「照れつつがんばっているミルクらしい表情を意識しました」バニーガールや褐色肌など個性派『NIKKE』レイヤーたちに聞いたコスプレの“こだわり”
世界最大規模のガレージキットの祭典であり、毎年夏冬に開催される『ワンダーフェスティバル』。その最新回『ワンダーフェスティバル2026[冬]』に参加していた、人気ゲームのヒロインに扮するコスプレイヤーたちにインタビューを実施。“衣装やメイクに対するこだわりポイント”を聞いたレポートをお届けする。
コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”
コスプレイベントといえば会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも参加する上での醍醐味のひとつ。昨今ではほぼ毎週末、全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催され、いずれも大盛り上がりとなっている。
そうしたイベントに興味はあるものの、まだ参加したことがない方に向けて、QJWebでは2026年冬に行われたコスプレイベントをプレイバック。取材時に撮影させてもらったレイヤーたちの写真を掲載しつつ、それぞれに聞いた“コスプレに対するこだわりポイント”を併せて紹介する。
本稿でピックアップするのは、2026年2月8日に千葉・幕張メッセで開催された『ワンダーフェスティバル2026[冬](略称:ワンフェス)』に参加していた、人気ゲームのヒロインに扮するコスプレイヤーたち。
『ワンフェス』といえば、プロ・アマチュアを問わず、誰でもフィギュアや模型といった造形物を出展・販売できるイベントで、毎回異なるテーマの企画を打ち出しているところも好評を博しているが、このたびの『ワンフェス2026[冬]』では“ウルトラ怪獣ワンフェス”という催しを実施。
こちらは円谷プロダクションの『ウルトラマン』シリーズ60周年を記念した企画で、ホール内に設けられた特設ブースにて、ウルトラマンや怪獣たちの立体物を多数展示。さらにはウルトラヒーローショーや『ウルトラセブン』でモロボシ・ダンを演じた森次晃嗣によるトークショーなど、さまざまなステージイベントも行われ、これらも盛り上がっていた。
一方、屋外に設けられたコスプレエリアをのぞいてみると、このたびの『ワンフェス』でも『勝利の女神:NIKKE』は人気で、同作のキャラクターに扮したレイヤーが続々集結。また『ゼンレスゾーンゼロ』レイヤーの中には、武器や大型の装飾も自作で用意したという参加者もいて、“併せ”をしているところに取材を依頼したところ、快く撮影に応じてくれた。
*
「ミルクはツンツンした性格のキャラですが、照れながらバニースーツを着てくれます。ですので今回は、照れつつがんばっているミルクらしい表情を意識しました。持っている銃は、ゲームの中でミルクが実際に使っている銃に似せたカスタマイズをしています。ネイルやメイクをピンクで統一したところもこだわったポイントです」(『勝利の女神:NIKKE』ミルク:ブルーミングバニー/らいむぎさん)

「ノワールちゃんのコスプレに挑戦するのは今回が初めてで、シルエットの再現はもちろん、褐色肌がきれいに出るようにタンニングもがんばりました。羽子板は自分で作ったもので、ちょっと反射していて見えにくいんですけど、龍の模様を描くのはなかなか大変でした。かわいいノワールちゃんになりきれていたらうれしいです!」(『勝利の女神:NIKKE』ノワール/僕のプリンさん)

「衣装や武器は造形が得意な方に制作をお願いしました。体のラインが出るデザインなので、肩幅、股下、ウエスト、ヒップなどを細かく測って、正確に作っていただきました。その間、私のほうではウィッグ制作やメイクの研究に時間をかけています。衣装が寒色なのでウィッグの色は真っ黒ではなく青みがかった黒にしたり、メイクで使う化粧品も寒色寄りのものをそろえたりしました。逆にカラコンは反対色の赤にして、印象的な目元になるようにアイメイクにもこだわっています」(『勝利の女神:NIKKE』メイデン/らみゃさん)

「クラシカルなメイドさんをモチーフにしているので、上品なポージングを心がけました。当日は雪が降っていてかなり寒かったため、中にはたくさん着込んでいます。今回は友達と『ゼンゼロ』併せで参加したのですが、メンバーの身長差解釈が一致していてよかったです。大勢の方にお声がけいただき、写真も撮ってもらえて、楽しく過ごすことができました」(『ゼンレスゾーンゼロ』リナ/鳥海かうさん)

「武器は合皮を貼ることで金属感が出るように、ストラップ(ピンクのぶら下がっているもの)は気持ち大きめに作ることで存在感が出るように工夫しました。ウィッグはうしろから見たときに分け目がきれいに見えるように、手貼りですべて貼っています。ボリュームのあるツインテールも特徴的なキャラなので、全体的にシルエット重視で衣装一式をそろえたところが今回のコスプレのこだわりです」(『ゼンレスゾーンゼロ』カリン/うゆさん)

「エレンはサメの特徴を持つ女の子なのですが、抱き枕大の重い尾びれをどう腰に固定するか苦心しました。ヒモだと隙間ができてしまうので、尾びれを縫いつけた太めの荷締めベルトをエプロンの下に通してガッチリ固定しています。また、スカートのふんわり感を再現するために、当初はワイヤーパニエを使う予定だったのですが、そうすると尾びれの重さでスカートが押されて前に出て、不格好になってしまうため、ボリュームのあるワイヤーなしのパニエを採用してシルエットの再現に努めました」(『ゼンレスゾーンゼロ』エレン/Shuさん)

「初見でひと目惚れしたとてもかっこいいキャラクターだったため、完成度を高めることにこだわりました。足の造形はダボつかないよう、ぴったりフィットする形で自作しており、義足らしい質感を表現できたと思っています。また自分の身長を活かし、ほぼ等身大のシルエットに近づけられた点も、今回のコスプレでアピールしたいポイントです!」(『ゼンレスゾーンゼロ』ライカン/ムラノ=ムラーナさん)


*
QJWebでは今後も、全国各地で実施されるさまざまなコスプレイベントに取材参加し、レポート記事を作成していく。連載形式で順次アップする予定なので、こちらもご期待いただきたい。
関連記事
-
-
鈴木伸之「好き」に勝てるものはない。ゴルフとウイスキーの時間で見えた“大人の余裕”
HARPER'S CROSSING ~I.W.HARPERとともに語る「好きを、貫く。」~:PR





