学校で活動する女子高校生のアイドル“スクールアイドル”たちを主人公に、2010年にプロジェクトスタートした『ラブライブ!シリーズ』。シリーズの3作目にあたり、グループではなくソロアイドルたちの活動を描いたのが『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(ニジガク)』だ。
そして、TVアニメシリーズの物語の締めくくりとなる映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章』が2024年9月6日に封切られ、10月19日、20日にはKアリーナ横浜にて『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 7th Live! NEW TOKIMEKI LAND』を開催。
そんなニジガクから、常に眠たげなお姉さんである近江彼方と、感情を表に出すのが苦手なゆえに「璃奈ちゃんボード」を携えている天王寺璃奈。ニジガクの中でも意外性のあるふたりを演じる鬼頭明里と田中ちえ美の対談をお届けする。
目次
夢にも思っていなかった『ラブライブ!シリーズ』の一員に
おふたりが『ラブライブ!シリーズ』に初めて触れられたのはいつころですか?
高校生のとき、友達にμ’s(ミューズ)好きの子がいたんですよ。その子がカラオケで「Wonderful Rush」を歌っていて、そこで流れていたMVに惹かれたことが最初の出会いでした。学校では『ラブライブ!』を知らなくても『スクフェス』(『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』。スマートフォン向けのゲーム)をやっている人が多くて、私もそれをきっかけに始めたんですよね。
私も友達がμ’sにハマっていて、カラオケで「Wonderful Rush」を歌おうと誘われたことがきっかけです。当時はまだアイドルアニメが少なかったので、声優さんがアニメの中と同じ衣装を着て歌って踊るなんてすごいなと感心していました。でも、当時はまだAqours(アクア)もいなかったので、まさか自分がその一員になるとは夢にも思っていなくて。
「μ’sいいよね」なんて友達と言っていたコンテンツに加わるのって、かなり信じられなかったよね。
自分の立ち位置を発見できたからこその『完結編』
映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章』をご覧になった感想を教えてください。
めちゃくちゃおもしろかったです。お話としてはもちろん、ライブシーンがたくさん観られたのもうれしかったです。今回のお話は特に、ソロで活動しているニジガクのよさが出ていた気がします。ソロで活動はするんだけどメンバーで話し合いをするし、チームで行動することもあるし。心のどこかではメンバーのことを大事に思っているところが、いいバランスで描かれていましたよね。
『第1章』では璃奈ちゃんはそこまでフィーチャーされていないのですが、歌を披露する5人+(中須)かすみの成長具合が垣間見えて、とても感動しました。特に(桜坂)しずくなんて、1期のころだったら初手で歌い出さなかったと思うんですよ。こういう役はかすみがやりがちだったはずで。その一方で彼方はとても甘えん坊になっていますけど(笑)。でも、それは甘えてもいい場所を見つけられたからだと思うんですよね。いろんなことを経験して、自分の立ち位置を発見できたからこそ『完結編』があるんだなと。
メッセージが胸に突き刺さる全体曲「どこにいても君は君」
『第1章』では、彼方の楽曲「Daydream Mermaid」が披露されました。
とっても元気な楽曲ですよね。これまでの彼方の楽曲って、眠たげなイメージからか、ゆったりした曲調が多かったんです。でも、成長に伴ってはっちゃける姿も見られるようになって、「Daydream Mermaid」はテンポがすごく速かったです。
たしかに、今までの彼方のソロ曲の中で一番元気ですよね。『第1章』の中でも自分の時間ができるようになったと語っていて、前より寝落ちしないようになってきた気がします。今回は一回も寝落ちしなかったですしね(笑)。だからこそのテンポが速い楽曲なのかなと思いますし、水族館の幻想的な空間の中でのライブということもあって、とにかく引き込まれました。
お風呂の中で寝落ちしそうにはなってたけどね(笑)。
これまでは練習中でも寝落ちしていたから、とっても成長したよ!
ほかのメンバーの楽曲で、気になった曲はありますか?
