サーキットイベント『Boys & Girls』:PR

「自分らはここで息をしている」コロナ禍のライブで得た実感。気鋭3バンドがサーキットイベント『Boys & Girls』に託した想い

2021.7.2

今、ライブハウスについて思うこと

──ちとせさんが「山本さんのMCにはライブハウス愛を感じる」ということを仰っていましたが、それはコロナ禍の影響も大きいと思いますか?

山本 そうですね。やっぱり、追いやられているような感覚があったんですよね。縄張りを取られるというか、自分のフィールドを荒らされているというか……家が爆破されているような感じ。そのくらいの危機感がありました。極論を言えばライブハウスを選ばない人生もあったと思うけど、僕はたまたまバンドをやることが自分を表現する手段になって、ライブハウスが生きるフィールドになっていて。今は、それがないとやっていけない感覚があるんですよね。
これがなくなってしまうことは、自分の存在意義とか生きる指針がなくなることと一緒だし、そうなったら僕はめちゃくちゃダメになってしまうと思う。「そうならないためにはどうすればいいか?」って考えると、ライブをして、「自分らは息をしている」って見せることを、こういう状況でもやっていかないといけないんですよね。

Maki:山本響(Vo&Ba)、佳大(Gt)、まっち(Dr&Cho)からなる、3ピースロックバンド。2015年で名古屋で結成され、リリースツアーは全国各地でソールドアウト続出。2021年7月21日、1st E.P『creep』がリリースされる。
公式ホームページ:Maki official website
Twitter:@maki__jpn

──浜口さんとちとせさんにとっては、ライブハウスはどんな場所ですか?

浜口 僕にとっては、自分が自分でいられる場所ですね。

ちとせ 私は逆に、ライブハウスに対して「自分の家」みたいな感覚ではいられなくって。ライブハウスは、ずっと「憧れの場所」っていう感覚なんです。どれだけステージにたくさん立っても、夢に焦がれているような気持ちが消えない。なのでライブハウスは、自分の中では、ちょっと離れたところから憧れつづけているような場所ですね。

──3バンドが主催するサーキットイベント『Boys & Girls』についても話を聞かせてください。まず、どのようなきっかけで開催が決まったんですか?

ちとせ レーベルの社長の綿谷さんから「やってみない?」とお声がけいただいて、実現したんです。私は、これは今しかできないことだろうなって思っていて。この3バンドがちゃんとライブをしていて、「音楽を届けたい」と思っていて、ちゃんと活動している今だからこそ、やる意味があるんだろうなって。もちろん、こういう状況での開催にはリスクはあると思うんですけど、それも踏まえて「いい日になったらいいな」と思っています。

カネヨリマサル:ちとせみな(Vo&Gt)、いしはらめい(Ba&Cho)、もりもとさな(Dr&Cho)からなる、青春ロックを追いつづけるガールズ3ピースロックバンド。2014年に結成され、大阪を拠点に活動する。2021年6月、配信シングル『南十字星』をリリース。
公式ホームページ:カネヨリマサル オフィシャルサイト
Twitter:@kaneyorimasaru

──イベントのタイトル『Boys & Girls』はどのようにして決めたんですか?

浜口 これは響が提案したんです。

山本 直感なんですけどね。カネヨリマサルとmoon dropと僕らだったら、これかなって。

──僕はGOING STEADYのアルバムタイトルから来ているのかなと思いました。皆さんのレーベル名「D.T.O.30.」も、「DON’T TRUST OVER 30」の略ですし。

山本 それ、あとから知ったんですよ。ミラクルが起きました(笑)。

──会場となる名古屋E.L.L、ell.FITS ALL、ell.SIZEの3つのライブハウスには、どんな印象を持っていますか?

浜口 僕はE.L.L以外の2会場ではやったことあるんですけど、E.L.Lにはまだ立ったことがなくて。ただバンドを組んだばかりで、県外(moon dropは三重県出身)でライブをし始めたころに、当時同じレーベルのLUCCIのドラムの慎さん(長崎慎)に誘ってもらってE.L.Lに行ったことがあったんです。「名古屋のこんなところに、こんなにデカいライブハウスがあるんや」と思って驚きました。すごくキラキラしていて。そのときに「いつかやりたいな」と思っていたので、楽しみですね。

moon drop:浜口飛雄也(Vo/Gt)、清水琢聖(Gt)、坂知哉(Ba/Cho)、原一樹(Dr)からなる、愛だの恋だのラブソングだけを歌いつづけるバンド。2014年、三重県伊勢市で結成。2021年1月、3rdミニアルバム『拝啓 悲劇のヒロイン』をリリース。
公式ホームページ:moon drop 公式サイト
Twitter:@info_moondrop

