写真を撮ることにこだわりを持つアーティストや俳優による連載「QJカメラ部」。
金曜日は、国内外で活躍する7人組ダンス&ボーカルグループ・BALLISTIK BOYZのメンバーで、近年はグループでの活動だけでなく俳優としてもドラマ作品などに挑戦している砂田将宏が担当。
愛用するカメラで撮影したプライベートやメンバーの素顔を、自身のInstagramに時々アップしている。そんな彼が、日常の中で、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
自分と重なった主人公の姿
マンガ『キングダム』知ってますか? 読んだことありますか?
『キングダム』は僕が一番好きなマンガで、マンガやアニメにハマったキッカケでもある作品なんですけど……。
この作品との出会いは僕が13歳のとき、ニューヨーク留学に行く直前です。
ニューヨークへ旅立つほんと前日とかに、この留学のプロジェクトを担当していたお偉いさんに「行ってきます」とあいさつをしに行ったときに、「がんばってこいよ! あとこれあっちで読みな!」と渡されたのが当時発売されていた『キングダム』全巻でした。
とりあえずニューヨークに持って行ったんですけど最初のほうは新しい環境に慣れることに精いっぱいでマンガを読む機会がなかなかなかったんですけど、半年か1年ぐらい経ったときになぜかはあんまり覚えていないのですが、『キングダム』の1巻を読んでみたんです。
普通におもしろいマンガだなと思って、とりあえずいただいた全巻読んだんですけどそこまでハマらず。
それでまた1年後ぐらいになんのキッカケか覚えていないぐらい軽い気持ちで読み直してみたら……ハマってしまいました。
そして2回目を読み終わったときになぜこのマンガを留学する直前にいただいたのか……その意図がわかったんです!
『キングダム』ってざっくりいうと主人公の信が下僕から大将軍を目指す物語なんです。
下僕ながらたくさんの困難と強敵に打ち勝って夢へ向かって駆け上がっていく主人公の姿と異国の地に親元離れて移住し、夢を叶えるために言語、ダンス、歌、人間力を身につけて磨いていく自分を重ねられたんです。
だから作中の主人公・信の言葉や姿が、すごく僕のがんばれる力になりました!
もともと自分の名前の由来も将軍からきていることもあって将軍系の物語とかは好きだったので、2回目を読み終わったそのときから『キングダム』が大好きになりました!
そこから今まで変わらず、ずっと僕の中ではNo.1のマンガで、今も最新話が出るのが毎週の楽しみです‼︎
『キングダム』愛語り出したら止まらないからこのへんにしておきます😅🙇🏻♂️
いつか『キングダム』の映画に出演できますように✨


今週はパックをつけたまま公開リハーサルに向かった深堀さんを添えて。

南なつ(CANDY TUNE)、砂田将宏(BALLISTIK BOYZ)、蒼井嵐樹が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。