2026年3月、初の日本武道館単独公演を成功させたピアノトリオバンド・Omoinotake。自身のPodcast番組発のリアルイベントで、配信チケットを5万4千枚以上売り上げたお笑いコンビ・マユリカ。活動ジャンルが異なるだけに一見接点のなさそうな2組だが、Omoinotake福島智朗(通称・エモアキ)はかねてよりマユリカの大ファンを公言しており、ラジオ番組や音楽フェスで共演するなどの交流も。
今回、2026年7月31日から3DAYSで開催される音楽とお笑いの祭典『DAIENKAI 2026』で同じ舞台を踏む2組による対談の場を設けると、“飛ぶ鳥を落とす勢い”な彼らの意外な共通点が見えてきた。
コロナ禍に支えてくれたふたりの笑い

エモアキさんは、以前からマユリカのファンを公言されていますよね。
そうなんです。『マユリカのうなげろりん!!』の前身番組『マユリカのうなされながら見た夢のあとで!』(いずれもラジオ関西)から聴いてまして。
それを知ってるって、めっちゃヤバいですからね。
異常ですよ。さっき、チラッと聞いてびっくりしましたもん。
たしか、YouTubeで1話無料版を聴いて「このふたりはヤバいな」と思って。そこから『うなゆめ』のCD-BOXを買って、『うなげろりん!!』にハマっていきました。
こんなに初期から聴いてる人いないですよ。そもそも『うなゆめ』って、お昼3時くらいに90分枠でやってた番組なんですよ。
あとは、『MBSヤングタウンNEXT』(MBSラジオ)も聴いてました。
大阪時代から聴いてもらえてるって、ほんまにすごいですわ。
好きになったのが、ちょうどコロナ禍でした。Omoinotakeのツアーやイベントが中止になって、気持ちが沈んでいたんです。そんなとき、マユリカさんの笑いにすごく支えられたというか、救われたことをきっかけに、どんどん夢中になって。グッズも集めるようになりました。
あと、エモアキさんが作詞をされたOmoinotakeの楽曲に、マユリカへの想いが注入された作品もあるんですよね?
実は、そうなんです。
ええー!
なんて曲ですか?
「アイオライト」という曲です。
メンバーのおふたりは、そのことを知ってるんですか?
知ってます。
通んねや、それ。
ブルボンさんのCMソングで“推し”がテーマだったので、僕の推しは誰かなと考えたら「姪っ子とマユリカさんだな」と。
歌詞の中に、僕らのワードとか何かが反映されてるんですか?
直接的なことはないんですけど。
じゃあ、僕らのことを頭に思い浮かべて書かれたってことですか?
はい。なんか……重いですよね(笑)。
ジャンルは違えど、親しみやすい

ドラゲ(冨田)さん、レオ(藤井)さんから見たマユリカの印象を教えてもらえますか?
えっと……。
なかったらないで、全然いいですよ。
(中谷が)カッコいい車に乗ってて。
ひとつ目に車のこと言ってるやん。いやいや、うれしいですけど。
それこそエモアキに「マユリカさんがすごくおもしろいんだよ」と教えてもらって。ラジオも一緒に聴かせてもらったり、『KOYABU SONIC 2025』で披露されていた京都の舞妓さんのネタもすごくおもしろくて、最高です。
昔からエモアキのマユリカさんに対する熱量が凄まじくて。そんなエモアキの熱量と比例するように、売れなさったおふた方だと思うんで。
そっちのほうが売れなさってますよ。
いやいや(笑)。マユリカさんは、エモアキと同じ熱量を持ってるファンの方がたくさんいる、そんな印象がありますね。
エモアキさん並びにOmoinotakeがマユリカに好意を持っていて、それをメディアでも発信してることを、どのタイミングで知りましたか?
なんかね、最初にSNSで言ってくださってるみたいなのを聞いて。そのあと、阪本がラジオにおじゃましてて。
そうなんですよ。Omoinotakeさんのラジオ(『ありったけ交差点』[FMヨコハマ])に滝音のさすけと一緒におじゃまさせてもらったのを覚えてます。その日に「これにサインいいですか」とエモアキさんが出してきたのが、「これ持ってはるってヤバい」っていう雑誌やった気がするんです。
『OWARAI NYLON』ですかね。
ラジオに呼んでいただいたときも、もっとお話したかったんですけど、さすけがむっちゃしゃべるんですよ。
あいつじゃまやな!
冨田・藤井・福島 ハハハハ!
おふたりから見た、Omoinotakeの印象は?
すごくおとなしい方たちなんやなって。パフォーマンスではブワー!と歌って演奏されてるのに、普段は静かで腰も低い。ステージの感じと全然受ける印象が違いますね。
僕もちょっと被る部分がありますけど、テレビやライブの様子を見ると「うわ、すごいミュージシャンやな」と思うんですけど、今日一緒に撮影させていただいたら「アレ? 一緒のクラスやったら、意外と同じグループやったんちゃうか」と。
ハハハ! めっちゃ親しみやすいですね。ギラギラして「ミュージシャンやな」ではなく、いい意味でフランクにしゃべってくれる感じがありますね。
音楽でいうと「幾億光年」は、ベタにすごいですよね。普通に生活してて「最近よく聴く曲やな」と思ったら「あ、Omoinotakeなんや」みたいな。で、YouTubeの再生数を見たら1.2億回再生。エグいっていうか、そんな数字なかなか聞かないですよね。エミネムくらいちゃう?
日本のアーティストで、そんなにおらんかもな。同じエンタメでも、お笑いの場合は100万回再生行くだけでもとんでもない世界じゃないですか。いや、音楽はすごいですよね! 何千万回も多いですけど、億て! とてつもないなと思います。
マユリカにはラブソングを歌ってほしい