山本 僕は小学生のころから名古屋に住んでいるので、E.L.Lでライブを観た思い出があります。E.L.Lは、僕らが普段やっているライブハウスとは全然違う雰囲気のハコなんですよ。僕らが普段やっているのは、いい意味で地元感のあるライブハウスなんですけど、E.L.Lはきれいだし、どちらかというと敷居が高いイメージがずっとあって。
今回、僕らも初めてE.L.Lでやるんですけど、正直、moon dropやカネヨリマサルは似合うだろうけど、Makiは「似合うかなあ?」っていう部分もあって。でも、だからこそ新鮮ですね。ちょっと僕らっぽくない会場ではあるけど、まあいつもどおりやれば大丈夫かなと思ってます。

ちとせ 私はまだ行ったことがないので、楽しみです。新しい場所でライブできるのはいい経験になるし、ありがたいなって思います。

サーキットイベント『Boys & Girls』に託した想い

──最後に、今回のサーキットイベントに対しての想いをそれぞれ語っていただければ。

山本 今回は、これまで出会ってきて「いいな」と思ったとか、「これからも一緒にやりたいな」と思ったバンドを3組それぞれが呼ぶかたちでブッキングしているんですけど、moon dropやカネヨリマサルが、どんなバンドとこれまで出会ってきたのかを知ることができるのは楽しみですね。もちろん、みんなにも楽しんでほしいです。楽しくないイベントなんて、僕だったら出たくないなと思いますから。

──出演するバンドは、皆さんにとって縁の深いバンドたちなんですね。

山本 そうですね。3組それぞれが、これまでのツアーで出会ったバンドとか、自分たちの分岐点で出会ったバンドとか、衝撃を受けたバンドたちです。

ちとせ 今回出てくれる人たちはほとんど対バンしたことがあるバンドばかりなんですけど、WOMCADOLEだけ、私たちは対バンしたことがなくて。でも、今回彼らを呼びたかったのは、WOMCADOLEのギター(マツムラユウスケ)が、昔、カネヨリマサルでドラムのサポートをしてくれていたからなんです。

山本 へえ~!

浜口 そうなんだ。

ちとせ だから、この機会に一緒にやりたいなと思って。こうやってイベントを企画するのって、想いを込めてするもんやと思うんです。自分らが好きなバンドを呼ぶのも、想いを込めて呼ぶもんやと思うし。それが今回、カネヨリマサルだけの企画じゃなくて、moon dropとMakiと組んだ企画ということは、想いは×3になっているはずなんですよね。このイベントでMakiとmoon dropが連れてきた仲間と、私たちが連れてきた仲間がみんなでつながることは素晴らしいことだと思うし、お客さんも、好きな音楽が増えてくれたらいいなって思いますね。

浜口 「ライブハウスが恋しい」と言っているだけじゃなくて、自分たちで新しいライブハウスを作っていくくらいの勢いでやりたいなって思います。それに、いろんなバンドが出るので、「どのバンドが欠けてもダメやった」と言われるようなイベントになったらいいですね。全バンドでひとつのものを作れたら最高だなと思います。

山本 あとは、これをきっかけにサーキットイベントが増えてくれたらいいなと思います。もちろん、こんなご時世なので、いろんな人たちの力は借りなければいけないし、ルールを守ってもらうことは前提になりますけど、「それでも、いい1日は作れるんだぜ」っていうことを見せることができたらいいですね。それがこの先、いろんな人たちにつながって、いろんな連鎖が生まれたらいいなと思います。

Maki & moon drop & カネヨリマサル presents.サーキットイベント『Boys & Girls』

日時:2021年7月25日(日) 開場12:00/開演13:00
会場:名古屋E.L.L/ell.FITS ALL/ell.SIZE
※3会場サーキットイベント
出演バンド:
1.Maki 2.moon drop 3.カネヨリマサル
4.アメノイロ。 5.LEA 6.ammo
7.古墳シスターズ 8.Bye-Bye-Handの方程式
9.WOMCADOLE 10.東京少年倶楽部
11.KALMA 12.Hakubi 13.メレ
14.ステープラー 15.ザ・モアイズユー
16.umitachi 17.Suspended 4th
18.SpecialThanks
Twitter:@Boys_Girls_info
Instagram:@boys_girls_info
チケット:
https://eplus.jp/sf/detail/3453980001-P0030001


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