芸人をつづけるコツは「がんばり過ぎないこと」。『THE SECOND』ファイナリスト・三四郎の“チル”な仕事術
今年5月の『THE SECOND~漫才トーナメント~』(フジテレビ)でグランプリファイナルに進出し、売れっ子芸人としてさすがの腕を見せた三四郎。ロケにバラエティにラジオに……と引っ張りだこのふたりだが、ラジオ収録の合間を縫って、等々力渓谷に連れ出した。ここは相田が若手時代から頻繁に訪れている場所でもある。都内とは思えない大自然の中で、多忙なふたりのリフレッシュ方法を聞いた。
若手芸人に戻ったような生活
──今年5月に芸歴16年目以上の大会『THE SECOND』が行われ、決勝に進出されましたね。三四郎さんにとって『M-1グランプリ2020』以来の賞レースに挑むにあたって時間の使い方は変わりましたか?
小宮 いつもより、ネタについて考える時間は増えました。でも変に考え過ぎてこねくり回すのもよくないので、あんまり考えないようにしてましたね。ただどうしても空き時間があると考えちゃうんで、普段はあまり出ないような小規模のライブにも出演させていただきました。飲みに行くのではなくライブに出て一日が終わる日々だったんで、10年くらい前の若手芸人のころの生活に戻ったみたいな感じでしたよ。これまで話したことのなかった若手とも交流できました。
久々の賞レースの手応えは…?
──久々の賞レースということで、精神的に追い詰められることはありませんでしたか?
小宮 『THE SECOND』は、そもそも「出場しなくてもいい」と思ってたんですよ。ネタができなくて追い詰められるような状態だったら、出なかったです。でも「もしかしたらウケるかも」というネタがあったんで、逆にワクワクして挑めました。「これはウケるぞ~」と(笑)。
相田 急にできた大会だし、『M-1』みたいに1年かけて挑むわけでもないので、あんまり緊張もしませんでしたね。最初は得体の知れない大会だったし(笑)。ただ、ダウンタウン松本(人志)さんが出演すると決まったくらいから緊張してきました(笑)。
小宮 決勝でやりたかったネタもできたし、心残りもあんまりないですね。1本しかできなかったら悔しさが残ったかもしれないけど、2本できたし。
相田 うちらが負けた相手も、マシンガンズさんだったしね。すごい時代になりましたよね。滝沢(秀一)さんが自撮りして「かっこいい」って言われるんですよ(笑)。ツイッターのリプ欄、「可愛い」とか「助かります」とか……なんだよ、「助かります」って(笑)。
「奥多摩の滝が、最高なんです」(相田)
──今日のロケ地である等々力渓谷、相田さんはよくプライベートで来るそうですね。
相田 近いので、半日くらい空いてる日はよく来ますよ。基本的に自然が好きなんです。もう10年くらいは通ってるかな。バイト仲間に誘われたのがきっかけなんですけど、最初は全然乗り気じゃなかったんですよ。「誘われたし、しょうがないか」と思って来てみたらめちゃくちゃよくて、ハマっちゃいましたね。
──相田さんは、滝をよく見に行くそうですね。
相田 缶ビールを買って、滝を見ながら飲むのが好きですね。奥多摩だけでも行き切れないくらい滝があって、中には「日本の滝百選」に選ばれてるところもあるんですよ。人も少ないし、自然の中で飲むのが断然うまいですね。あと、奥多摩の滝から車で20分くらいのところに、めちゃくちゃおいしいおそば屋さんがあるんですよ。そこで昼間から飲んで、後輩に運転してもらって帰るんです。最高ですよ(笑)。
──小宮さんは、自然を求めて出かけることはありますか?
小宮 等々力渓谷は初めて来ましたねぇ。自然が恋しくなったとき、僕は高尾山に登ります。前は、奥多摩や秩父でサイクリングしたこともありますよ。あと、住んでるのが練馬で畑が多いので、畑をながめながら散歩したり。光が丘公園という大きな公園があるんで、そこに行ったり……。でも東京生まれということもあってか、僕は自然の中より都会にいるほうが落ち着きます(笑)。六本木や西麻布ではなく、歌舞伎町のほうが好きですね。昔からよく見てる光景にいるほうが落ち着くので、地元である高円寺の商店街や古着屋を散策したりもしますよ。
三四郎の“チル”な時間は…?
──仕事の合間、空き時間はどのように過ごしていますか?
小宮 1~2時間あったら、サウナに行ってリフレッシュしますね。あと、電子書籍でマンガを読んだりもします。ロケ前とか緊張感があるときは、まったく関係ないものに触れているほうが落ち着くんですよ。あとは、辛いラーメンを食べたりとか……。
相田 僕も近くのラーメン屋とか、おいしそうなお店を調べますね。1時間半あればだいたいのところは行けますから。あと、めちゃくちゃ長いアニメを最初から観るのも好きです。今『進撃の巨人』観てるんですけど、やっとシーズン3に入ったくらいですげぇ楽しいです(笑)。ベタですけど『幽☆遊☆白書』とか『ドラゴンボール』とかも、最初から観直すとおもしろいんですよ。
相田 あと、チルといえば僕は純喫茶ですかね。営業の合間に、よくラバーガールの飛永(翼)さんと会場近くの喫茶店にコーヒーを飲みに行くんですよ。あと、最近はお見送り芸人しんいちともよく喫茶店に行きますね。精神的に疲れてるのか、「相田さん、室内にいたら頭おかしくなりますよ~、マジで外行きましょう」って誘われるんです(笑)。何があったのかわかんないですけど(笑)。
【連載】余白の時間 presented by CHILL OUT
日夜、アイデアを思索しつづけるクリエイターたち。その隙間の休息を、どう次の表現に活かしているのか。それぞれの方法論を尋ねる。
■第2回:「“ととのう”ことで、次のアクションが見えてくる」タレント・起業家のくりえみが大切にしている“チル”の時間
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