岡野陽一のダイエット「人生、ただの頑張り選手権になったら全く楽しくない」
気づいたらとんでもなく太っている……まずい、自粛期間中パチンコに行けなかったせいだ! 人知れず「パチンコダイエット」をしていたという岡野陽一が、コロナ太りを解消しようと生活を改めた。果たして新ダイエットは成功するのか。
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自粛でおかしくなった訳ではない
僕は今ダイエットをしている。
皆様、落ち着いて欲しい。
言いたい事は分かる。
この世の皆様の目に触れる読み物の中で、興味のない書き出し選手権があるとすれば上位に入る書き出しなのは分かっている。
この世におじさんのダイエット程どうでもいいものはない。
皆に羨まれるモデルやイケメンのダイエットならまだしも、ましてや私はただ人様に金を借りて生き永らえているだけの肉の塊「恥肉」。
その恥肉が、自分の唯一のアイデンティティである肉の面積を減らしているのだ。
決して自粛でおかしくなった訳ではない。
別にモテたい訳でもないし、盗みの時に細い所に入れるようになりたい訳でもない。
そもそも僕は泥棒みたいな顔だが人の物は盗らない。
私みたいな人間は、少しでも皆様の目に触れる部分の面積を減らすべきだと気付いたのでございます。
最終的には0になれるよう頑張ります!
というへりくだりの極地にいきついた訳でもない。
ただの思いつきだ。
体重を77.7kgにしたい。
キティちゃんの体重がリンゴ3個分みたいなキャッチーさに憧れ、ゲボキティちゃんの体重を77.7にしたくなったのだ。
書いていて思ったのだが、やはりさっきの発言は撤回させて頂く。
自粛でおかしくなったのかもしれない。
何はともあれこうして僕のダイエット生活は始まったのだ。
ダイエットを始めたのは、東京では2度目の緊急事態宣言の日「1月8日」。
菅総理の会見をおかずに最後の米を食べたのを未だに覚えている。
間違いなく今までの人生で一番太っている。
歩くと乳が揺れるのが分かる。
体重を量ってゲボが出た。
「90.2kg」
今までいくら食べても83kgくらいで止まっていたのに!
あんなにうんこしてるのに!
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