|
|
インフルエンサーさんが消えた
SNS断捨離を始めて数カ月経ったころ。
どれだけSNSで気分を害されていたのかようやく気づきはじめた。くだらない議論、罵倒、クソリプが、自分のタイムラインから消えた。
ネットのインフルエンサーさんたちの情報が表示されなくなった。意識して排除したわけじゃないが、断捨離していたら自然に出なくなった。すがすがしい気分だ。
エゴサーチをしたときや何かの拍子に、たまにひどい発言に遭遇することもあるが、ダメージをあまり受けない。いま巻き起こっているタイムリーなことでひどい発言を読むと、嫌な気分になる。だけど、もう過ぎ去ったことだと、そんなにダメージを食らわないのだ。時間差があると、冷静に把握できる。無駄に腹が立たないし、無駄な反論を考えたりしなくてすむ。
悪口を書いているつもりはなかったが、丁寧に優しい口調で反論したのも、相手にとっては、ただ追い詰められるだけの悪口だと感じていたかもしれない。SNS断捨離をしてスッキリした今となっては反省している。
もちろん親しい人と議論することはある。議論は、人と場を選んで、適切なときにしないと大火傷することになる。
SNSをスリム化したおかげで、時間に余裕が生まれ、SNS以外からの情報摂取量が格段に回復した。自分で想像していた以上にSNSで時間を浪費していたことがはっきりとわかった。ゆっくりと深呼吸するようにインプット・アウトプットができるようになってきた。
|
|
関連記事
-
-
シティポップだけではこぼれ落ちる80年代前夜のリアルを、スージー鈴木が小説『弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる』で語り直した理由
スージー鈴木『弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる』(ブックマン社):PR -
13回面接に落ちた先で出会った運命の相方。かが屋の今につながるバイトでの経験
求人ボックス:PR -
“映画館の上映作が選べるかも⁉下北沢のシネマ『K2』会員コミュニティ「PARTY」で“映画ファンの夢”を叶えよう
株式会社MotionGallery:PR -