“常識の向こう側へ”STARGLOWが語る「世界一大きな夢」
スタイリスト=鍛冶古翔三(Yolken)
ヘアメイク=伊澤明日花、高松れい、津谷成花(MASTER LIGHTS)
文・編集=Quick Japan編集部 撮影=ティム・ギャロ
2026年1月21日(水)、『Star Wish』でいよいよデビューを果たす5人組ダンス&ボーカルグループ・STARGLOW(スターグロウ)。『Quick Japan』vol.181(2025年12月10日発売)では彼らが表紙&65ページ総力特集「あたらしい光」に登場。
SKY-HIが主宰するマネジメント/レーベル「BMSG」に所属する彼らの先輩には、2025年に初のワールドツアーを実現させたBE:FIRST(ビーファースト)や、アリーナ公演を成功させ個人活動も話題を呼んでいるMAZZEL(マーゼル)がいる。
オーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』によって選ばれ、デビュー前から世界での活躍が期待されるSTARGLOWの5人が抱いている「世界一大きな夢」とは。本誌から一部抜粋したインタビューをお届けする。

目次
RUI「夢を追いかけ続けられることが世界一大きな夢」
2021年、BE:FIRSTを生んだオーディションプログラム『THE FIRST』に参加。中学生らしからぬパフォーマンスを披露し、オーディションの最中に異例の練習生契約の打診を受けたRUI(ルイ)。彼は「これが夢だ」とは決めないという。
RUI 中3の終わりくらいから、明確に「これが自分の夢だ」って決めてしまうと、夢が狭まってしまうことに気づいたんです。ふとした瞬間に「これが夢だ」って決めてしまうと、それが叶ったらどうなっちゃうんだろう?と思って。夢を見続けて、そこに向かってひたすら前進していくことで、夢は大きくなるものだと思っています。夢を追いかけ続けられることが世界一大きな夢。死ぬ前にそれが実感できていたらいいなって思います。
TAIKI「『コーチェラ・フェスティバル』に出たい」
小学生のころから多くのフリースタイルバトルに出演し、RUIと同じく中学生のときに『THE FIRST』に参加したTAIKI(タイキ)。インタビューでは「“アイドルラッパーの本物バージョン”になってやる」と話していた。そんな彼が抱いている「世界一大きな夢」とは。
TAIKI メンバーで話しているときもよく夢を語り合うんですが、そこでよく出てくるのは「『コーチェラ(・フェスティバル)』に出たい」という夢です。小さい目標はもちろんたくさんあるけど、大きな夢を言うことを心がけていたら、最近みんな『コーチェラ』しか言わなくなりました(笑)。日本のボーイズグループで海外のステージに立つ人はなかなかいないと思うけど、遅くとも10年以内には叶えたい。海外のフェスならではの盛り上がりをステージから見てみたいですね。
KANON「でっかい会場でワールドツアーを回りたい」
2022年、高校1年生のときにBMSG第2弾ボーイズグループを生み出した『MISSIONx2』に参加したKANON(カノン)。「今は日本でたくさんの人に知ってもらえるアーティストになれるようにがんばりたいです」と言いつつ、「世界一大きな夢」を教えてくれた。
KANON やっぱりワールドツアーですね。それもでっかい会場でツアーを回りたいです。これはよくメンバーとも話し合っている目標でもありますし、常に考えていることではありますね。
GOICHI「世界一楽しんで音楽をすること」
2024年よりBMSG TRAINEEとして活動し、『THE LAST PIECE』に参加したGOICHI(ゴイチ)。「STARGLOWが高く飛べるように、自分が先頭に立ちたい」という彼は、「この5人の雰囲気のままで世界まで行けたら最高」と明かした。
GOICHI グループとして大きな会場でライブをしたいとか、そういう大きな夢ももちろんあるんですけど、一番の夢は「世界一楽しんで音楽をすること」です。自分たちが「世界一楽しい」と思ったらそれは世界一だと思うので、その気持ちをずっと持ち続けながら大きくなるのが夢です。
ADAM「STARGLOWにしかできない音楽を世界に提示したい」
歌やダンスがほぼ未経験の状態で『THE LAST PIECE』に参加したADAM(アダム)。しかし自身の歌には「揺るぎない自信」があり、「自分の歌唱スタイルは誰にもない個性」と話す。オーストラリア人の父親を持つ彼は、「いずれは全編英語の歌詞にも挑戦したい」という。
ADAM わかりやすいのは、ドーム公演だったり『コーチェラ・フェスティバル』出演だったり、かたちとして目に見える成果を収めたい気持ちがあります。もっと根本にあるのは、STARGLOWにしかできない音楽を世界に提示していくこと。そのためには誰にでもできる音楽をやっても刺さらない。「それだったらほかのアーティストでいいじゃん」となってしまうので、「この歌詞はADAMが歌うから意味がある」「このリリックはTAIKIが歌うことに意味がある」とか、そういう曲や表現を世界に提示していって、いずれは全編英語の歌詞にも挑戦したいですね。
SKY-HIインタビュー、Aile The Shota×REIKO対談も掲載
『Quick Japan』vol.181のSTARGLOW特集「あたらしい光」では、各メンバーへのロングインタビューのほか、STARGLOWプロデューサーのSKY-HIが5人に対する期待とBMSGのカルチャーに対する現状認識を語ったインタビュー、『THE FIRST』のころからメンバーと時間をともにしてきたBMSG所属アーティストのAile The ShotaとREIKOが各メンバーとSTARGLOWに対して抱いている印象と期待を明かした対談など、合計約4万字のインタビューを収録。


また、特集ではSTARGLOWメンバー5人による「QJカメラ部」特別復活版や『THE LAST PIECE』の振り返り企画なども掲載し、合計65ページの総力特集として、彼らの過去と現在、そして未来を立体的に掘り下げている。


「全ての10代と、かつて10代だった全ての人へ。さあ、世界で一番自由で大きな夢を見よう。」
このステイトメントを掲げた『THE LAST PIECE』から生まれ、新たな時代の「あたらしい光」になるであろうSTARGLOWは、これからどんな夢を見せてくれるのか──その想いに迫る。
『STARGLOW』最新情報をチェック!
BE:FIRST(ビーファースト)、MAZZEL(マーゼル)に次ぐ3つ目のボーイズグループとして、SKY-HIが主宰するマネジメント/レーベル「BMSG」から誕生した5人組ダンス&ボーカルグループ「STARGLOW(スターグロウ)」。
2025年9月19日、オーディションプログラム『THE LAST PIECE(ラストピース/通称:ラスピ)』の最終回で発表されたSTARGLOWのメンバーは、RUI(ルイ)、TAIKI(タイキ)、KANON(カノン)、GOICHI(ゴイチ)、ADAM(アダム)の5名。同日がSTARGLOWの結成日となった。
2025年9月22日、プレデビュー曲「Moonchaser」でプレデビューを果たした。
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