『水溜りボンドのANN0』緊張と驚きの初回放送を密着レポート(写真23枚)

2020.4.9

一度しかない“レギュラーラジオの初回放送”

ふたりが岡村のいるブースに突撃すると、スタジオのスピーカーからチェーンソーの振動音が……。「振り回してないです!」「情報操作だ!」と大慌てのふたり。ブースの外から見守るスタッフたちも声を上げて笑っていた。

岡村はふたりが慌てている様子をひととおり楽しんだあと、「思てるよりいい人そうですけどね……でもまだ僕も信用したわけじゃないので」とコメント。「このあとがんばってくださいね!」と大先輩からの激励をもらい、急いで自分たちの放送ブースへ駆け込んだ。

生放送開始の瞬間。ディレクターの合図を見つめ、第一声のタイミングを見計らう

時刻はすでに、番組が始まる27時の30秒前。息つく間もなく、いよいよ放送がスタートする。ラジオファンのふたりにとって念願の『オールナイトニッポン0(ZERO)』のタイトルコールから、いつもどおりの軽快なトークが始まった。

舞台が動画からラジオブースに変わっても、ふたりのかけ合いは息ぴったり。切れ味鋭いリスナーからのメールにたじろぎつつも、ふたりは一度しかない“レギュラーラジオの初回放送”を全力で楽しんでいた。

普段のYouTubeと同じテンションでトークが弾む水溜りボンド
普段のYouTubeと同じテンションでトークが弾む
番組後半には、すっかりリラックスした表情になるカンタ
番組後半には、すっかりリラックスした表情に

トミーが番組レギュラーパーソナリティに決まったことを報告するために3年ぶりに実家へ帰ったエピソードや、カンタが体育会系のハードなアルバイトをバックレたエピソードなど、普段の動画ではなかなか聞けないふたりのプライベートの姿が語られる。

「さよならチェーンソーの会」のコーナーでは、カンタが牧師としてスピリチュアルなキャラクターを演じ切った。作家・高橋から下された「キャラから降りない」という使命を守り、無事にコーナーを終えたカンタは安堵のため息を漏らしていた。

CM中、なんとカンタのツイッターにサカナクションの山口一郎から「ゲストに呼んでー。笑」とリプライが届く。トミーが「あのコーナーで山口さんのチェーンソーな部分を……」と提案すると、カンタは「ダメです!」と全力で否定していた。「#水溜りボンドのオールナイトニッポン0」がツイッターの国内トレンド1位にランクインするなど、ファンのみならずラジオリスナーからの注目度も高いようだ。

MixChannelでは同時生配信も行われている

あっという間に90分の放送が終わり、充実した表情でブースを出たふたり。独特の緊張感が漂う『オールナイトニッポン』の生放送も、彼らは自分たちの遊び場に変えてしまった。番組はまだ始まったばかり。ラジオパーソナリティとしての水溜りボンドは、これからリスナーにどんな物語を見せてくれるのか―――。次の木曜日が楽しみで仕方がない、そんな期待を抱かせてくれる初回放送だった。

終了直後にインタビュー&サプライズも

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山本大樹

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山本大樹

(やまもと・だいき)クイック・ジャパン編集部。1991年生まれ、埼玉県出身。

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