i☆Risソロインタビュー(3)若井友希&久保田未夢「受け入れてもらえない時期があったからこそ」
声優とアイドルのハイブリッドユニット・i☆Risは、2012年にデビューし今年で結成8周年を迎えようとしている。目標としていた日本武道館でのワンマンライブを2016年に成功させてからも、グループとしても個人としても研鑽を重ね、誰ひとり欠けることなく、今もなお活躍の場を広げ続けている。
そんな彼女たちの約2年半ぶりのニューアルバム『Shall we☆Carnival』が3月13日(金)にリリースされた。コンセプトは「祝祭」であり、これまで活動を続けてきたことへのご褒美や、共に支え合ったメンバーやファンへの感謝が込められているように思える。
リリースを記念し、『クイック・ジャパン』vol.148(2月26日発売)に掲載されたリレー形式のソロインタビューを順次公開する。
若井友希「過去イチいいツアーにできました」
2018年のデビュー6周年のタイミングで、転機を迎えたi☆Ris。それに続く2019年、若井友希が感じたものは「手応え」だった。そして同時に、アルバム新曲にも結びつくような、ファンの“変化”についても感じていたようで……?
さきさま(山北早紀)も少し話してましたけど、ここ1~2年の中だと6周年ライブはi☆Risの大きな転機だったと思うし、2019年も活動にすごく手応えを感じられた1年になったんですよ。リリースイベントでは、はじめましての方も増えましたし、自分たちがゼロから考えた初のツアーも過去イチいいツアーにできました。
パシフィコ横浜で開催した7周年ワンマンライブも、大きな会場でしたがしっかりと自分たちのパフォーマンスを見せることができて……その一歩一歩登っていく道筋を自分たちで作っていけたことも、すごく良かったです。また、『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ)にも密着していただいて大きな反響をいただきましたし「地上波のTVにもっともっと出てみたい」という気持ちも芽生えました。
そういえば最近気がついたのですが、ファン層が若くなったような気がします。特に女の子は中高生が多くて、Instagramで質問を募集しても「メイク道具は何を使ってるんですか?」みたいに、憧れている人に聞くようなことを聞いてくださるんですよ!
新しくファンの方が増えることはとてもうれしいことなので、初めての方でも参加しやすいようなライブを作っていくというのが、今年の課題になるかもしれませんね。
若井友希(わかい・ゆうき)
1995年生まれ、岐阜県出身。“友希”名義で作詞作曲を手がける一面もあり、昨年10月の友希1st LIVE『-Hello! My Dream-』では初めてシンガーソングライターとしてライブを行った。