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【板橋ハウスが旅して案内する北九州市②】魅力あふれる歴史、自然、グルメに、夜景スポットも!「北九州市は“ちょうどいい都会”」

2023.2.22
【板橋ハウスが旅して案内する北九州市2】

文=梅山織愛 撮影=山口こすも 編集=森田真規


吉本興業に所属するお笑い芸人であり、それぞれ別のコンビを組んでいる吉野・住岡・竹内の3人が、「東京の片隅でルームシェアをする男三人のゆるやかな日常」をYouTubeやTikTokにアップし、今、若い世代から人気の「板橋ハウス」。

過去に3人へのインタビューを掲載したQJWebと北九州市による特別企画として、福岡県北九州市出身の吉野さんが、住岡さん&竹内さんと共に4年ぶりに里帰り! 2023年2月10日に市制60周年を迎えた北九州市の魅力を、2泊3日の旅を通して再発見していく様子を前後編の2回にわたってお届けします。

後編では、2019年にリニューアルされた吉野さんの思い出スポットでもある小倉城を訪れ、「日本新三大夜景都市」にも選出されている北九州市の夜景を観て、海に面した北九州市ならではの新鮮な刺身を堪能。

さらに「SDGs未来都市」に選定されている北九州市に本社を置くシャボン玉石けんで“SDGs川柳”に挑戦し、地元の若者たちとの対話から3人が北九州市の魅力を聞き出しています。

板橋ハウス
板橋ハウス

竹内(写真左)
(たけうち)1995年1月6日、愛知県名古屋市出身。東京NSC22期、コンビ名「ピュート」。コンビのときの名は、竹内智也

住岡(写真中央)
(すみおか)1993年6月22日、大阪府堺市出身。東京NSC22期、コンビ名「軟水」。コンビのときの名は、つるまる

吉野(写真右)
(よしの)1994年2月3日、福岡県北九州市出身。東京NSC22期、コンビ名「めぞん」。コンビのときの名は、吉野裕介

城なのに現代的!?板橋ハウス・吉野の思い出スポット「小倉城」

小倉城を前に記念写真を撮る板橋ハウス
小倉城を前に記念写真を撮る板橋ハウス

吉野さんも思い入れがあるという観光スポット「小倉城」を訪問。1602年に築城されたこの城は、小倉駅から徒歩約15分と北九州市の中心地にありながら、1階床面積では全国1位の広さを誇ります。また、城内の展示物や内装は2019年に大幅にリニューアルされ、楽しみながら歴史を学ぶことができるエンタテインメント施設となりました。

甲冑姿の“筆頭家老”に説明を受けながら見学する3人
甲冑姿の“筆頭家老”に説明を受けながら見学する3人

今回は筆頭家老こと総合事務所の所長に案内してもらいながら城内へ。流鏑馬を体験できるアトラクションや武士に変身できるデジタルサイネージなどの最新設備も体験しました。また天守閣は「小倉城ナイトキャッスル」と題して、夜になるとバーになるそうです。城とバーという異色の組み合わせに、3人は興味津々。「次は夜に来ます!」と宣言していました。

流鏑馬のほか、さまざまな展示物がある城内は見どころ満載!
流鏑馬のほか、さまざまな展示物がある城内は見どころ満載!

小倉城のまわりは小学生とか中学生のときにうろちょろしてたので、ふたりがその景色にいることに感動しました。アニメのキャラが現実世界に出てきた、みたいな。

えぇ? 合ってる(笑)?

ドンピシャ。

そんなに珍しいことなんや。

小倉城の下でやる夏祭りとか、毎年来てましたもん。5人くらいで行くんですけど、必ず誰かはぐれて。20分くらい離れたところにあるデカスーパーに集合するっていうとこまでが定番(笑)。

でも、城なのに現代的になってて楽しかったな。ナイトキャッスル行きたいな~。

めっちゃいいよな。住んでたら絶対、デートで行くもんな。

アニメともコラボしちゃってたもん。

ちゃんと若者を引き込もうとしてる(笑)。

前衛的でよかったよな。

次のスポットに行く前に立ち寄ったのは小倉駅。北九州市最大の巨大玄関口ですが、フォトスポットとしても人気。実は駅ビル正面の大きな開口部からモノレールの線路が延びており、近未来的な光景をバックに写真を撮ることができます。

「駅ビルから飛び出すモノレール」が有名な小倉駅
「駅ビルから飛び出すモノレール」が有名な小倉駅

小倉城
住所:福岡県北九州市小倉北区城内2-1
URL:https://www.kokura-castle.jp/

「日本新三大夜景」ここにあり!市内に多数点在する夜景スポット

高塔山公園から望む夜景
高塔山公園から望む夜景

「日本新三大夜景都市」に全国1位で選出された北九州市(2位:札幌市、3位:長崎市)。若戸大橋、皿倉山、工場夜景など、市内には多数の夜景スポットが点在しています。

その中から今回訪れたのは、標高124メートルにある「高塔山公園」。北九州市に住んでいたとき「週2回は訪れていた!」という吉野さんは、「ここでメガネ落としたことある」「ここの狭いスペースで当時の彼女とキスした」などの思い出話を連発していました。

吉野さんの思い出が詰まった高塔山公園を訪れた3人
吉野さんの思い出が詰まった高塔山公園を訪れた3人

夜景を堪能したあとは、吉野さんの案内でドーム型の特設ステージがある広場に移動。その場所からは肝心の夜景は見えなかったのですが、「この景色をふたりに見てもらえたことが、今回の旅で一番うれしい」としみじみしていました。

吉野さんの案内で訪れた特設ステージのある「高塔山野外音楽堂」にて
吉野さんの案内で訪れた特設ステージのある「高塔山野外音楽堂」にて

週4で来てたからな~。本当にヒマでなんもやることないな~みたいな流れで、しょっちゅう行ってたな。

ほんとに週4?

ほんとは週2(笑)。

でも、めちゃくちゃよかったですね。僕も住んでたら週4で行ってましたね(笑)。

ホンマに(笑)?

ほんとは週2(笑)。

(笑)。でも、180度全部に夜景が広がっててすごかったな!

マジでよかった。久々に特設ステージ行けたのもうれしかったけど、夜景見ずにステージのとこでしゃべるだけの日とかもあったから、マジで何してたんだろうって思った(笑)。普通に夜景見ろよって。

さらにつづけて、高塔山公園から車で5分ほどの場所にある「若戸大橋」を訪れた3人。国の重要文化財に指定され、夜になってライトアップされた橋は「日本夜景遺産」にも認定されているフォトスポット。周辺には「旧古河鉱業若松ビル」「上野ビル」などレトロな建物が並んでいるので、観光にもぴったりのエリアです。

ライトアップされた大迫力の真っ赤な鉄塔「若戸大橋」
ライトアップされた大迫力の真っ赤な鉄塔「若戸大橋」

高塔山公園
住所:北九州市若松区大字修多羅
URL:https://www.gururich-kitaq.com/spot/mount-takato-park

若戸大橋
住所:福岡県北九州市戸畑区川代1(起点)、福岡県北九州市若松区本町3(終点)
URL:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kensetu/05500113.html

シャボン玉石けんで“SDGs川柳”に挑戦

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