(鐘)嵐珠の「PHONEIX」から(上原)歩夢の「Stellar Stream」につながる流れが素晴らしかったです。特に嵐珠は中国から日本に来た決意がMVの中に垣間見えて、涙が出ました。ライブでは盛り上がる曲だと思うんですけど、本編で通して観ると涙を誘われるはずです。
エマ(・ヴェルデ)の三線とのコラボもかっこよかったですし、しずくはトップバッターでボルテージを上げてくれたしで、みんなの想いが歌に表れていたので感動しちゃいました。歩夢なんて1期から考えると、見違えるほど成長していましたし。ダンスにも目を奪われちゃいました。
全員曲「どこにいても君は君」についてはいかがでしたか?
沖縄に来たっていう、のんびりした雰囲気が感じられる楽曲ですよね。
歌詞にもあるように、休んでいいんだ!って思えるのもとてもよくて。働きすぎて疲れちゃったときに聴くと、ニジガクのメンバーに背中を押してもらえるような気がします。だからこそ、隣にいるくらいの距離感で励ます気持ちで歌っています。
私も気持ちに寄り添えるように、歌詞の意味を汲み取りながら歌っています。
劇場で実際に聴いて、どのような心境になりましたか?
とてもリラックスできました! 一週間の締めくくりとかに聴きたいなって感じましたね。でも、劇場で聴いたときにはそれよりも、エンドロールで自分の名前が上がってくることに興奮しちゃって、それどころじゃなかったです(笑)。
(笑)。パーソナルな部分を知っているメンバーが歌っているからこそ、この子が励ましてくれている!と、メッセージが胸に突き刺さってきました。「またね」なんて、本当に手を振りながら言ってくれているような気がしました。たぶん、これまでニジガクを追ってくださった方は同じ気持ちになってくれるんじゃないかな。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』
発売日:2024年9月25日(水)
価格:2,970円(税込)
【収録曲】
01. Rise Up High!
02. Daydream Mermaid
03. Cara Tesoro
04. PHOENIX
05. Stellar Stream
06. どこにいても君は君
07. Rise Up High!(Off Vocal)
08. Daydream Mermaid(Off Vocal)
09. Cara Tesoro(Off Vocal)
10. PHOENIX(Off Vocal)
11. Stellar Stream(Off Vocal)
12. どこにいても君は君(Off Vocal)
(C)2024 プロジェクトラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ムービー
【『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』特別カバー版】『Quick Japan』vol.174
大西亜玖璃、林鼓子、鬼頭明里、田中ちえ美が表紙を務める特別カバー版の『Quick Japan』vol.174が数量限定で発売中。誌面では4人の座談会や、QJWebとは異なる内容の大西亜玖璃×林鼓子、鬼頭明里×田中ちえ美の対談を収録!
【書誌情報】
書名:【『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』特別カバー版】『Quick Japan』vol.174
発売日:2024年10月9日(水)
判型:A5判(並製)
ページ数:144ページ
価格:1,650円(税込)
ISBN:9784778340018
※本体は通常版と同じ内容です
【販売店情報】
■QJストア
URL:https://qjweb.myshopify.com/products/qj174_nijigaku
■アニメイト
URL:https://www.animate-onlineshop.jp/pn/pd/2952197/
■ゲーマーズ
URL:https://www.gamers.co.jp/pn/pd/10748296/
※数量限定での販売となります。販売状況は各販売店にお問い合わせください
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【鬼頭明里×田中ちえ美×QJWeb サイン入りチェキプレゼント】フォロー&RTキャンペーン
■キャンペーン応募期間
2024年10月17日(木)〜2024年10月30日(水)■キャンペーン参加方法
【ステップ1】QJWeb公式ツイッターアカウント「@qj_web」をフォローしてください。
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【ステップ2】「@qj_web」がキャンペーン告知をしたこのツイートを、応募期間中にリツイートしてください。
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【応募完了!】
締め切り後当選された方には「@qj_web」からDMにてご連絡を差し上げます。
フォローを外さず、DMを開放してお待ちください。※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態でリツイートしてください。アカウントが非公開(鍵アカウント)の場合はご応募の対象になりませんのでご注意ください。
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※当選の発表は、こちらのDMをもって代えさせていただきます。
※当落についてのお問い合わせは受けかねますので、ご了承ください。
※本キャンペーンの当選がQJWebのインスタアカウントと重複した場合、どちらか一方の当選は無効となります。
※本景品は非売品です。譲渡・転売はご遠慮ください。
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