写真を撮ることにこだわりを持つアーティストやお笑い芸人による連載「QJWebカメラ部」。
月曜日は、加賀翔(かが屋)が担当。コント師として知られる一方で、芸人仲間などを撮影した写真の腕前にも定評があり、インスタグラムのフォロワーは10万人以上を誇る。そんな彼が、ついシャッターを切りたくなるのはどんな瞬間なのか。
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公式カメラマンの特権
第51回。今回は『有吉の壁』(日本テレビ)から派生したどでかイベント『有吉の壁 Break Artist Live’22』のステージからの写真。
とんでもない光景でした。7000人入ってしかも2デイズ。自分がここに参加させてもらえていることが不思議でならないです。
僕はラップをしたりアイドルとして歌って踊ったりさせてもらい、それに加えて公式カメラマンとして客席を自由に動いていいというスーパー特権もいただいていました。
正直僕が一番楽しかったのではないかと思います。
公式カメラマンと聞くと仕事をしている感じが出ますが、いい写真を撮ろうとするということはつまり、いいタイミングでいい位置で観ていいということなので、お客さんの誰よりも笑った気がする。
それぞれの芸人さんが違うキャラクターになり切ってやり切る2日間。信じられない規模のコントを観ているようでした。
僕自身は演者として踊るパートが怖かったですが、公式カメラマンしてるのに踊りが下手だとただの練習不足だと思われてしまいそうなのでめちゃくちゃ練習しました。ぜひ確かめてもらいたいです。
本当にお世話になっている番組ですし、僕の撮った写真を公式DVDの特典にしてくださったり、本当に感謝してもし切れません。
可能であれば来年も絶対参加したいですが、演出にとんでもなくお金がかかってガンガン赤字らしいです。
ぜひ、配信でいかにお金をかけ過ぎなのかをご覧ください。
加賀翔(かが屋)、中山莉子(私立恵比寿中学)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)、長野凌大(原因は自分にある。)、林田洋平(ザ・マミィ)、森田美勇人が日替わりで担当し、それぞれが日常生活で見つけた「感情が動いた瞬間」を撮影する。
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