そんなおふた組は、音楽とお笑いが融合したフェス『DAIENKAI 2026』の3日目(8月2日)に出場されます。
僕らは2023年の初回から、当たり前みたいに出させてもらっているんですけど、たぶんその年で一番多いお客さんの前でネタをやってるんじゃないですか。
あー、たしかに。
圧巻やもんな。
お笑いライブで見ることない景色ですね。7000人ぐらいいるんで。
両者のコラボも披露されますよね。まだ内容は決まっていないそうですが、事前にヒアリングしておきたいことはありますか?
ちなみに、コラボで歌っていただくことはできないですよね?
僕らでよかったら歌いますけど、お客さんはレオさんの歌を聴きたいんじゃないですか? 「誰を差し置いて歌っとんねん」となる気がしますけど(笑)、ご要望があれば全然歌いますよ。
ありがとうございます!
飛躍した話になりますけど、Omoinotakeがマユリカに楽曲提供をするとしたら、どんな曲が思い浮かびますか?
ほんまに飛躍してるやん。
そうですね……タッキー&翼みたいな感じはどうですか?
思いきり路線を間違えてると思いますよ。キツイでしょ、それ(笑)。
ハハハ、そうですかね? あとは、ラブソングがいいんじゃないかなって思いました。
今、エモアキが提案したのは、僕たちが演奏して歌っていただくかたちでしたけど、エモアキは本当のマユリカファンなので、おふたりが言うことだったら、なんでもうれしいと思うんですよね。どっちかというと、僕らができる範囲での提案よりも、ムチャブリでもいいんで、エモアキが自分の殻を破って何かやってほしいなって思いますね。
相思相愛ゆえの真剣対決しますか? Omoinotakeさんがラスト1曲を演奏するためには、僕らを倒さなあかんっていう。
ハハハハ! おもしろそうですね。
負けたら終わり。
終わり!? ブーイングが起きるで。
そこは真剣勝負やから。「えー……ということで、負けましたので失礼します」って。
それでは終わられへんで。まあ、そうやって何かで対決をすると。
僕、『アメトーークCLUB』(テレビ朝日)に入ってまして。「ソフトテニス部芸人」に阪本さんも出演されてますけど、実は僕もずっとソフトテニスをやっていて。
マジですか! 前衛ですか?
後衛でした。
僕、前衛でした。
あるあるなん? 前衛か後衛かめっちゃ気になるのは。
いつかテニスを一緒にやれたらうれしいです。
それこそ真剣対決にうってつけじゃないですか。
たしかにね! ロングコートダディの堂前(透)さんもめっちゃうまいし。
男ブラ(男性ブランコ)もソフトテニス部出身なので。
いよいよ終わりの時間になってきたところで、エモアキさんが思うマユリカの一番好きなところはどこですか?
それ、聞いてみたいですね!
そうですね……中谷さんの一番好きなところは、笑顔の音。
5、6年ぐらい追っかけていただいてる中で、一番好きなのは音ですか? 僕ね、笑ったときに口の構造上、この音が出るんですよ(口から“ニチッ”という音を出して)。
…………。
これですか?
これです!
トークの技術とかかけ合いがどうこうじゃなくて、口の音なんや。あんまり言われたことないけど、ありがとうございます。阪本はどうですか?
阪本さんは、何をしゃべっても絶対におもしろい!
俺とえらい差やん!
阪本さんは、低めの温度感ですごいワードが出てくるのが素晴らしいなと。
本当にありがとうございます。
めっちゃ技術のこと言うてる。
今回の対談を振り返って、それぞれ感想を教えてもらえますか?
エモアキさんが、ラジオで僕らのことを言ってくれてるのは知っていたんですけど、直でどこを好んでくださってるのかを聞いたことはなくて。ほんまに正真正銘の、真性の好きでいてくれてる方なんだとわかりましたね。3人とも腰が低くて、雰囲気が柔らかくて、トゲトゲしたところが一切ない印象を受けました。
僕は……うん、すごく気持ちのいい対談でしたね。
「幾億光年」のMV再生数が1.2億回ですごい、と言っていただいたんですけど、いざマユリカさんと対面して、おふたりのパワーって本当にすごいし、圧倒されましたね。
僕は、阪本さんが「同じクラスだったら同じグループにいたんじゃないかな」と言ってくださったのが、すごくうれしくて。
「うれしい」と思っていただけて、よかったです。
「なめんなよ」と思われたらヤバかったよな。
僕とエモアキは中学校で一緒のクラスだったこともあるので、同じ世界線にマユリカさんがいたらって想像したりして、めっちゃ楽しかっただろうなと思いました。
普段から聴いていたラジオの中のマユリカさんそのままで、その空間に自分も入れたような気がして幸せでした。
『DAIENKAI 2026』
【開催日程】
2026年7月31日(金)10:00開場/11:00開演
2026年8月1日(土)10:00開場/11:00開演
2026年8月2日(日)10:00開場/11:00開演
【会場】東京ガーデンシアター
【チケット席種・料金】
超三日ぶっ通し券:28,000円(税込)
前二日ぶっ通し券(7/31、8/1):19,000円(税込)
後二日ぶっ通し券(8/1、8/2):19,000円(税込)
一日券:10,000円(税込)
公式HP:https://daienkai.com/
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