NIKKE』エード/千咲てらさん)

『勝利の女神:NIKKE』エード/千咲てらさん
『勝利の女神:NIKKE』エード/千咲てらさん

「バイパーは何回かコスプレをしたことがあるキャラで、今回はいつもとメイクを変えてみました。特に目元は大胆にラインを引いて、かわいいけど毒気のある目元になるようにしてみました。ほかにもいろいろ試行錯誤を重ねて、4回目でやっと“自分の中の理想の顔”に仕上げることができました」(『勝利の女神:NIKKE』バイパー/千咲てらさん)

『勝利の女神:NIKKE』バイパー/千咲てらさん
『勝利の女神:NIKKE』バイパー/千咲てらさん

「『NIKKE』3周年に合わせて、今回はメインキャラクターであるラピのコスプレをしました。キリッとしたラピらしい目元は、眉毛と跳ね上げのアイラインで再現しています。普段とは違うかっこいい表情を意識したので、ラピらしい力強さが表現できていたら幸いです」(『勝利の女神:NIKKE』ラピ/まきほさん)

『勝利の女神:NIKKE』ラピ/まきほさん
『勝利の女神:NIKKE』ラピ/まきほさん

「こちらのコスプレで一番のこだわりポイントはウィッグの色味です。ラピ:レッドフードの髪色を再現したくて、暗い部分は落ち着いた深みのある赤に、光の当たる部分は朱色に見えるウィッグを探しました」(『勝利の女神:NIKKE』ラピ:レッドフード/ノギさん)

『勝利の女神:NIKKE』ラピ:レッドフード/ノギさん
『勝利の女神:NIKKE』ラピ:レッドフード/ノギさん

「少しでもキャラに雰囲気を寄せられるよう、メイクの色味にこだわりました。衣装は既製品を購入しましたが、ウィッグと羽子板はキャラクターをじっくり観察しながら、自作で用意したものです。明るく天真爛漫なブランの雰囲気を感じていただけたらうれしいです」(『勝利の女神:NIKKE』ブラン/黒川さん)

『勝利の女神:NIKKE』ブラン/黒川さん
『勝利の女神:NIKKE』ブラン/黒川さん

QJWebでは今後も、全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、レポート記事を作成していく。連載形式で順次アップする予定なので、こちらもご期待いただきたい。

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ソムタム田井

(そむたむ・たい)ライター兼カメラマン。コスプレ文化の研究家として、『ORICON NEWS』『まんたんウェブ』『WebNewtype』『ファミ通.com』『Movie Walker』など、多数のWEBサイトや書籍に寄稿。コスプレイベントの企画やキャスティングを担当しつつ、世界コスプレサミット『Co..