『ラフ&ミュージック』で内村光良と松本人志が対面。視聴者にとって夢のような10分間(てれびのスキマ)

ダウンタウン(クイック・ジャパン vol.104)

テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『ラフ&ミュージック』第2夜

やはり目玉は前日ブッキングゲスト。OPでは笑福亭鶴瓶と山田孝之のふたりが来るというアナウンスだったし、朝の『増刊号』的な振り返り番組でも松本が内村に電話をかけていたシーンはカットされていたので、やはり内村は無理だったのかなあと思った。

けど、番組が始まり、前半に鶴瓶と山田が登場。だとしたら後半あり得るのかなあと期待してしまっていたところに、ちょうど21時を越え、裏の『イッテQ』が終わったところで「もうひとり来てくれた」という言葉。

ここで登場したのはノブが電話した本田翼。仕事が飛んで来れるようになったそう。これで一層「もしかしたら」という思いが。

そして22時18分頃、ついに内村光良が登場。「ウッチャン、いいよ、ウッチャン、ウッチャン……ウッチャン、帰っていいよ、もう。ホントに! 申し訳ない、申し訳ない」と恐縮する松本に「びっくりさせないでよー! なぜかけたかなあ?」と笑う内村。松本「ホント、なんでかけたかなあ。なんで来るかなぁ?(笑)」。

スタジオ、一同が「すげー」とその2ショットにどよめく。『イッテQ』が終わったあとなら、と日テレがOKを出してくれたと説明した上で「ただお土産の南原までは無理でした!」と笑う内村。

内村「昨日、ホントに忘れられない」
松本「だってウッチャン、出るまでに時間あったもんな」
内村「あの数秒間、俺、どんだけ頭フル回転させたか! 出るかシカトするかの2択ですよ!」
柴田「『誰にかけるんだろうな?』って思ったら『俺かい!』ってことですもんね?」
内村「そうそう、ホントに飲み始めて鶴瓶師匠おもしろいなとか思いながら観てたら、着信音鳴ってスマホとったら『松っちゃん』って出たの」
松本「ていうか『まっちゃん』って入れてたんや」
内村「漢字の『松』にちっちゃな『っ』に『ちゃん』」
松本「(笑)」
内村「『松っちゃん』って出てびっくりして、テレビ出てるあの人から俺に電話かかってきてる!?って」
岡村「全然いまの声と違いましたもんね!」
内村「ウフフフ、そう」
松本「ちなみに俺は漢字の『内』にちっちゃい『っ』に『ちゃん』」
矢部「別に対抗しなくていい」

この萌えるやりとり。そう、「まっちゃん」の表記はデビューしてしばらくは「松っちゃん」(ちなみに松村邦洋は最初から「松ちゃん」)だったはずだけど、いつしかテロップなどで「松ちゃん」が主流になってきて最初はすごく違和感があったのを思い出した。

ふたりが会うのは『いいとも!』のグランドフィナーレ(2014年3月31日)以来だそう。岡村が写真を撮りたいと言い出し、ソーシャルディスタンスで離れて座っていたふたりだが、一瞬、内村がアクリル板ギリギリまで近づく。ずっと照れているふたり。

内村「なんでかけたの? だって全然そういう予定なかったでしょ?」
中居「何人もいるはずなのに」
松本「ウッチャンが浮かんだと言うか……。いや……しょうがないよね」
内村「なに、ゴニョゴニョ言ってんの(笑)」
中居「出てきたメンツを考えると、こんぐらいの人じゃないとって?」
松本「俺は何でいま、ウッチャンにお返し(したらいいか)……だからもう『スクール革命』出るしかない」
内村「アハ(笑)。なんでスクール革命選んだのよ! ま、それも失礼な話だけど(笑)」
矢部「来られたら来られたでちょっと照れるとこがあるんですか?」
松本「照れるところ……があるね」
矢部「内村さんも照れながら来られたんですもんね?」
内村「いや、もうホントに……。あのあと、マネージャーからガンガン電話かかってきた(笑)。『出るんですか! どうするんですか!?』って」
松本「そこも申し訳ないし。だいたい飲むときは、過去に何回かあったけど、ウドちゃんとか誰かが絶対いるから」
内村「そうそうそう。宮川くんとか小杉くんとか」
ザキヤマ「お互いに聞きたいこととかってあるんですか?」
松本「パンツ何枚くらい持ってる?」
内村「ハハハ!」
矢部「そんなこと聞きたい? もっとあるでしょ!」
内村「12枚くらい」
松本「思ったより少ないな!(笑)でも、そんなもんよね」
中居「内村さんからなにか」
内村「あのー、最近好きなテレビ番組は?」
松本「(笑)」
中居「聞きたい!」
松本「だから俺はホントに大昔から、多分ウッチャンには伝わってるけど、『イッテQ』に出してって言ってて」
一同「えー!」
内村「そうなんです。なんか実現しかけたときもあったけど、いろんな事情で」
松本「海外行けなかったりね」
矢部「やること決まってですか?」
内村「いや、もうちょっとで決まりかけかなってところで、ちょっとタイミング逸して、みたいな」
松本「そうそうそう」
中居「それは見たいねえ」
岡村「もしかしたらこうやって来ていただいたってことは、そういうこともあるってことですか?」
内村「でもフジテレビでね、特番を考えてたんだよね?」
松本「あー、フジテレビはいいよ。フジテレビは詰めが甘いから!(笑)」
内村「(※前に出てきた中島Pを見て)この人がプロデューサー?(笑)」

