「元気なライブハウスを取り戻したい」クリトリック・リスがクチパクのライブ開催!

2020.3.8
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事前に録音したライブ録音に合わせたクチパクライブ!

スキンヘッドにパンツ一丁の姿でおなじみの、スギムによるひとりスカムユニット「クリトリック・リス」。2019年4月には50歳になる年を記念して、日比谷野外大音楽堂でワンマンライブを敢行した。彼のインパクト大なライブパフォーマンスは、音楽ファンから熱烈な支持を得ています。

そんなクリトリック・リスが、2020年3月11日、大阪・堺FANDANGOにて「クリトリック・リス クチパクライブ」を開催することを発表しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため、日本政府からのイベント自粛要請により日本全国のライブハウスでイベントの中止が相次いでいます。そんななか、堺FANDANGOでもイベントが中止になった3月11日を借りて、クリトリック・リスは「クチパクライブ」の緊急開催を決意。

スペースにはじゅうぶんに余裕を持たせ、入場時にマスクの着用を徹底し、予防に専念した環境で事前にスタジオで録音したライブ音源に合わせたクチパク、という恐らくかつてなかった前代未聞のライブが開催されます。マスクを持っていない方は入場時に購入が可能だそうです。

チケットは、クリトリック・リスの専用予約フォームより受付中。

このライブ開催に向けたスギム(クリトリック・リス)が以下のコメントを発表。ライブに行けない方も、クリトリック・リスの音楽が興味の範囲外でも、このコメントは音楽好きなら必読です!

テレビをつけても例のネガティブ話題だらけで、もううんざり。
政府の出した大規模イベントの中止・延期要請が、今や小さなライブハウスまで影響を及ぼし、集客やイベント実行が困難となってる。先がまったく見えない。1カ月後? 2カ月後? 半年? タイムラインからはイベント中止のツイートが止めどなく流れてくる。
ことが終息した後には、私たちの音楽を楽しむ場がなくなってるかもしれないという恐怖が芽生えてきた。「中止にしろ!」と言うのは簡単だけど、ライブハウスで働いてる人も居るし、そこを必要としてる人もいる。
何も悪いことしてないんだし、謹慎する必要なんてない。
一度灯を消すと次に点けるのが大変。もう2度と点かないかもしれない。
平日のライブハウスハウスにお客さんがいっぱいってことの方が稀だった。
こうなって、さらにお客さんが来なくなった。
鮨詰めの状態でライブをするのはリスクが高いけど、スペースに余裕があって、予防に専念すれば、やっていいでしょ。やらせて。
この異常な事態を乗り切るためにみんなでアイデアを出し合おう。
一刻でも早く、元気なライブハウスを取り戻したい。今が大事だ。
堺FANDANGOでイベントが中止になった日を借りて急遽「クリトリック・リス クチパクライブ」を行います。
スペースに余裕を持たせ、予防に専念します。
よろしくお願いします。

スギム(クリトリック・リス)


緊急開催 クリトリック・リス クチパクライブ

2020年3月11日(水)
場所:堺FANDANGO
時間:開場19時/開演20時
料金:入場500円+1ドリンク(前売/当日共に)
ライヴ内容:事前にスタジオでライブ録音した音源に合わせたクリトリック・リスのクチパクライブ。MCもクチパク。
※定員200名のところを50人限定。
※お客さんはマスク着用入場厳守(ない方には販売いたします)。




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