納言・薄幸 下積み時代の料理経験を綴る。思い出の味はヨーグルトとレモン汁で作った“チーズケーキ”

2021.3.1
0301納言薄幸ジャーナル

緊急事態宣言の影響で消費が冷え込むなか、家庭内需要の高まりなどで過去最高の売り上げを記録したのがポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社の「ポッカレモン100」「キレートレモン」などのレモン関連商品だ。

ヘビースモーカーで酒飲みという時代と逆行するキャラクターと“街ディス”を武器に、ブレイク中の納言・薄幸(すすきみゆき)。20代後半になった薄は最近、ビール党からレモンサワーに鞍替え。実は料理が得意なこともあり、料理にもレモンを使うことが多いようだ。“薄幸流”レモン活用法と下積み時代の思い出の味とは。


ビール1杯でお腹がふくれるようになってしまった

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みんな! フルーツは好きかい?

ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、私は吸った煙草の煙を酒で飲み込むという日常生活を送っている、世にも珍しい不健康思考な人間だ。甘い物をとるときには、原材料名“悪いもの”と表記されているような、栄養もクソもない、それはそれは下品なスイーツを選ぶ。

よって、ポリフェノール?カテキン?だとか、ちょっと詳しくはわかんないんだけど、健康そうな栄養満点のフルーツを食べる機会がめったにないのだ。スーパーに寄ったとしても、フルーツコーナーの前だけは競歩のスピードで通り過ぎる。

私は君たちに、用事がないからね。そんな私が一番食べているフルーツはレモンだ。食べているというよりかは、飲んでいるといったほうが正しい。

今までの私は、居酒屋で焼酎ボトルを入れようと誰かが提案すると、ビールが飲めないじゃないかという理由で猛反対、超不機嫌になる麦自身も恐れるであろうほどのビール党だった。

しかし、20代後半にもなると、ビール1杯でお腹がふくれてしまうようになった。ビールが、年齢に負けたのだ。年齢が、ビールに負けたのか? どっちだっていい。

現在、レモン関連商品が爆売れ中

ただ不思議なもので、同じ炭酸でもサワーだとある程度は飲めるので、自然と居酒屋でレモンサワーを選ぶ機会が多くなった。グレープフルーツだったり、キウイだったり、いろんなサワーがあるけど、レモンサワーを選ぶことがダントツで多い。

私は常に、1秒でも早く、1杯でも多く酒を体にぶち込むんだ、という強い覚悟を持って居酒屋に足を運んでいる。そう。私にはメニューを選んでいる暇なんてこれっぽっちもないのだ。

そんなときどうするかというと、レモンサワー。レモンサワーを置いていない居酒屋は少ないし、レモンサワーがハズレだったことは滅多にないから、レモンサワーを選ぶのだ。

選ぶというより、言う。レモンサワーって、言う。レモンサワーを連呼しまくるから、お前レモンの化け物に取り憑かれながらコレ書いてるだろって、そう思ったよね? 心配かけて、ごめんなさい。

納言 薄幸 レモンサワー
薄幸とレモンサワー

今、外出自粛などの影響でレモンを使った商品が、爆売れしているらしい。「ポッカレモン100」が合計で去年の同期比124%、「キレートレモン」が合計で107%に増えたとのこと。

私自身も以前と比べ、宅飲みする機会が増えたので、瓶のレモン果汁、大量の炭酸水、乳飲み子サイズの甲類焼酎を、常に家に置いておくようになった。私のように宅飲み目的でレモンを買う人も多いかと思うが、それ以外にも料理やお菓子作りのために買う人も多いそう。

ありがたいことに少しずつ仕事が増えて、ロケ弁なんかを持ち帰って食べることが多くなったから、最近は料理をする機会が減ってしまったが、外よりも寒いボロアパートに住んでいた仕事のない時期は、よく飯作りをしていた。

売れるぞって思いながら食べていた手作りチーズケーキ


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