水面下で共演の企画が動いていたんだとわかる痺れるやりとり。いかにその実現のために越えるべきハードルがいくつもあるのかが伺える。そして今回の共演がいかに貴重か!

ザキヤマが見つめ合うことを提案し、一瞬だけ目を合わせ盛大に照れて爆笑するふたり。

岡村「変な関係性なんですね? もっと近いのかなと思ったら」
松本「ナンチャンとか浜田がいるとちょうどいい感じに回る。でもお互い割とシャイな方やから」
ザキヤマ「1回黙ってみます? 我々」
矢部「ザキヤマ、名案や!」
松本「アハハハハ。でも、できたらウッチャンナンチャンとダウンタウンでなんかやりたいよね、いつか」
内村「ほー。ね!」
松本「4人でなんかやってみたいなーって」
中居「どの局ですか?」
松本「いや、やっぱりあれなんじゃない? 日テレ……?」
内村「(カンペで)『フジテレビで』って言ってきてる(笑)」
松本「それかTBSでしょ、だいたい。テレ朝は出れないわけやからな」
岡村「できるんちゃいます? 『夢で逢えたら』」

本当にこれは実現してほしい。『夢で逢えたら』と言わずとも、『夢の中から』っぽく4人だけのトーク番組でもいい。

矢部「やっぱふたりやとダメですね」
松本「なんやねん!(笑)」
ザキヤマ「待ちましょ! もっとグッと堪えて!」
内村「いや、浜ちゃんと南原いたらめっちゃおもしろいよ!」
松本「(笑)」
内村「な! 4人揃ったらまー、おもしろいよな!(笑)」
松本「ウッチャン、ウッチャン、それはなんか逆に恥ずかしい!(笑)」
内村「4人揃ったら強いよ!」
松本「いやー、ほんとにね、ウッチャンとはなんか特別なものがあるのよ」
矢部「意識してたってことですもんね、若いときから」
内村「だから1回『ドリームマッチ』やったときはなんか痺れる感じはありましたね。なんか一緒にやってるなって感じは」
松本「あの時は久しぶりにふたりでコントしたからね」
内村「ふたりっきりだった!」
松本「でもね、これね、むちゃくちゃウケた」
内村(ドヤ顔で肯く)
一同「見てます、若手みんな見てます!」

「でも、ほんま、なんで来てくれたんやろ?」と改めて繰り返す松本に内村は「いや、そりゃー電話かかってきたらねえ、来ましたよ!」と言う。「(電話番号)消してるんちゃうかと思ったから」という松本に、いやいやと手を振って否定する内村。「残念ながら時間が来てしまいました」とアナウンスされCMへ行くと「もう終わり?」と小声でつぶやく内村。

やっぱり内村と松本というのは当人たちにとってはもちろん、筆者にとっても「特別な関係」なのだと改めて感じた、約10分間の夢のようなトークで、胸がいっぱいになった。

明日観たい番組:『華大さんと千鳥くん』で「ダイアン×ダイアン×ダイアン」など

『ロンドンハーツ』(テレ朝)3時間SP「○○からのー落とし穴グランプリ」「もしも俺が女子だったら…この人と付き合いたい」。

『ロンドンハーツ』(テレ朝)「格付けし合う女たち」。

『華大さんと千鳥くん』(フジ)「ダイアン×ダイアン×ダイアン」。

『霜降りバラエティ』(テレ朝)にミキ。

『にゅーくりぃむ』(テレ朝)「裸の王様度チェック」。

『ぼる塾の煩悩ごはん』(テレ朝)空気階段・鈴木もぐら。

『チマタの噺』(テレ東)にドランクドラゴン・鈴木拓。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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